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「おかやま心」リーフレット ~学生ボランティア「あした彩(いろ)」とのコラボ~
「あした彩」の学生さんとのコラボ
令和3年10月末現在、12大学2専門学校(岡山商科大学、岡山大学、岡山理科大学、川崎医療短期大学、川崎医療福祉大学、環太平洋大学、吉備国際大学、倉敷芸術科学大学、倉敷市立短期大学、山陽学園大学、ノートルダム清心女子大学、くらしき作陽大学、岡山医療福祉専門学校、倉敷中央看護専門学校)の学生が「あした彩」に加盟しています。
完成までの足取り
第1回目会議資料より 学生さんたちが作った最初の構成案 会議の様子
なお、この作成に関わってくださったメンバーは総勢10名の学生(岡山商科大学、ノートルダム清心女子大学、吉備国際大学)です。
完成しました!!
こだわりポイントはココ!!
あした彩メンバーへのインタビュー
Q 作成にあたってのこだわりや工夫した点は?
A いままでのリーフレットはピンク色が主体で、女性目線のイメージで作られていました。性暴力被害は性別に関わらず起こりえますので、誰もが手に取りやすい青色基調で作成し、産婦人科医療支援だけでなく、心や外傷などに対する医療的支援にも触れるようにしました。
A 性暴力に遭っても自分では被害と気づいていない方がいます。「それは性暴力なんだよ」と気づいてもらうため、具体的な例示をみんなで話し合って盛り込みました。
Q 作成にあたって苦労した点は?
A 言い回しや表現など、それぞれ意見を出し合う中で衝突する場面もありました。それを取りまとめていくのは大変難しかったです。
Q リーフレットに寄せてひと言
A 被害に遭われた方には「ひとりではない、孤独ではない」ということを伝えたいです。また、話せない性暴力被害による悩みを社会全体で話せるような環境にしていきたいです。
A 10代でSNSでの被害を受けている人が増えていると聞きました。同級生やこれから大学生等になる人たちに、性暴力について知ってほしいです。
A 家族や友人など周囲にいる人たちのどのような言葉が、被害に遭った方を傷つけるのでしょうか? 性暴力に直接かかわっていなくてもだれもが関係はあります。社会全体で性暴力を考えるきっかけになってほしいです。
A 被害に遭った方は自分を責める傾向にあります。自分自身、そのような人の力になり、寄り添えるようになりたいと思います。また声を出しにくい現状を変えていきたいです。
A 「被害に遭うのは女性」というイメージをはじめとして、性暴力について知られていないことが多いので、まずは性暴力被害というものをいろんな人に知ってもらい、被害に遭ってもひとりではないこと、相談するところがあるということを知ってほしいです。
完成したリーフレットはこちらです
「おかやま心」リーフレット [PDFファイル/607KB] A4版三つ折り