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2021年2月5日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
 この1週間の状況ですが、先週に引き続き、1日当たりの新規感染者の発生が少ない状況が続き、病床使用率も低下するなど、感染状況を示す全ての指標で改善していることから、ステージ2になったと認識しております。一時の危機的な状況からは脱しつつあり、これも、医療機関の皆様の懸命なご努力と県民の皆様一人ひとりの感染防止へのご協力によるものと、あらためて感謝申し上げます。
 しかしながら、クラスターが起きれば、この状況も一変いたします。また、大阪府や兵庫県といった近隣府県での緊急事態宣言の延長が決定されており、予断を許さない状況が続いているところでございます。
 このため、県民の皆様には引き続き、緊急事態宣言地域との不要不急の往来や、長時間、大人数での会食を避けるなど、特措法24条9項に基づく要請について、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。
 なお、国の依頼を受け、2月3日より県環境保健センターにおいて、陽性となった検体について、遺伝子変異の有無のスクリーニングを開始したところでございます。スクリーニングの結果、遺伝子変異の見られた検体については、国立感染症研究所で変異株の確定検査を行うこととなります。これにより、県内における変異株の監視体制を強化してまいります。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 先日成立しました特措法の改正案についてお伺いしたいんですけれども、あらためて知事の改正案に対する評価をお聞かせください。

知事)
 特措法をより実効性のある形にしていただきたいということで、全国知事会を通じて訴えてきたところでございます。またそれも、通常国会の最後の方で可決をしていただいても、実際の施行になる時には、感染状況ずいぶん違ってきていますので、今緊急事態が出ている段階ですので、もうできるだけ早く冒頭で審議していただいて、一番早く可決をしてほしいということを強くお願いしてきたところでございます。どれぐらいの実効性をつけるのか、いろいろ議論があったと思いますけれども、一歩前進をした、また、そのタイミングが、非常に皆さんご努力をいただいて、他にも重要な審議があるにもかかわらず、最優先で議決をいただいたことに感謝をしたいと思います。新たに付与された権限、きちんと慎重に使っていきたい。県民の皆さんの命と生活を守るために、必要な時に行使していきたいと思っております。

記者)
 医療非常事態宣言の方は、まだ解除されないとの認識でよろしいでしょうか。

知事)
 はい。大変いい質問ありがとうございます。この指標、全て非該当ということであります。ただ、これまでのいろいろな上がり下がりでおわかりのとおり、一つクラスターが出る、それが例えば高齢者施設、もしくは病院でクラスターが起きる、もしくはそこから他の場所に飛び火をする、そういうことになると全く状況が変わるというのが、これまで何度か県内でも見られてきた。他県でも何度も我々見てきたところでございます。もうしばらく、医療非常事態宣言については続けさせていただきたいと思います。先ほどのコメントでも申し上げましたけれども、隣県の兵庫県、いまだにまだ1日の新規感染者が3桁という状況が続いているわけでありまして、それがもう本当に新幹線に乗ればわずか30数分、車に乗っても高速で1時間そこらの距離でありますので、我々、引き続き緊張感を持って取り組まなければいけないというふうに考えております。

記者)
 目安があればいいんですけれども、隣県の状況というのが、やっぱり今解除するかどうかの判断が大きいわけですかね。

知事)
 実際のこの新規報告数があって、それが療養者を増やし、当然ながらこの病床の占有率を変えていく、それが医療への負担になっていくということで、新規感染者はどうやって生まれるのかというと、患者との接触ということで、そのすぐ近くに、まだまだ大きな日々新たな感染者を起こす地域がある。そもそも自分たちの県内からも、減ったとはいえ、毎日毎日まだ報告が続いているということですので、もうしばらくこの宣言を続けたいと思っています。

記者)
 発言の確認なんですけれども、ステージ2にはステージを落とすんですけれども、県民に対する要請というかお願いというところでは、今後も変化することはないという理解でよろしいでしょうか。

知事)
 おっしゃるとおりです。私としても、無意味に厳しいお願いを続けたいわけではございません。適当な時期に、医療非常事態宣言についても、それから特措法に基づくお願いについても、早く外したいと思っておりますけれども、まだ本日は、その段階、そのタイミングではないと思っています。

記者)
 今の状況で、いわゆる協力要請であったり、医療非常事態宣言であったりを解くめどというか、目安というか、知事として今お考えはありますか。

知事)
 新たにお願いをする、宣言をする時に、では、いつどういう条件が満たされれば解除されるんですかというので聞かれますし、当然気になるところだと思います。実際、これまでの1年間、コロナに対応してきて思いますのが、一つの指標でこうなったらこれ、ああなったら大丈夫ということがないということであります。それぞれ繋がっていますので、全く独立して何か五次元の方程式を解くみたいなことではないんですけれども、自分たちの地域だけでも完結しない、自分たちがこうなっていても、隣が静かなのか、それとも大騒ぎになっているのかということでもずいぶん違ってきますし、春の時にいろいろ決めた、それぞれの県独自の指標だったり、もしくは解除基準というものが、多くの県で次々に改定をせざるを得なかったということもありまして、今、私の学んだ教訓というのは、あまりその手の守ることができるかどうかわからない目安は発表しない方がいいということであります。ただ当然ながら、この新規感染者数というのが、もう全ての入り口になることでありますので、これを今のようにどんどん減らしていって、そうすると、1週間、2週間経つと、この療養者数ですとか、この病床使用率、それから重症者数が減っていきます。そうなってくると、ずいぶん解除がしやすくなってくる。これ当たり前のことで申し訳ないんですけれども、結局はそういうことだと思っています。

記者)
 これまで高止まりしていた重症者用病床の使用率、これが非常に数値としては下がりましたけれども、この受け止めについてお願いいたします。

知事)
 これは、正直ほっとしています。重症者用の病床、元々少ないんです。確保した401のうち37、1割に満たないわけでありまして、本当に数例のこの増加が使用率のかなりの上昇に繋がるわけでございます。その当然逆で、数人退院していただいただけで、数人一般病棟に移っていただいただけで、大きく数字が下がるということでございます。ただこれも、また逆も正しくて、またほんの数名、100%が37人ですから、例えば10人、20人、この重症者が出れば、もう全く様相が違う。10人、20人というのは、高齢者施設でわしゃっとクラスターが出れば、それぐらいの新規感染者は出るわけです、この高齢者施設の規模からすれば。高齢者の場合は、感染してしまうと、1週間、10日経った時点で重症になる率は結構高いわけですので、ずいぶん下がったんですけれども、何かの油断がまた生じて、中規模、大規模の高齢者施設でクラスターが発生すると、多分その2週間後にはこの率というのは、もう跳ね上がるということであります。ですから、本当に下がってよかったなという思いと、この重症者用病床の占有率については、非常に動きやすいという性質がありますので、かつまた、数字が高い時には、それぞれの医療機関に大変な負担をかけるという、そういう数字でありますので、本当に油断はできないなと考えています。

記者)
 変異種の環保センターでの検査について、その経緯と狙いをもう一度お願いします。

知事)
 これは、国の方でスクリーニングを始めているということで、我々もその対象になったということでございます。狙いというのは、もう当然ながら、イギリスで見つかって、今、注意喚起がされている変異株ですとか、もしくは南アフリカで見つかって注意喚起されている変異株、それぞれうつりやすかったり、もしかしたら重症化もしやすいんじゃないかとか、いろいろなことが言われておりますけれども、詳しいことはわかっていないということで、これまでに今広がっているヨーロッパ型と言われていますけれども、今の株よりも、我々とすれば注意して対応しなければいけないわけですので、当然その監視網をきちんとつくっていく。地元でもつくっていく、これ自体は非常に重要なことで、我々もその監視網に入ることができて、それは、私は県民の健康を守るという意味ではいいことだと思っています。

記者)
 ステージが下がったということで、次は経済をどういうふうに回していくかということも課題にはなってくると思うんですけれども、今、新規の発行を停止しているGoToイート、自粛要請をしているかと思うんですけれども、GoToイートの利用とか、あと県独自の中四国在住者を対象にしている宿泊クーポンに対するお考えというのは、どうでしょうか。

知事)
 感染拡大を防止するためにいろいろなお願いをし、経済に下押しの圧力をかけざるを得ないということになっています。私としても、できる限り早くそういったことを復活させたいという思いはあるわけでありますけれども、先ほど医療非常事態宣言についてはまだ外すわけにいかないということを申し上げたのと同じ内容、思いなんですけれども、春の時には本当にかなりもうなくなるところまで押し込んだ、そのおかげで、それから2か月か3か月、ずいぶん低い状態が続いたんですけれども、夏の感染の時には下がりきらないまま、今度は経済を回そうという努力の方に転じて、それが非常に厳しい秋、冬の第3波に繋がったというのは、多分我々が去年得た教訓なんじゃないかと思っています。今でも、緊急事態宣言を解除するのは、どこまで下がれば解除すべきなのかということが、いろいろな場所で議論をされていますけれども、もうとにかく私も早く解除したい思いは、多くの方と共有しているんですけれども、目先で早く経済を回したい皆さんに、こんな不自由な思いを続けて欲しくないということで、早すぎる解除、もしくは早すぎる経済を盛り上げるための方針転換をすると、数か月後に大変後悔をしかねないということで、このGoToイートですとか、GoToトラベルですとか、そういった経済を回していく施策については、まだそちらの方に転換するには早いと思っています。じゃあいつになったら回せるのかということなんですけれども、少なくともこの数日ということにはならないと思っています。

記者)
 今日の最新の状況で、PCRの陽性率の検査で、かなりこれまでの検査数からそもそも分母が減少しております。首都圏では、現場の疲弊によってかなり濃厚接触者の調査が難しくて落ちてしまっているという現状があるんですけれども、県内の現状については、知事はどういうふうに考えていらっしゃいますか。

知事)
 神奈川県で、もうこれまでのような検査はできないという宣言をされたりですとか、東京都の方は、宣言はしていないけれど、事実上そのような対応を神奈川県より前から取っていたそうであります。当然それはもう、仕方がないのであれば現実対応ということなんですけれども、幸い岡山県の場合、手が回らないので、本当はここまで調査をするべきなんだろうけれども範囲を狭めるという対応まではせずに済んでいるところでございます。これは非常に単純に、新規感染者もしくは疑い患者が減ってきたので、同じ基準でも検査の必要がずいぶん下がってきた、それを映しているということでございます。

記者)
 ステージ3からステージ2に下降し、ステージ2ということなんですけれども、現在のそのステージ2というのは、県民にどういうふうに受け止めてもらいたいというふうに考えていらっしゃるのか、あらためてお伺いできませんか。

知事)
 ステージ3の状況がありました。ステージ3からステージ4に行くのか、新規感染者でも病床使用率でもいいんですけれども、こう上がってきた時に、この感染モノの怖いところは、こう行ってこれぐらいだったらまだ何とかできるんですけれども、どんどんどんどん傾きが厳しくなって、本当に制御できなくなる可能性があるということです。ですから、ステージ2から3に行くまでは結構天井高いなと思っているんですけれども、一旦ステージ3で勢いを止められないと、すぐステージ4、その先へということです。そのステージ3から2に下りることができたというのは、4まで突き抜けることと比べても全然景色が違いますので、本当によかったという思いと、じゃあステージ2の中で我々どこにいるんだということなんですけれども、ステージ2の中ではかなり3に近いところにいるわけでありまして、もう本当に大変だ、例えば個人が病気で入院している時に、もうこのままいったらICUに入らなきゃいけないかもしれない、本当にちょっといろんな面で心配だっていう、そういう状態から一般病棟の方に戻ってきたけれども、でもあなた、普通の患者さんとは違うんですよ、ICUから戻ってきたばっかりですから、何かあったらまたICUなんですよというぐらいの一般病棟ということですので、まだまだ先ほどの医療非常事態宣言を下ろすですとか、経済を回す方に舵を切る、そういうような状況ではないということでございます。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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