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2020年7月22日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症対策 4連休を迎えるにあたっての呼びかけについて

 本日は、新型コロナウイルス感染症対策に関連し、4連休を迎えるにあたっての呼びかけについて、お話をさせていただきます。
 7月に入り、全国的に新規感染者が増加傾向にあります。本県においても、この1週間余りの間に、相次いで感染者が確認され、県内初のクラスターも発生いたしました。新型コロナウイルス感染症は、若者は無症状か軽症のことが多く、気付かないうちに他の人に感染させてしまうことが分かっており、高齢者など、重症化リスクのある人への感染拡大も懸念され、注意が必要であります。
 明日からの4連休を迎えるにあたり、県民の皆様に対し、次の3点についてお願い申し上げます。
 まず、不特定多数の人が集まる場所では、消毒液を携帯し、手指衛生を徹底するとともに、人混みではマスクを着用し、人との距離を保つなど、感染予防に努めてください。
 次に、ご高齢の家族と同居するなど高齢者と接触する機会のある方は、県外への移動や夜の繁華街などでの行動は、特に慎重にお願いします。
 最後に、ご高齢の方は、外出時には人との距離を保つなど、「新しい生活様式」の実践を徹底してするようお願いいたします。
 県民の皆様におかれましては、3つの密が重なる場所を避けるよう徹底していただき、感染拡大予防と社会経済活動の両立にご協力いただきますようお願いいたします。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 県民へのお願いについてですけれども、今、東京だけではなくて、愛知県ですとか感染が拡大している地域がある中で、特に具体的な地名とかを入れなかった理由というのは何かあるんでしょうか。

知事)
 もともと、我々が出したメッセージ、ずいぶん前に出しましたけれども、感染が相次いでいるところに行くのは気を付けましょう。県外への移動、観光、買い物、飲食、娯楽スポーツについて、こういうことをお願いしますというものを出させていただきましたけれども、これはそのまま生きておりまして、県外への移動ということについて、移動先の流行状況などを確認して慎重に行動していただきたい、このままであります。地域は、東京がちょっと心配になってきました。それで言えば、北九州市を含めた福岡県が少し気になりますねという時期もあったわけですけれども、その後、東京都で数字が非常に大きくなりました。そこから周辺県、また大阪へと飛び火をしておりまして、今、愛知県が自ら、これはちょっと第2波だと、我々自身宣言せざるを得ないというふうに知事自ら言われているように、感染が第1波のときのように広がってきています。ですから、こことここに気を付けてください。それ以外はだいたい大丈夫そうですよというような、以前申し上げていたことが、今、言えなくなってきているというのが正直なところであります。まだ今の時点で、県外に出ないでくださいと言うほどではないんですけれども、どういう用事で行くのか、どこに行くのか、その行き先がどういう状況になっているのかきちんと調べて、出掛けられる際には、感染予防策をしっかりしていただきたいと思っています。やはり、近場、近場が安全だというのは、常にこの感染症ということでは原則でありますので、いや、せっかくの4連休だから、ちょっと家族で旅行に行こうかというときには、まず県内の近場から検討をしていただくというのがありがたいなと思います。

記者)
 岡山県でもちょっと最近感染が相次いでいましたけれども、他の都道府県では、いわゆる東京アラートのような、分かりやすい形で警戒状況を示すような指数を出したりしているところがありますけれども、いわゆる岡山版のそういったものを、今後、感染が増えた場合に導入するようなお考えはありますでしょうか。

知事)
 予測可能性を高めるという意味で、それぞれ設定をする、明確な数値をあらかじめお伝えをするというのは、一つの考え方だと思っています。ただ、第1波を経て、今の状況がどういうことになるのか分かりませんけれども、県内の状況、この1週間ほどで十数名が出ていますので、それを190万県民で割り算をしますと、10万人あたり何人かというのが出てくるわけですけれども、190万県民ですから、10万人当たりということで、1週間で19人出れば1.0ということに計算上なります。政府の指針では、2.5を超えるかどうかというのが一つの基準になって、今、東京ですとか、関東、関西で、その2.5を超えている都道府県がいくつも出ている状態でありますけれども、実際その件で、その数字がどうなっているかというのは非常に大事であるわけなんですけれども、同時に、日本中が東京の感染状況に大きく左右をされる、我々でいえば近くの大阪、兵庫の感染状況に大きく影響を受けるというのは、これは人の動き方からしても当然ですし、実際に第1波の時もそういうことが起きたわけでありますので、なかなかこれとこれがこうなると、自動的にというのが難しい。実際、東京にしても大阪にしても、他のいくつかの県についても、あらかじめセットした数字を超えてもアラートを出さなかったり、もしくはその逆で、その数字に達していないけれども、状況を考えればアラートを出さざるを得ないという状況になった県がいくつかあるのを承知いたしておりまして、そういうふうに、むしろ外れていることの方が多いアラートであれば、あまり出さない方がむしろ予測可能性を損ねずに済むと今の時点では思っています。我々自身、どういう基準でまた戻すかということについて、お示しはいたしております。感染者数が1週間でどうなっているか、それから、病床の切迫度合いがどうなっているか、あと全国の状況がどうなっているかということを総合的に判断してということを伝えしているわけですけれども、具体的にこれとこれがこうなったら、機械的にこういうステージに行くということまではお伝えしておりませんし、先ほど申し上げましたように、今のところちょっとあまりそういう数字を出すのはどうかなと思っています。ただ、1週間前と比べて、明らかに警戒すべき状況になってきているというのは間違いありません。

記者)
 お願いをお伺いしたいのですけれども、知事として県内のどういう状況を踏まえて、この3点をお願いするというようなことでしょうか。

知事)
 先日、若い人へのお願いをしたところであります。今、岡山県に限らずですけれども、岡山県、特にこの1、2週間のこの動き、それを第2波と呼ぶのかどうかは別として、第1波と比べて数字は大きい。ただ、若い人の比率が非常に高い、そのことを反映して、入院者、重症者が非常に少ないという特徴を持っています。ですから、今もうここで終わるのであれば、そんなに憂慮すべき状況ではない。この重症者、死者ということを考えればそうなんですけれども、何でこういうふうに私が毎日記者会見して危機感をあらわにしているかというと、もう当然のごとく確率の話ですから、若い感染者が多い、またリンクが切れている感染者が増えてきているのであれば、確率的に基礎疾患をお持ちの方、高齢の方にうつる可能性も当然増えてくる。高齢者に感染が広がる、それが高齢者施設で広がる、病院で広がるということになると、これはもう第1波で起きたような大変な事態が、岡山県を含めて、各地で起きることになりますので、まず若い人たち、今回の流行の中心である若い人たちに気を付けていただく。今回は、むしろ高齢の方に気を付けていただく。若い人については、今日のお願いは、特に高齢者と接する可能性がある、自分自身がおじいちゃん、おばあちゃんと時々会うことになっている、もしくは自分の仕事上、高齢者と接触、特に濃厚接触する機会が多い仕事に自分自身就いている。それぞれの方が自分の1週間の行動ですとか、家族構成を考えると、どれぐらいリスクが高いのか、おわかりだと思います。その方のリスクの度合いに応じて、行動を調整をしていただきたいということであります。また、ご高齢の方そのものも、1か月前、2か月前と比べて、出歩くときのリスクが高くなっているのは、これはもう残念ながら事実であります。今の時点で、外出しないでくださいというお願いではありません。外出しないことで、また健康を害するリスクの方もありますので、今の時点では、高齢の方も外出をしていただいて健康を保つ、大事なことなんですけれども、1か月前、2か月前よりも、より注意をしていただきたいと思っています。残念ながら、岡山県でも高齢者の方が感染をするリスク、実際出てきております。安全と言い切れない状況がございます。ぜひともよろしくお願いしたいと思います。

記者)
 2番目の繁華街などでの行動は特に慎重にしましょうというのは、具体的にはどういった行動を促したいということでしょうか。

知事)
 しないのが1番ですよね。例えば、1週間後におじいちゃんのところに家族で行くことが決まっている、みんな楽しみにしているというんだったら、それまで夜出歩くのはちょっと止めとこうかなというのは、非常に賢い判断なのかなと思っています。もしくは、ご自身が高齢者施設で働かれているという若い方の責任は大きいと思っています。ちょっとしたことで食事に行くぐらいはいいんですけれども、その後、二次会に行こうっていうことになって、断り切れずにみんなで気分良く歌ってしまったというのは、高齢者の方と日々接する仕事をしている人がそれをするのは、お仕事上接している高齢者のことを考えると、責任がある行動とは、今の時点では言えないんじゃないかなと思います。それぞれの方の置かれている状況で違うと思うんですけれども、ぜひ、この可能性があるんだったら、これは止めておこう。自分はこういうことなんだから、この期間はこうしようという、そういったことをそれぞれで考えていただきたいと思います。一律に行くなとか、やるなというわけではありません。

記者)
 県境移動とか、夜の繁華街など行かないなど、慎重に行動しましょうということですね。

知事)
 はい。そうですね。そんなに絶対行かなきゃいけないようなものでもなかったし、こういう状況だったら、ちょっと遠出は止めて近場に行こうというのも一つの考え方だと思います。

記者)
 今日からGoToトラベル開始ということになるのに関連してなんですけれども、今日出していただいたのは県民へのお願いということなんですが、今日までに類似の質問が出ているのは理解しているんですけれど、来県者への呼びかけというところなどいかがでしょうか。

知事)
 普段であれば、来て来て、お越しいただいてありがとうということなんです。お越しいただいてありがたいという気持ちはそのままなんですけれども、お互いにとって、とにかくこの病気の非常にいやらしいところは、無症状でもかかっている可能性がある。無症状でも他人にうつす可能性があるということ、あとこの部屋の中にいる誰一人として、私は絶対かかっていないということを、確信を持って言える人がいないということなんです。ですから、来られた人がウイルスをお持ちかもしれないし、来られた方を岡山でおもてなしをする方がそのウイルスを持っているかもしれないということですので、岡山は一部の都道府県と比べると比較的安全かもしれませんけれども、ぜひお気を付けいただきたいという、気を付けながら、ぜひ岡山を楽しんでいただきたいなと思っています。

記者)
 気を付けながらというのは、県民に対するお願いと同じようなことということでしょうか。

知事)
 おっしゃるとおりでございます。大事なことですから何度でも言います。マスクをするですとか、手洗い、手指消毒をする、それから3密を避けるという、前から言われている基本的なことをきちんとやるというのが、実は一番大事なんだということを、昨日の専門家会議でも、多くの先生方が繰り返し言われていたことでございます。やはり基礎の徹底というのが大事だなと思います。

記者)
 GoToトラベル、制度面の方でちょっと詰まっていないというようなご指摘もあったりするんですけれども、知事はこれまでに言及しているのも理解しているんですが、この段階でさらに言及していただくことがあればよろしくお願いします。

知事)
 なかなか大変だと思います。例えば2週間前であれば、多くの人が楽しみにしていた、ずいぶん前から早くやってほしいなという要望の声が大きかった大型プロジェクトであったものが、どんどん感染が広がるタイミングとちょうど当たったがために、いろいろなことが起きてしまっています。私とすれば、とにかくこのプロジェクトが始まってからでも、1週間後、2週間後、感染状況がどうなっているか全く分からないわけでありますので、始まったからといって、もう一切変更ができないということでは当然ありません。感染状況に必要な措置をこれからも取っていただきたいということでございます。例えば、私が、日本は遅かった遅かったと何度も言いました、中国から、もしくはアメリカから、ヨーロッパからの入国制限、この制限を遅かったかもしれませんけれども、やると決めたときに断固として日本国政府やったわけでありまして、その点は評価しているんですけれども、その時に、これから予約をする人は入っちゃいけないけど、2週間前から予約して楽しみにしていた人をいきなり止めるのは申し訳ないから、そういう人は入っていいですよみたいな対応をしなかったわけです。これはもうやらざるを得ないと言ったら、バシッと止めたわけでありまして、とにかく感染防止が必要だということになったら、やはり一番大事なのが感染防止になるということなんだろうと思います。

記者)
 今のことを踏まえてなんですけれども、決定するのは政府というのは理解しているんですけれども、一県の首長として、現状の対策を修正していかなければいけない、必要だと思っている対策があれば教えてください。

知事)
 近場、近場の旅行に誘導するような策がもしあるのであれば、これは今からでも入れていただきたいなと思っています。県内の旅行、近隣の旅行の方が、予約が入れやすいとか、割引が受けられやすいとか、そういったことで、強制するのではなくて、より安全な近場の旅行に誘導するような工夫も、これも始まっているわけですから、なかなか難しいかもしれませんけれども、もしそういう修正の余地があるのであれば、お願いしたいと思っています。

記者)
 県外からの観光と関連して、県外からの帰省について伺います。昨日の専門家会議の議論になっていたところなんですけれども、あらためて今後見込まれる県外からの帰省についてはどのような呼びかけを行われますか。

知事)
 昨日の専門家会議、私が以前から思っていたこと、知っていたことを確認するようなことも多々ありましたけれども、それはちょっと思ってなかった、これは認識を新たにしたということもいくつかあったわけでありまして、帰省者への対応はそのうちの一つでありました。どういうことかというと、旅行者というのは、みんなが恐れているほどに危なくないんだということであります。そんなに知らない旅行者と普通はそこまで濃密な接触をしないから、言われてみればそうだなと、帰省者というのは意外と危ない。リスクは旅行者と同じだけある上に、元々知っている家族だったりするわけですから、その後、濃密に接触をすることが多い。そこで、この感染が起きやすい。だから、帰省者というのは、実は、我々非常に気を付けなければいけないポイントなんだという。そうしたら、どこか別の他県で勉強している、他県で働いている人に帰省をするなというのは、これはまだ今の状況からすると、強すぎるお願いになりますので、その帰省をする方に、帰省1週間前あたりから注意をしていただくというのが現実的ではという。着いてから2週間じっとしていろというのは、なかなか酷な話でありますので、先ほどの高齢者の方と会うのが分かっているのであれば、その前1週間ぐらい、いろんなことをちょっと注意していただくというのに非常に近い考え方なんですけれども、何日に地元に戻るんだったら、その前ざくっと1週間ぐらいは、夜みんなでどっかに行ったりするようなことは止めておこうという、ちょっとした心がけでずいぶん違ってくるんだろうと思います。また、帰省をされて、しばらくちょっとおとなしくしておいていただければ、帰省者を通じて感染をするというリスクをかなり抑えることができるということが、言われてみればそのとおりであります。ぜひ広くお伝えしていただければと思います。

記者)
 県外から県内に帰られる前は、少なくとも1週間は夜の繁華街というような外出は控えていただくということでしょうか。

知事)
 リスクになりそうな行動を控えていただく。特に夜の繁華街なんていうのは、非常にリスクが高い行動ですから、それを控えていただくだけで、良かれと思って帰省をして、親、おじいちゃん、おばあちゃんに顔を見せて、中学、高校の同級生と会って楽しく過ごしたことが残念な結果になるというリスクが、グッと低くなるんじゃないかなと思います。

記者)
 先日の知事会でも一部の知事が発言されましたが、東京で今日も230人とか240人出る見込みですが、東京のみ緊急事態宣言をするべきではないかという、そのような考えについては、どうお考えでしょうか。

知事)
 緊急事態宣言に何を期待するかということにもよるんだと思います。特別措置法の24条、45条、緊急事態宣言をして初めて使える45条を使うということであれば、東京だけでも緊急事態宣言を出すというのは一つあります。あとは、45条関係なしで、危機感を皆さんにきちんと伝えるために、緊急事態宣言が必要だというふうに言われる方もいると思います。ただ、緊急事態宣言、これが範囲を区切るか、広くやるかは別として、劇薬だということはみんな分かったことだと思います。非常に効くと。非常に効くんだけれども、例えば、手術は成功したけれども、その手術に耐えられなくて、患者は死んでしまったということがあったら、これはもう本当に何をやっているか分からないわけでありまして、特措法上の緊急事態宣言というのは、それにちょっと近いようなところがございます。確かにものすごく効くんだけれども、その副作用も強烈なので、それを何度も使ってしまうと、それこそ倒産、失業が溢れて、日本は景気がグッと悪くなると自殺者が1万人過去増えたっていう実績がありますので、そこは劇薬であるということを考えて、ぜひそれを使わずにできることから検討するというのが、普通の考える手順なのかなと思っています。ただ、ピンポイントでの休業要請ですとか、緊急事態宣言を出さなくてもできること、特に夜の街のこのお店ですとか、この業態、この地域のこの業態という形で、強力な措置を取るっていうのは、私はありなのかなと思っています。

記者)
 それは具体的には、例えば新宿だったり、池袋だったりの夜の街という理解でよろしいでしょうか。

知事)
 そのとおりです。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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