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2020年7月21日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症軽症者等の宿泊療養施設について

 本日は、新型コロナウイルス感染症軽症者等の宿泊療養施設について、お話をさせていただきます。
 新型コロナウイルス感染者の増加に備え、重症者を優先する医療体制への移行を進めるため、軽症者や無症状者の宿泊療養施設を運用しておりますが、このたび、その施設を変更いたします。5月15日から運用している鷲羽山下電ホテルは、7月31日で契約が終了いたします。これに代わり、お手元の資料にありますとおり、アパホテル岡山駅前を、新たな宿泊療養施設として運用いたします。運用開始は7月28日からで、確保部屋数は207室となりますが、対象者や運用体制は、これまでと同様でございます。本県では、この1週間、感染症患者が連日確認され、先日、県内初のクラスターが発生いたしました。
 今後とも、県民の命と健康を守るため、高い緊張感を持ち、医療体制の充実を図るとともに、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 今回の新しいアパホテルなんですけども、契約の費用がもしおわかりでしたら教えてください。

知事)
 月額52,125,000円でございます。これは税込みであります。

記者)
 鷲羽山ホテルのときは結構景色もいいので、ゆっくり休んでもらえるようなお話もあったと思うんですけれども、今回、もうちょっと中心部の方ですけれども、何か選定に当たって理由とか特にありましたら教えてください。

知事)
 鷲羽山ホテルだけで、もう間に合うというのであれば、それは一つのやり方だったかもしれませんけれども、我々とすれば、ホテルもキャパシティを増やしておきたい。我々自身、180室あれば大丈夫なのではないかと思ってはいるわけですけれども、想定外というのは起きてもおかしくないわけでありまして、病床を増やすというのは、これはもう大変なことであります。そもそもなかなか増やせませんし、増やした後、必要なくなった後どうするんという、いろいろな問題がありますけれども、岡山県内で何百もあるホテルをいくつか確保しておくかどうかというのは、使わなかったらまたホテルとして使うだけでありますし、我々として、使えるキャパシティを増やしておくというのは、非常にいい備えになると思っています。一つのところだけ使っておくと、他のところ、理論上は使えるんでしょうけれども、訓練ができていないですとか、本当に使えるかどうか確かめていないということになるわけですけれども、こういうふうに順繰りに使わせていただくことで、ここは使えるということが分かっているホテルをいくつか確保しておくということになると、いざというときに、これは当然またお話をしながら調整をするわけですけれども、ここだったら以前の経験からして非常に素早く切り替えができる。ここも半年前に経験があってという、手持ちを大きくすることができるという効果がありまして、今回新しいところを契約させていただいたところでございます。

記者)
 GoToキャンペーンに関しての話題なんですけども、東京除外によるキャンセル料の補償を国が方針を変えてやることになったということなんですけれども、知事のお考えとして、もっと早くできたですとか、あるいは妥当な判断であるですとか、何かご意見はございますでしょうか。

知事)
 これは本当に国の方としても大変ご苦労されているなということでございます。東京発着についてのキャンセルに関わる問題ですので、あまり岡山の県民の皆さん、もしくは業者がそんなに大きく関係するようなことではないと思われますので、あまり外野から余分な感想を言うのが適当かどうか分かりませんけれども、とにかくこれだけ大きなキャンペーンが直前に変わるということになると、それに伴ってまた東京発着を外す、そうなると、キャンセルが起きる、キャンセル料をどうするのか、本当になかなか実際には、途中で変更するというのは大変なんだなということを感じるところでございます。ただ、それを教訓にして、やっぱり一度決めたことは目をつぶってやらなきゃいけないんだという教訓を得てはいけないんだと思います。やってはいけないことをやってしまって、その結果、感染が大幅に拡大し、若い人たちだけじゃなくて、高齢者にも波及し、重症者が出て死者が増えるということになれば、やはりどんなトラブルがあっても、あそこで思い切って決断をすべきであった、変更すべきであったという、そういう方向の教訓を得るべきなのかなと思っています。本当に関係されている方、大変だと思いますけれども、感染の確認数というのは、これは誰もコントロールできないものでありますし、逆にコントロールしてはいけないもの、率直に疑いがあれば検査をするし、検査で陽性があればそれはすぐ出すものですから、我々がむしろそれに対応していろいろなことを変えていく。本当にコロナウイルスの性格、性質、腹立たしいわけでありますけれども、何とか我々それに対応していかなければいけないと思います。

記者)
 先ほどの180室とおっしゃったのは、今回患者さん用に使うのが180ということでしょうか。

知事)
 我々が最終的に、流行シナリオで用意しなければいけないだろうと計算したものが、病床が250、ホテルが180という計算だということをお伝えしたわけでありまして、今回確保したホテルの部屋の数が207です。

記者)
 前回、鷲羽山のときは100何室のうち80室くらいだったと思うんですけれど、今回、内訳としてはどういうふうになっているのでしょうか。

知事)
 実際、このアパホテル自体はもう少し部屋数がありまして、たしか二つのフロアは、お世話をする人用に取っておいたりとか、いくつか裏側の回しに使う部分で、実際に確保している部屋数が207ということでございます。

記者)
 それと昨日触れられた、いわゆる夜の街の立ち入りなんですけども、県警との話し合いの進捗というのはいかがでしょうか。

知事)
 今順次進めているところでありまして、そもそも警察というのは、強制力のある非常に強力な組織でありますので、警察自身はあまり権力の乱用に繋がるようなことに対しては非常に慎重である。我々とすれば、そういう非常に影響力のある団体ですので、期待を持っているということでありまして、今、それぞれで相談をしながら出てきているのが、東京の新宿であったようなやり方というのは、一つのモデルとしてあるんじゃないかなということになっています。全部警察の方に、風営法でどうせ回るんだから、そのときにちゃんとやってくださいよということで投げるのではなくて、県庁の職員ですとか、もしくは保健所の職員と一緒にチームになって出掛けていって、実態の検査をしていくということであれば、可能性が十分あるんじゃないかという、今、話をしていると認識しています。

記者)
 知事としては、できるだけ早くというイメージでしょうか。

知事)
 私とすれば、できるだけ早くしっかりしたことができればいいなと思っています。

記者)
 ホテルのことで何点かお尋ねしたいんですけれども、まずこのアパホテルは、契約的にはいつまでとかというのはあるんでしょうか。

知事)
 10月31日までということになります。状況に応じて、延長の可能性もあるというようなタイプの契約です。

記者)
 先ほど質問も出ましたけれども、今回このアパホテルを選定した理由、ポイントというのはどうでしょうか。

知事)
 いくつか、鷲羽山ホテル以外のところとも契約をしておきたかったということで、じゃぁ何でアパホテルなんだということになりますけれども、非常に交通の便の良いところも押さえておきたいということがありました。下電ホテルは、行政地域でいえば倉敷市ということになります。岡山市にも一つあっても当然いいだろうということと、街中ですから、病院ですとかいろいろなものに近いということ、あとこれは絶対的な条件ではないんですけれども、あまりにもマンションですとか、住宅に近いと、いろいろ何か不安とかあるかもしれないわけですけれども、非常にビジネス街区にあるということで、いろいろな理解が得られやすいという立地上の好条件もありました。

記者)
 下電ホテルのときは入所実績なしということですけれども、今回のようなクラスターも起きていますが、どういう状況になったらこの軽症者ホテルの方に、もちろん対象者は決まっていますけれども、どういう状況になればこのホテルの方に入ってもらうという条件みたいなものはあるのでしょうか。

知事)
 私とすれば、軽症者、それから無症状者には、まずホテルの方から入ってもらいたいというのが私の思いなんです。実際に振り分けているのは保健所の方でありまして、保健所の方とすれば、今、病院もそんなに逼迫している状態でもないし、念のためまず病院に入ってもらって、それでやっぱり大丈夫だということになったらホテルに移ってもらおうという方針でいたわけなんですけれども、実際、そろそろホテルに移ろうかという頃には、もうご本人は良くなって退院をされている。あと1日、2日のことで、わざわざホテルに引っ越すのもちょっともう面倒くさいと言うことで、じゃあそのままどうぞということで、たまたま使われていないわけですけれども、実際、今、そういう使い方をするのはそれはそれで悪くはないんですけれども、実際我々、第1波のときには、あえて患者を一つか二つの病院に集中させずに分散をすることによって、慣れてもらうということを専門家会議の提言に従って、あえて行ったわけでありますけれども、今もうだいたい、そういう意味では慣れてもらっていますので、私とすれば、ほぼ症状がないという時点で直接、他の県がやっているように、ホテルに送っていただきたいわけですけれども、保健所は今、そういう形には、現在では切り替わっていない。私とすれば、そのためのホテルなので、あまり無駄に病院に負担をかけずに、そもそもホテルを用意している時点で、看護師が常駐ですし、医師はオンコールで常に連絡が取れるようにしてありますので、私とすれば、軽症者、無症状者は基本ホテルからというふうに、早く切り替えてもらいたいと思っています。

記者)
 今、岡山市でクラスターが発生していますけれども、患者さんの振り分けというのは基本的には岡山市の保健所の方が判断をするということでしょうか。

知事)
 はい。少なくとも私の指示でできているわけではありません。

記者)
 細かいことなんですが、地上7階のホテル、これは全て丸々コロナ対応になっているという理解でいいんでしょうか、それとも一般用の宿泊分が残されているのでしょうか。

知事)
 一般の宿泊は受けていません。丸々我々が借り上げて、ただ部屋を全部埋めることは想定していません。全ての部屋のうち、207室を患者用に設定をしているということです。一般の人がそこに紛れ込むことはありません。

記者)
 全ての部屋ってどれぐらいあるんですか。

知事)
 315室です。

記者)
 療養施設の件なんですけれども、形としては下電ホテルからアパホテルに切り替えるような形になるかと思うんですけれども、下電ホテルのときは、いわゆる県内の状況にもちょっと余裕があって、そういう状況だからこそ療養施設もオーシャンビューとかそういう精神的なところを考慮してというお話をいただいたと思うんですけれども、今回アクセスがいいホテルをとったということで切り替えるということで、これはやっぱり県としても今、状況が逼迫してきたという認識なんでしょうか。

知事)
 それとは直接関係はしておりません。毎日、感染者数を発表していますので、それに対する危機感は強く持っておりますけれども、病院の病床をどれぐらい埋めているかということで言えば、岡山県内、現在でも重症者という患者がいないぐらいでありまして、ですから、そういう点ではまだ逼迫はしておりません。我々とすれば、地理的にも倉敷市だけではなく岡山市にも、タイプとして下電ホテルのようなものがむしろ珍しいタイプでありまして、もう少し実務的なものですとか、いくつか我々としてもバリエーションを持っておきたかった。今回のアパホテルの方が、ある種標準的な確保のやり方でありますので、これも当然持っておきたいということになります。

記者)
 その絡みでいうと下電ホテルの契約は終了するんですけれども、今後、県内の状況によっては、また同じところを借り上げる可能性があるということになるんでしょうか。

知事)
 十分ございます。我々とすれば、今、名前が出てないところと新たに契約して、訓練をしてということよりは、もう現にいろいろな打合せをして、実際、患者さんを受け入れられる体制を整えた実績のある下電ホテルさんというのは、我々からすると第1選択になるわけでありますので、当然、再交渉ということにはなりますけれども、基本的に我々がホテルを余分に必要になるようなときというのは、感染者が大量に出ているときでありまして、そういうときというのは下電ホテルさんに限らず、なかなかホテルが埋まるような状況ではありませんので、お互い同意はしやすい状況なのかなと思っています。

記者)
 GoToトラベルの件で一点、昨日の段階で期間の見直しや段階的な実施など、内容の見直しを考えてほしいとの考えをおっしゃいましたけれども、そのお考えは今日の時点でも変わっていないですか。明日から始まりますけれども。

知事)
 我々のプログラムではありませんので、決めるのは国ということなんですけれども、実際、本当に始まってからでも、また状況が変われば、一旦ちょっとお休みしましょうかですとか、県内でも予約をいただいているのはそのままですけれども、例えばブロックを越えてやるものについては、こうしましょう、ああしましょうとかというのは、とにかくコロナというのは、1週間で全く景色が変わるということが十分あるわけですので、本当にずいぶん前に決めて、もう何か月も準備したことであっても、これだけたくさんの人を巻き込んだことであっても、状況が変化すれば変更をするというのは、私はやるべきだと思っています。本当に東京発着を除外するだけで、これだけいろいろな問題が起きているわけですから、本当に大変なことだなと思うわけですけれども、それでも必要とあれば、時期を遅らせるですとか、ブロックごとに分けるですとか、地域を限定するということは、これからも十分考えるべきことだと思っています。それは、明日始まってしまったらもうどうしようもないっていうんじゃなくて、いつから始まるか、いつまでやるかにかかわらず、必要とあれば変更すべきだと思っています。


記者)
 GoToトラベルの件なんですけども、実際明日から東京発着が除外されますけども、首都圏なんかからお客さんが来られたり、それから場合によってはこちらで発症して病院に入ったりとか、いろいろ県内の施設もいろいろ対応に迫られることがあるかもしれないかと思うんですけども、それについて何か知事の方からメッセージといいますか、こういうふうに対応してほしいみたいな、具体的な思いがありますでしょうか。

知事)
 そもそも今、県内の旅行については、気を付けて楽しんでくださいねということを申し上げているわけで、数週間前から県内に限らず近隣県も回れますよね、みたいな話をしているわけです。そのときにゼロリスク、もう全く岡山県内であれば感染の可能性がゼロ
ですからお楽しみください、そういうことではないんです。十分低いので、もしくは注意していただければ、本当に低いリスクでいろんなことができますから、みんなで楽しみましょうという話をしているわけなんです。それが、少しずつ少しずつ状況が変わってきて、ある閾値を超えると、ちょっとこれは地域を限定した方がいいのかな、少しこれまでよりも厳しめにお願いした方がいいのかなということがあるわけでありまして、いろいろある基準で活動する、感染が起きてしまう、感染が起きてしまったら対処しますし、それはご本人は運が悪かっただけということも多くありますし、非常に著しくリスクの高い活動、行動場所があるのであれば、そこはきちんとピンポイントで対応する、そういう考え方自体は変わっていないということであります。

記者)
 特別な対応、今回のGoTo向けに指示されたりとかはないという感じですかね。

知事)
 はい、現時点ではございません。GoToが始まるからどうこうということではありません。実際にGoToトラベルで動かれる人の数と比べて、普段の旅行ですとか、出張ですとかという、数だけで言えばそっちの方が多分ずっと多いはずでありまして、GoToトラベルだけが悪者だとか、何かと言うつもりはございません。わざわざお金をかけてここでこれをするかという点で、いろいろ議論もあろうかと思います。

記者)
 先ほどから知事もおっしゃられているクラスターの施設についてお聞かせください。このクラスターが発生した施設を利用したお客さんからの連絡が、決して急速に進んでいるようではない状況です。検査も受けられないまま、その感染が広がってしまうんではないかという不安は、正直、増していると思うんですけれども、あらためてそういった不安解消も含めて、店名の公表であるとか、対応のあり方というのは知事、あらためてどのようにお考えでしょうか。

知事)
 昨日申し上げたことが私の基本方針、どういう枠組み、考え方で対応するのが、最終的に感染を抑える、一番抑えることができるのかということで組み立てるべきだということで、業態を明かさない、店名を公開しないというのは一つの考え方ではあります。必ず出せばうまくいくというほど単純ではないと思っています。今、当該の店舗とは良い関係を築いているというか、協力をしてもらっているということですので、わざわざ公開をする権限のない私が介入して、うまくいっているものを壊すというのはいけないと思いつつ、だいたい1日20人ぐらいお客さんがいたらしい、それで2週間分ぐらいということになると、延べ300人ぐらいが利用している。ダブりはあるんでしょうけれども、どうダブったって100人以下ということはなかなか考えられない。今、申し出ている、検査を受けている人の数が、私の知る限り、300だとか100だとかという数と比べて著しく少ないというのは、やっぱり1日ごとに不安が増してくるわけでありまして、今、岡山市の保健所を信頼してお任せしているわけですけれども、ぜひ岡山市の保健所のやり方でするんだったら、きちんと連絡を取って検査に結び付けてほしいと思っています。ここから漏れ出していって、市中感染が大きく広がるということになると、本当に大変なことになります。

記者)
 アパホテルの費用が月額52,125,000円ということなんですが、どういう計算でこの数字が出てきたのでしょうか。

知事)
 これは別途担当に聞いていただければと思います。

記者)
 お医者さんのオンコールというのは、必要に応じてやって来るということでしょうか。

知事)
 連絡が取れるような体制になっているということです。

記者)
 連絡は取れるけれど、常駐はしませんよということでしょうか。常駐しているのは、県職員、看護師、ホテル職員ということですね。

知事)
 そのとおりです。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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