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2020年5月12日知事記者会見

印刷ページ表示 ページ番号:0663193 2020年5月13日更新公聴広報課
会見写真

県・市町村連携による事業者支援のための交付金について

 私からは、県・市町村連携による事業者支援のための交付金について、お話をさせていただきます。
 新型コロナウイルス感染症の長期化により、県内全域の幅広い業種で影響が深刻化するなど、県内経済はさらに厳しさを増しているものと認識しております。県内経済を維持していくためには、各地域の実情に応じたきめ細かな支援が必要であり、県では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、市町村と連携して事業者に対し、しっかりと支援をしてまいりたいと存じます。具体的には、国の持続化給付金への上乗せなど事業者への直接的な支援のほか、地域産品を扱う通販サイトの開設など、地域の実態に合わせた支援を想定しております。必要な経費として、約25億円の補正予算を、今後取りまとめたいと考えております。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 これまでも知事の会見で触れられたとは思うんですけれども、あらためてこういう形で支援策を取りまとめた狙いを教えてください。

知事)
 いろいろな支援策が出ております。もう何度も申し上げておりますけれども、国の支援策が一番規模が大きいです。全国で取りまとめたときに、いろいろ足し上げてみると100兆円を超える。都道府県と市町村が臨時交付金として使えるものを全部足して1兆円であるのと比べると、規模が全く違うわけでありますので、まずその持続化給付金ですとか、特別融資ですとか、雇用調整助成金、それをできるだけ早く事業者の皆様、個人の皆様にお届けする。これは実際、主体が市町村であったり、県が全てお手伝いできるわけでもないんですけども、それが私、一番大事だと思っています。市町村のお金も、県のお金も、こういう臨時の、非常時のお金っていうのは、基本的に国から出るわけですから、我々は普段の仕事を回すだけでも足りなくなるように制度設計されているぐらいですから、どこから出てくる、県を経由するか、市町村を経由するかじゃなくて、事業者にとって、できるだけ早いタイミングで行くか、もしくはちゃんとこれがないと本当に困る人たちに届いているかという観点で、何がベストかを考えたわけでございます。一つ我々が非常に重視していますのが、持続化給付金、雇用調整助成金、それから特別融資、それぞれすばらしいことなんですけれども、非常に事務手続きが面倒で時間がかかっているということがございます。そこに市町村も同じような臨時交付金を使って支援をしている、すばらしいことだと思います。それはそれでまた別の要件をクリアして、書類を整えなければいけない。そこにまた県が全く別の要件を持ってきて、書類の要求をするというのは、これはよかれと思って逆に本当に大変なご迷惑をおかけしてしまうということで、私とすれば、できるだけ国と合わせるか、市町村と合わせるか、何らかの方策で事業者、個人の方々にできるだけ小さな負担でお届けしたいと思っておりました。もともと国の方は、ボリュームが大きいこともあって、我々にいただいたものを全部乗っけたとしても、事業者の方からすると、ほんの数%受け取る額が増えるだけっていうことが本当にいいのだろうか。国の場合は、どうしても一律に要件を定めなければいけないので大雑把になります。公平になりやすいっていうのは利点なんですけれども、どうやったって大雑把になります。岡山と沖縄と北海道と東京なんて全然違うわけですから、それでも一律にしなきゃいけない。県とすれば、国よりもきめ細かくできるんですけれども、きめ細かさということで言えば、市町村の方が格段にきめ細かくできます。例えば、美作三湯があるような市町村、鏡野町にとってみれば、奥津温泉というのは非常に大事なところですが、県全体で事業者の中のということになると、非常に小さい割合になってしまいます。勝央町みたいに工業地帯が非常に大事なところもあれば、岡山市の場合は商業というのが非常に大きなウエイトを持っています。これを全部、平均的に岡山県が要件を決めてやると、どこの地域にとっても、何か中途半端な何をやってるかわからないことになります。岡山県の交付金を事業者数で単純に割ってしまうと、もう本当に微々たる額になります。ですから、ある程度の絞り込みがなければ、本当の意味で意味ある支援にはならない。じゃあ、どこが困っているのか、それぞれの地域において、どこを重点的に支援しなければいけないのかっていうのは、それぞれの地域ごとによって違うだろうということで、県の独自性を出すですとか、県はこんなこと頑張ってますっていうことでアピールする上ではかなり不利なやり方だということを重々承知の上で、むしろ市町村のそれぞれのプログラムに乗っていく、市町村を支援するというやり方を今回私ども選んだところでございます。

記者)
 確認なんですけれども、いろんな市町村で独自の支援策を出していますけれども、それの例えば上乗せですとか、財源に充てるということも可能なんでしょうか。

知事)
 我々が先にどんと出して、これから皆さん考えてくださいっていうのがわかりやすかったかもしれませんけれども、我々自身4月1日まで遡及して交付できるようにしようと考えておりまして、今もうすでにプログラムを発表されている市町村もいくつかございます。そこで使っていただいても結構ですし、そういうことならっていうことで少し上乗せをしていただくのも大歓迎であります。これから、そういうことだったらっていうことで、新たなプログラムを先行した事例を参考にされるのも大歓迎ですし、いやちょっといくつかアイデアについて一緒に相談したいという市町村も大歓迎でございます。一緒に相談に乗りたいと思っています。

記者)
 交付金額、予算規模約25億円ですが、臨時交付金、岡山県に来るのが60億と言われていたと思うんですけれども、そのうちの25億を充てるということに対する考え方というのは。

知事)
 これがなかなか悩ましいところであったんですけれども、60億円全部事業者支援に使えるわけではありません。もうすでに一部は4月補正の財源として使ってしまっている。それから、60億円の中から4月補正でもやりましたけれども、特に医療機関の支援ですとか、感染防止の対策にお金がかかる。あともう一つ、私は今回の臨時交付金1兆円、大変すばらしいことだと思いますけれども、これで全て終わりだとは思っていません。明日以降、全く感染者が出ないというのであれば、それも可能なのかもしれませんけれども、ポロリポロリと出るだけでも、経済活動を再開するには下押し要因になりますので。ただ、次に国からどういう形で下りてくるか分からない、我々自身に財源がない。でも、我々が今の時点で見えていない業種がどんとやられた、何か対応しなければいけないっていうことになると、まさに2年前の水害のときに、我々、財政調整基金があったのですぐ動くことができました。なければ、これやらなきゃっていうことが分かっても、すぐ補正予算を組めなかったはずでありまして、ちょっとそれに近いような状態です。今見えていないけれども、国からの交付金はまだ下りていないけれども、すぐ動かなければいけない事態ができたときに、少し残しておかなければいけないということもありまして、パンパンに出していないという、これも非常に悩んだ結果でありますけれども、今25億という数字になっています。

記者)
 それであるならば、例えばもうちょっと後、先行きが見えたときに、残った金額でまた追加の対策というのも考えられるのでしょうか。

知事)
 おっしゃる通りです。もうこれでやらなければいけないことが終われば、本当にありがたいわけですけれども、とてもそういうふうには思えませんので。これから、例えば医療機関の支援ですとか、PCR検査の拡充ということだけでも継続的にお金がかかりますし、今回の25億で事業者の皆さん大丈夫でしょうとはとても思っておりません。これからも、必要なところがあれば、きちんと出していきますし、私、命に関わることだったらもういつでもまた補正を組みますよと申し上げましたけれども、これは組まなきゃいけないっていうときには、そのほんのちょっと残したものがとりあえずの種になります。また、前借りという形でやることになるかもしれませんけれども、できるだけのことはやっていきたいと思っています。

記者)
 せっかく今知事がご説明になったように、国に全部出たりすると手続きにすごく時間かかっちゃうということで、スピードが勝負だと思うんですが、その交付はいつ頃を目処に行き渡るようにしたいとお考えでしょうか。

知事)
 今まだ補正予算を作っている最中でございます。これから議決をいただく、もしくは専決をさせていただくということでありまして、実際には市町村のプログラムと同時に、それぞれの事業者の方に行き渡るということになりますので、今から数日後ということにはとてもならないわけでありますけれども、できる限り早く届くように、それぞれ工夫をしていただきたいですし、我々としても協力をしたいと思っています。例えば、10万円のそれぞれの交付金については、私、総社市が、片岡市長がされているやり方っていうのは素晴らしいなと思います。本当に正規の手続きでいけば、まだまだずいぶん時間がかかるわけですけれども、立て替え払いみたいな形ででもやる、特に全員にやろうと思ったらなかなか大変かもしれません。でも明らかに困っていることがわかっている人、母子家庭だったり、外国人だったりっていう人だったら、我々としても優先的に払うよっていうのは、私すごくいいやり方だと思っています。同じことが全てに適用できるとは限りませんけれども、まだちょっと待てるっていう業者もあれば、いやもう本当に生き死にに関わってるんだっていう業者もいるんだとすると、優先受付期間みたいなのがあってもいいとは思いますし、やり方次第だと思っています。私としても、1日でも早く必要な人に届くようにしたいと思っています。

記者)
 今ので言えば、1日でも早くと、いろんな市町村にお声掛けされると思うんですけれど、目標みたいな形で、いつまでにやりたいっていうようなことはお話しいただけませんでしょうか。

知事)
 できるだけ早くっていう、我々自身も結局、臨時交付金の岡山県に割り当てられる金額がわからないと動けないっていうことで、この手の事業者支援はしたいということはもう何週間も前から思ってたわけですけれども、ようやく60億っていう数字が見えてきて、具体的に動くことができたということであります。方針を内々に市町村にはだいたいこんなことになりそうだっていうことは、お伝えはしてきましたけれども、今日こういうふうに正式に発表ができたということで、それぞれの市町村が正式に動いていくということですので、ここであまり何月何日を目標っていうことにするのはかえってトラブルの元だと思いますので、とにかく小さい市町村の方が多分小回りが利くんだと思うんですよね。小回りの利くところは、ぜひ小回りを利かせていただきたいと思っています。

記者)
 それに絡んでなんですけれど、市町村、岡山県下にはたくさんあります。それぞれ皆さん困ってる。自分のエリアの中の困ってる業者を助けてあげたいと思ってるはずなんで、その優先を順位付けるのは大変難しいと思うのですよね。それは一斉にまとめて決められるのか、それとも早くに知事あるいは県の方が判断してこれは急がなきゃいけないというものからどんどん決めていくというやり方なんですか。

知事)
 そういうことで言えば、我々がこの事業はいいから認めます、これはちょっと残念ですっていう、そういう決め方はいたしません。基本的に我々は、事業者の数とそれからそれぞれの市町村の財政力を指数にしまして、この市にはこれぐらい、この町にはこれぐらいっていうことでお示しをしまして、それをうまく使ってくださいということになります。元々我々自身も、60億円をそのままいただいて、残りはポケットに入れていいよっていうことではなくて、どういうプログラムに使ったか、そのプログラムに使った分を支給しますよっていうことですから、ちょっとそれに近いようなやり方になりますけれども。例えば、今わかっているプログラムで言いますと、総社市のお持ち帰りでお得券のテイクアウト用の綴りを販売するですとか、真庭市が市内の宿泊、食事に使える券を5千円分のものを交付するですとか、地元の宿泊業者ですとか、飲食業者を応援するっていうのは、すごく私はいいやり方だなと思っています。今、遠くの人を泊めるっていうことが感染拡大に繋がってしまうことで、ゴールデンウィーク期間中は自粛してくださいってお願いをしてたわけですけれども、近くの人が泊まることについてはほとんど問題がないわけでありまして、今こそ、近くの人にはどしどし泊まっていただく、食べていただくということが大事なんだと思います。コロナの問題が収束した後は、政府はGO TOキャンペーンをやるっていうふうに約束してくれています。ですから、全国から、タイミングによってはもしかしたら世界から呼んで来れるんだと思うんですけれども、世界から呼んで来れるまで待つとなるとすごく時間がかかるかもしれません。それよりは、国境はまたげないけれども、全国で呼ぶ方が早い、国内で呼ぶ方が早いでしょうし、それよりは県内で、県内の人だったらどうぞっていう、県のプログラムの方が早いですし、今の時点で、県内どこでもどうぞっていうのがちょっとまだ言えないにしても、市内の方もしくは周辺の方はどうぞっていうプログラムは、もう今の時点で私は十分できると思っています。そういったプログラムをぜひ応援したいと思っています。

記者)
 金銭的な支援に至った一番の狙いを教えてください。

知事)
 とにかく事業者の皆様方、手元の現金が足りないという事業者はたくさんあります。できるだけ早くお届けしたいと思ったからであります。

記者)
 個人、法人で異なると思うんですが、1事業者あたりの上限の目安をどの程度とお考えでしょうか。

知事)
 これは私どもが決めるというよりも、市町村のプログラムで決めていただくことになります。

記者)
 今回の国の交付金の活用ですけれども、知事は常々我々は財源がないというふうにおっしゃってますけれど、そういう中でも今後、県の財源を使った支援策、第二、第三の部分ですけれども、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。

知事)
 とにかく我々自身、どう捻出するか、頭を、知恵を使っていきたいと思っています。そうは言っても、何度も繰り返しですけれども、平均的に県の予算の3分の2しか独自のものになっていません。これはいろんなところを全部平均してますので、岡山県の場合は独自財源というものがだいたい半分ありますけれども、これでも全国の47都道府県を並べてみると、むしろいい方に入るわけでありまして、多くの県は独自財源が半分を大きく下回っています。30%台の県もポロリポロリとあるぐらいですので、普段から足りない上に、非常時、緊急時に使える財源はもうありません。ですから、何かどんと必要だっていうことになると、どうしてもやはり国ということになります。我々自身は、必要なので借金をするという機動性も与えられていないということは、きちんとご理解いただきたいと思っています。

記者)
 常々市町村の実情に応じた方がいいとおっしゃいますけれども、もう少しガイドラインと言いますか、細かい部分を道筋を立てた上で市町村に出した方が、配布する方も分かりやすいのかなと思うんです。今さっきの時期はいつですかっていう答えも明確ではなかったと思うんですけども、そのあたりというのはどのようにお考えなんでしょうか。

知事)
 これもそれぞれの市町村の首長の考え方にもよろうかと思いますけれども、今、県で面白い論争が起きてますけれども、普段は、知事っていうのはもっと権限が欲しいということを言います。この一連のコロナ対応で、ガイドラインが欲しいとか、ぜひどうすればいいのか教えて欲しいっていうことを一部の知事が言ったときに、国からすると、普段言っていることと逆じゃないですかっていう話がありまして、私はどっちかっていうと、余りガイドラインで縛られるよりも、今起きていることを教えてもらいたい。それによって、それぞれの県が判断できるようにしたいというふうに思っているので、私自身、あまりガイドラインで縛られることをよしとしない人間なので、当然市町村をガイドラインで縛ることをよしと思っていません。もし市町村の方から、いやいやこれはもうぜひガイドラインが欲しいということを言われたら、みんなで一緒に考える労を執ることは厭いません。

記者)
 これ25億、財源は全て臨時交付金ということでいいんでしょうか。

知事)
 私、そういうふうに理解しています。

記者)
 他に何か取り崩してとか、そういうことはないわけですね。

知事)
 はい。逆に、60億円のうちのいくつかは、取り崩したものを埋め戻すように使っています。

記者)
 さっき時期の話がありましたけど、補正予算対応、何月補正になるかっていうような目処はありますでしょうか。

知事)
 まず間違いなく、5月補正ということになろうかと思います。

記者)
 ちょっと基本的なことですけれども、持続化給付金とか、雇用調整助成金、基本的に国からのものだと思うんですが、市町村に対して支援ということは、要はそこが窓口になっているからというような理屈でしょうか。

知事)
 ここで給付金等の話を出したのは、国からの支援がトータルするとボリュームは一番でかいということをお伝えしたかったということであります。それ自体は県が出すものではありません。

記者)
 その上乗せにこれを使うということでしょうか。

知事)
 市町村が、持続化給付金ですとか、国の政策に上乗せをする、もしくは横出しですか、国だと50%、どこかの月で売り上げが落ちれば助成しますよっていうのを、50っていうところまで届いてないけれども、非常に困っている事業者は現にいるということなので、その要件を緩めようと、例えば50じゃなくて20%だっていうふうにすると、また別の財源が要るわけですよね。そういう施策をするときに、県からの資金も使っていただくのはもうどうぞということになります。

記者)
 25億円を各市町村に財政規模等で割り当てるんですけれども、その幅といいますか、例えば、多い自治体が何億円、少ない自治体が何千万円という枠はもう決まってるんでしょうか。

知事)
 どちらかというと、機械的に計算をさせていいただきました。事業者数がありまして、そこにそれぞれの市町村の財政力指数を加味してというか掛け算をして、それがそれぞれの市町村の上限ということになります。

記者)
 それは、最小いくらで、最大いくらっていうのは言えるんでしょうか。

知事)
 今算定中ということです。

記者)
 今回のこの支援は、影響を受けている事業者に対しというくくりになっているんですが、具体的にどういう影響かというのはそれぞれの市町村が判断されるということでしょうか。

知事)
 どういうところに注目をして、どう支援するかっていうことは、市町村にお任せしたいと思っています。今、影響を受けていない事業所があったら、むしろ珍しいぐらいだと思いますので、受けてるかどうかっていうのは、もうほぼ間違いなく受けているっていうことです。

記者)
 今、全国の中では、岡山県内の感染者数というのは比較的少ない数字だと思うんですけれども、あらためてこの県内の感染者数の状況をどのように見られるかというのをお伺いしてもよろしいでしょうか。

知事)
 昨日の事例で25例目ということになりました。人数でいえば24人ということです。10万人対比で言えば、これは本当に少ない方から何番目ということですので、すぐお隣に、兵庫、大阪といった大変人口比で見ても患者の多いところを抱えている岡山県、よく皆様方のご協力で踏ん張れていると思っています。また、医療従事者の皆さんの頑張りで踏ん張れていると思っています。それはいいことなんですけれども、ただ、今回の25例目は、まさに兵庫の方が普通に岡山の病院をご利用されているときにわかったということでありまして、まだまだ油断できない。今、岡山県内の病院でずいぶん増えてきていますけれども、入院前もしくは手術前に独自に検査をされる、これは岡山県庁としても非常に奨励をしていることなんですけれども、それをしていなければ、もしかしたら、二週間後にその病院で院内感染が発覚していたかもしれないという事例であります。本当に油断できない状況がまだまだ続いているんだなと感じているところでありまして、ソウルでも随分緩和が始まったっていうニュースが出て、ほんの数日後にものすごい集団感染が見つかった。我々で言うクラブだとかディスコだとかっていうナイトクラブで、数千人集まってたっていうのはちょっと私からすると油断し過ぎだったんじゃないかと思えるわけでありますけれども。ぜひ我々とすれば、非常にリスクの高い行動を引き続き整理をしながら、リスクの低いものから順々に元通りに戻していくというやり方を続けていきたいと思っています。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

2012年の記者会見