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トップページ 知事記者会見 2018年4月27日知事記者会見

2018年4月27日知事記者会見

会見写真

岡山県・南オーストラリア州友好提携25周年記念訪問団について

 私からは、2項目、お話をさせていただきます。
 まず、岡山県・南オーストラリア州友好提携25周年記念訪問団についてであります。
 4月30日から5月5日までの6日間、南オーストラリア州政府から招かれ、訪問してまいります。
 訪問団・日程等につきましては、お手元の資料のとおりであり、アデレードでは、表敬行事や記念レセプションに出席いたします。
 また、県教員受け入れ先の学校訪問、経済ミーティングなどを行い、これまでの友好交流を振り返るとともに、今後の交流促進につなげてまいりたいと考えております。
 さらに、今回の機会を捉え、シドニーでは、旅行会社向けの観光プロモーションを計画しており、現地情報の収集とともに、本県の魅力をしっかりPRしてまいります。

岡山後楽園 春季夜間特別開園「春の幻想庭園」の開催について

 次に、岡山後楽園 春季夜間特別開園「春の幻想庭園」の開催についてであります。
 岡山後楽園では、本日27日から5月6日まで、夜間特別開園「春の幻想庭園」を開催します。
 また、岡山城では、連携して「春の烏城灯源郷(うじょうとうげんきょう)」が開催されます。
 本日19時から、私も参加してオープニングセレモニーを行います。
 期間中は、新緑と花々に彩られた園内を美しくライトアップすることで、幻想的な世界を演出することとしています。
 音楽演奏や地酒、ご当地グルメなどが楽しめる企画のほか、今年で復元60周年を迎える能舞台の歴史などをテーマとする文化講座など多彩なイベントを開催いたします。
 是非とも、より多くの方々に岡山後楽園にお越しいただければと存じます。

私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 今日からめぐりんが運行され、この問題は、両備と岡山市が非常に対立しているように見えるのですが、県としてはどのようにとらえているか。

知事)
 この問題は色々な視点・要素が混在をしていると考えておりまして、両備バスさんと八晃運輸さんとの問題、両備バスさんと岡山市さんとの問題、両備バスさんと国との問題がそれぞれあると思いますが、それぞれの当事者間の問題について、きちんと解決策を探っていただきたいということであります。
 県とすれば、県民の皆さんの足の確保ということが関心事でございます。その中でもこれまで申し上げておりますように、市町村で完結する路線については、基本的に市町村の問題であり、これは岡山県だけでなく、基本的に全国でもそういう区切りとなっているわけでありますけれど、市町村をまたぐ路線については、今も県は補助しているわけでありますけど、これからも、県は仲立ちをする、補助をするなど、いろいろな形で住民の足の確保が引き続きなされるよう努力をしていきたいと考えております。

記者)
 もう1点ですが、延期になっております、岡山県地域公共交通対策協議会を行う目途についてはどうでしょうか。

知事)
 4月12日に予定をしていたものでありますが、我々がお話をお伺いするいくつかの当事者が、それぞれ裁判における被告、原告の関係になったということで、きちんと我々の思いとすれば、地域住民の足の確保について、これからどう考えていくかということでありますので、現在、そういったお話し合いができるような状況ではないと判断して延期をさせていただいたわけでございます。
 いろいろなことが矢継ぎ早に起こっている状態でありますので、その状況の推移を見守っているというのが正直なところでございます。
 この先いつ開催することになるかですが、別に中止したわけではありません。延期ということでありますけれど、いつということについては、現時点では申し上げられる状況にはございません。

記者)
 県民の足の確保という面では、時限とはいい、途切れてしまった、ストライキという手法について、知事はどう見ていらっしゃいますか。

知事)
 私は、以前経営者でありましたので、ストライキ、労働条件の改定を求める団結権、争議権、ちょっとすいません法律に詳しくないですが、その争議をするにあたっての実力行使の一形態というふうに理解をしておりますけれども、ちょっと普通の団体交渉におけるスト権の行使とは、ずいぶん違うやり方をされたなっていうことは思っております。

記者)
 結果的に普段使って下さっている方々だけに影響するようなケースになったと思いますが、どのように思われているか。

知事)
 私は、両備グループさんの労働組合の方と、これまでもお話ししたことはありませんし、今回もお話をしたわけではありませんけれども、ちょっとストを計画する過程でどういう理由でこういうストをすることになったのか、どういう理由で今回ストを中止、若しくは縮小することになったのかというロジックについては、私自身はちょっと個人的にはよくわからないところであります。
こういうロジックの組み立て方もあるのだと。ユークリッド幾何学を聞いた後、非ユークリッド幾何学の話を聞いているような感じです。

記者)
 今回のストによって、県民が困惑だったり、実際に迷惑している業者だったり、そういった方々に対して、知事はどういうふうに思われているか。

知事)
 地域住民の足の確保がしたいということでありますので、実際、ストをすることで、地域住民は混乱しているわけです。学校が休校になったりですとか、色々と困っていらっしゃる方がいます。報道でも、聞いておりますし身近にもそういう人がいますので。本来、共感を得たい、味方にすべき人達の生活を混乱させることが本当にいいやり方なのか、どういうふうにお考えなのかなと思っている。

記者)
 先ほど協議会について開催出来る目処がたっていないとの事ですが、裁判ということになりますと、結論が出るまでには一定の期間を要するということになりますが、現時点でのお考えとして、この裁判が終結するまでは、協議会は開催できないということになりますが、開催するための条件はどのように考えていらっしゃいますか。

知事)
 私自身、これがなければ開催はしないとか、何かを決めているわけではないのです。とにかく地域住民の足が突然無くなる事態、例えば三江線、広島県の問題ですとか、それはバスに限りません。どういう風にして、地域住民の暮らしを守っていくのかという大きな課題の中の交通問題、その中のバスの問題、それも全てのバス会社じゃなくて、あるバスグループのある一部の路線ということでありますけれども、ここだけ解決すればいいということではなくて、我々広く考えていかなければいけない中で、どういうふうに対応していくかということであります。別に全ての問題が静かにならなければ、話し合いをしないみたいなことを申し上げているつもりはありません。今は、当事者同士対立しているわけですから、ちょっと常識的に考えて我々が望んでいるような、いろいろな意見交換にはならないであろうということでありますので、そういう意味でも、しばらく事態の推移を見守りたいと思う。

記者)
 県としての思いがありながら、事業者の対立が続いていることで、話し合いの場を設けられないという現状が続いていますが、一方利用者にとっては路線がどうなるのだろうという不安とか、もやもやしたものがずっとこの一連の騒動で続いていると思います。この事態の収集は、どう図られるべきだとお考えですか。

知事)
 事業者同士が競っているということが悪いかというと、実は産業界、ほぼ全てにおいて、事業者同士は競争をしています。逆に我々が、例えばこの100年ぐらいの間に分かってきたことは、独占をすると大抵あまり良いことにならないということで、わざわざ先進国の全ての国で独占禁止法というものが制定されているぐらいであります。名前はいろいろ違います。ただ、これまで経済学で当たり前とされていたことが、需要が減っている、撤退が起きているところでは、なかなか教科書とおりに通用しないと、そういうところで、どういう新しい競争環境の作り方、規制の作り方をすべきなのかということは、経済学でもこれから研究していかなければならない分野でありますので、我々しっかり関係者のお話をいろいろお伺いしながら、今の時代に即したやり方を探っていかなければいけないと思っているところであります。ですから、対立しているからそれ自体が問題というよりも、きちんと地域住民の皆さんの暮らしを守れるような体制が作れるかどうか、そこが我々の気になっているところです。

記者)
 では、地域住民の足を最低限守れる形で、事業者同士の競争の話し合いを図って欲しいと言うことですか。

知事)
 競争環境を規定するのは、国の法律がまずあります。それが参入規制であったり、もしくは独占を防ぐやり方であったり、その上で我々にどういう工夫ができるのか、もし、その国の規制そのものが混乱を招いているということであれば、別の要望をしていくなどの手当もありますけれども、ちょっとそこについてはまだまだ地域によってずいぶん違うと思います。

記者)
 それに関連してですが、地域住民の足を守るという意味で、いま話し合いの状況にないというお話ですが、逆に今そういう状況だから県が間に入って解決に導くっていうのも手法の一つだと思うのですが。

知事)
 市町村ごとで、協議会はすでに有るということです。岡山市がちょうど作ろうとしていたところだということを伺っておりますけれども、それぞれのところで、かなり大事な話し合いというのは、もう話し合いの場はある、もしくは作られつつあるということです。我々はそれを補完するようなことでありますので、実際今回のことを契機に、他のバス事業者さん、交通関係の事業者さんからも、色々なご意見があるということは、まちの話題でありますので、いろんな方が直接的、間接的にいろいろお話をされているわけです。これは当たり前といえば当たり前ですけど、両備さんだけの問題ではありません。実際なかなか、10年前、20年前と比べて、お客さんが減っているということは、多くの事業者が感じていることでありまして、ですから、この問題だけ解決すれば、これからずっと岡山県民の交通問題は解決するということではないと思います。あまり狭く、物事を捉えるのはよくないなと思っています。

記者)
 岡山市やそれぞれの自治体で協議会をつくり、県としてはそれを補完する事をやっているということをおっしゃいましたが、解決する術は、おっしゃったように協議会だけではないのですが、県としては補完する役割ということで、協議会をするということ以外で、取り組んでいけることとは、どういったことをお考えですか。

知事)
 現在でも岡山県はそういった市域をまたぐ路線に対して補助をいたしております。そもそも、31路線、この路線を赤字なので廃止をすると言われた路線の中にも、現に岡山県が赤字分を補填している路線が4つ含まれているところでありまして、現に我々色々な手立てをしていることもあって路線が維持されていることもあるのかと考えております。我々とすれば、いろいろな立場の皆さんのお話を伺いながら、何が必要とされているのか、どうすることが長期的に見て大事なことなのかをしっかり考えていきたいと思っております。また、これについては、私が知事に就任してからだけでも、必ずその前でもあったことは間違いありませんけれども、県議会でも、色々な形の質問として、議論をされているところでございます。今、急に議論を始めたとか、関心を持ち始めたということではございません。

記者)
 かつてから県も問題意識があったと思うのですが、問題が浮上しても見守るしか現状出来ないのですか。

知事)
 県として、この問題、例えば三江線のようにもう本当にものすごい赤字で路線が無くなるという問題、例えば誰かが大けがをして血を流していて、すぐ病院に行かないと死んでしまうという問題というよりも、今、非常に儲かっている路線ではあるけど、ここでの黒字が減ると、色々と困るでしょうという問題です。何か突発的な事故が起きたということよりは、このまま生活習慣病を見逃すと、今は大丈夫でも10年後にはいろんな合併症を引き起こしますよっていう問題提起なのかなと考えているところでありまして、それについて本当に我々自身、確かに、いろいろなところで、採算が厳しくなっているお話は伺っているところでありまして、それについてはしっかり、これも先ほど申し上げましたけれども、あの路線だけ、もしくは両備さんだけの問題ではありません。岡山県内いろいろなところで起きているものでありますので、ぜひ、しっかり取り組み、多分交通問題だけで解決できることには多分ならないと思います。我々がどういうふうに病院に行くのか、我々はどういう進み方をするのか、自動運転ですとか、もしくはそれぞれのライドシェアだったり、今起きている色々なことを組み合わせて10年後、人口が減ったときでも、必要最低限の用事ができるようにしていくためにはどうすれば良いのか、しっかり考えていかなければいけない問題だと思っているので、これについては実は今回の問題提起以前からおかやま創生そのものとも言える問題でありますので、しっかり考えてきたところであります。これによって県民の皆さんの注目が集まったという側面はあると思いますけれども、頑張っていきたいと思います。

記者)
 話が変わりますが、邑久長島大橋が、来月、開通から30周年を迎えるにあたり、知事の思いをお願いします。

知事)
 私が知事になる前でありますけれども、そういった橋ができ、島が繋がることで、また行き来がしやすくなるということであると思います。特にその橋は、過去のハンセン病関係で象徴的な橋でありますので、また違った意義があるのかなと考えております。

記者)
 療養所の入所者の平均年齢が85歳を超えるなど、今後どう過酷な体験を伝えていくかが課題になっていると思いますが、県としてどう関わっていくかをお聞かせ下さい。

知事)
 年々、平均年齢が上がっていっているわけであります。私は報道等で新しい世代の方が、いろいろなお話を引き継がれていっている活動が起きているということを承知いたしておりまして、これは戦争の記憶を引き継いでいくということにちょっと近いのかなと思うわけですけれども、それぞれの残していかなければいけないと多くの方が考える、記憶、体験談については、そういった活動がなされている。それはすばらしいことだと思います。

記者)
 瀬戸内市が国宝の備前刀の山鳥毛の購入を目指すという方針をいっています。岡山の宝といわれる山鳥毛ですが、県としてなにか協力できることはありますか。

知事)
 元々ご案内のとおり山鳥毛は、個人所有のものでございます。いま県立博物館で保管をさせていただいているところでございます。
いま瀬戸内の博物館も大変盛り上がっておりまして、私も先日行かせていただきましたけれども、素敵なフランス人の方が、英語やフランス語等で案内されるということで、外国人にも大変評判が良いということを聞いております。
実際目の前での鋼を鍛えるところを見せてもらえるのです。あらゆる作業をそこで見ることができる。本当にこれは岡山県のすばらしい観光資源だなと、これまでも観光資源だったと思うのですけれども、本当に体験型で意義深いものだなと思っています。そういうすばらしい博物館が、国宝を手に入れて更にこの魅力を増そうとしているということは、これはもう観光を全面に押し出している私としても大変心強い動きでございます。新潟県の上越市が、ちょっといろいろなコミュニケーション上の齟齬があって、購入を断念されたと伺っておりますけども、ぜひきちんと良いお話し合いをして、ちゃんとその素晴らしい博物館に山鳥毛が入ればいいと思っています。その場合、我々としても、この全県の観光の中の非常にすばらしいコンテンツとして、バックアップしていきたいと思っています。

記者)
 倉敷駅の高架について、先週倉敷市からJRと水島臨海鉄道の高架にする案1の要望が有りましたが、これから1案に絞っていく中で、県としてどのように受け止めていますか。

知事)
 費用対効果の試算結果を踏まえて、市と協議を行った上で、3ケースのコスト縮減案のうち、費用対効果を確定する案を決定し、その案の費用について、鉄道事業者等々と協議を進めるということにしているところであります。
市と協議を始めていたところ、市としては案1で県に要望することを決定し、申し入れがあったものでありまして、県としては引き続き市から十分お考えをお聞きし、協議してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、本事業については、事業化前の準備、計画段階としての再評価に向けて、代替案立案等の可能性や、社会経済情勢等の変化など、再評価の四つの視点での検討を進めていくこととしており、引き続き関係者と協議調整を行ってまいりたいと存じます。

進行)
 それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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