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トップページ 知事記者会見 2017年11月15日知事記者会見

2017年11月15日知事記者会見

会見写真

おかやまマラソンについて

 おはようございます。私からは、3項目お話をさせていただきます。
 去る12日に開催した「おかやまマラソン2017」につきましては、大きな盛り上がりの中で、無事終えることができました。
 まずもって、御協力いただきましたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。
 1万6千人のランナーの皆様、5千人のボランティアの皆様、絶え間ない声援を送っていただいた16万人の県民の皆様、御協賛・御支援いただいた企業、団体の皆様、そして報道関係の皆様、本当にありがとうございました。
 私自身も、ファンランに参加しましたが、大きな声援の中、シティライトスタジアムでのフィニッシュに、これまで以上の感動を味わうことができました。
 今回の大会では、ファンランのコース変更が主会場のさらなる賑わいにつながったと思います。
 また、託児サービスの導入など、ランナーサービスの充実も好評をいただいたと聞いております。
 引き続き、おかやまマラソンが皆様に一層愛される大会として定着、発展するよう、さらなる改善に努めてまいりたいと存じます。

平成30年度予算編成方針について

 次に、平成30年度予算編成方針についてでございます。お手元配付の資料をご覧ください。
 まず、予算編成に当たっての基本方針であります。
 平成30年度は、本県発展に向けた好循環の流れをさらに大きく確かなものとし、成果が実感できる県政を力強く推し進めるための予算編成としたいと考えております。
 次に、要求基準であります。
 基本方針を踏まえ、新プランに掲げた3つの重点戦略などに基づき重点的に推進する施策・事業、おかやま創生の実現に向けた施策・事業については、重点的に財源を配分することとしております。
 具体的には、別紙の「平成30年度重点的に推進すべき施策に関する方針」に施策例を挙げております。これらを踏まえた施策・事業については、所要額の要求を認めることとしております。
 また、義務的な経費を除いた事業費について、総枠を増やさない形とした上で、一般財源ベースで平成29年度当初予算額を要求上限としているところであります。
 来年度予算編成に当たっては、実効性の高い施策・事業について、プライオリティーをつけ、既存事業のスクラップ・アンド・ビルドを図ることにより、「生き活き岡山」の実現に向けた取り組みを一層加速させてまいりたいと存じます。

映画「8年越しの花嫁」とタイアップした観光PRについて

 最後に、映画「8年越しの花嫁」とタイアップした観光PRについてでございます。
 県内での実話をもとに、本県で撮影された映画「8年越しの花嫁」が、12月9日から県内で先行上映され、12月16日から全国公開されます。
 公開に向け、「8年越しの花嫁」の予告編と一体となって本県の魅力をPRする映像を作成いたしました。
 この映像は、11月25日から12月22日まで全国各地のイオンシネマ10館、101スクリーンで約1万4,000回上映します。
 本県の魅力を全国の方々に知っていただき、多くの観光客の皆様に、本県を訪れていただきたいと考えております。
 それでは、映像をご覧ください。

  〔映像上映〕

 本県では、PR映像の作成のほか、ロケ地となった市町村と連携した取り組みを行うこととしており、岡山市と共同でロケ地マップを作成いたします。
 また、岡山市では広報紙や市立図書館の特設コーナーを活用したPRのほか、ロケ地となった市民病院でのパネル展示などを行う予定と聞いております。
 浅口市でも、ロケ地となった遙照山で、映画のシーンの再現を行うこととしていると聞いております。
 映画等の制作会社の方々からは、雨の日が少なく気候が安定していることに加え、都市的な景観や海・山といった多様なロケーションが、本県でのロケの決め手となったと伺っております。
 今後とも、「晴れの国」という特色を最大限生かして、ロケを多数誘致してまいります。
 そして、撮影された映画を活用した情報発信を積極的に行うことで、本県への観光誘客につなげてまいりたいと存じます。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 まず、予算です。知事としては、もちろんいろんな課題が出る中で、いろいろ取り組まなくてはいけないとは思うんですが、知事として来年度の何を重視していくか、もしくはいろいろ目玉となる事業はどんなふうにお考えになっておられるんでしょうか。

知事)
 私自身、いまだに大変ありがたいと思っておりますのが、5年前の選挙で、岡山県、こういうポテンシャルがあり、こういう現状があり、こういう状況を考えれば産業の振興の余地はまだまだたくさんある。税収を増やす余地はある。雇用、皆さんの県民所得を増やす余地はあるし、あと我々は教育をしっかりやっていかなければいけないし、それによってまだまだ本質的な意味でよくなる余地はたくさん残されているということで、その増やした税収で皆さんが本当に日々感じていらっしゃること、これは大体福祉に関することが多いわけですが、そして医療だったりするわけですけれども、そういったところを少しずつ手当ができる。
 これは、私が大変尊敬申し上げている三木知事がとられた手法とほぼ同じでありまして、そういう大きな時間はかかるけれども、岡山県を一番下のところで動かしていく施策にきちんと我々は努力、時間、予算を充てなければいけない。そういう思いでずっとやってまいりました。それはいまだに変わっていない。ありがたいと申し上げましたのは、1年やってみて随分最初の見立てが違うということがわかる。それはそれでまた説明のし直しになるんですけれども、大きな見立てが変わっていない。是非この好循環を起こす一番大もとのところをしっかり回していこうと。
 ありがたいことに、産業の振興とか、教育では、これはレベルの低いところですけど、校内暴力がひどかったとか、非行率がひどかったというところが随分正常化をしているですとか、そういうレベルの成果でありますけれども、基本のところができてきています。
 例えば教育のほうでいえば、もともと気になっていて手がつけられなかったグローバル対応についても、つい先日留学促進フェアをさせていただいたり、岡山の児童・生徒がより可能性を伸ばすことができるようにしたい。
 あと、そのまた基礎として、頑張っているつもりながらできていなかった家庭での学習習慣の定着というものが正直できていません。スマホは9時までにしようというルール、これはすごくいい提案だったと思いますし、それが定着しているのも事実なんですけれども、それがスマホ、ゲーム、ネットの家庭での時間の急激な伸びをとめる効果はあったかもしれませんが、それを下げるに至っていないということですので、そこは中学生の家庭での学習時間、これは全国平均と比べて随分低いだけでなく、調べた範囲では、何と岡山県の小学生よりも低いということであります。これでは、中学になって急に早くなる授業に追いつけるはずがありません。我々まだまだ取り組むべきところがあります。
 あと、三菱自工の問題も、考えてみればつい去年の話でありまして、そこでわかったのは、それぞれの地域地域の大事な会社が三菱自工さんだったり、JFEさんだったり、この前は100周年ということで頭に浮かびましたが、三井造船さんと非常に関連が深い工場もたくさんある。そういう工場の皆さん、会社の皆さんにいかに頑張っていただくか。これは少なくとも2つのやり方が、実際にはもっとあるはずですが、1つは注文をとってくれている大もとの会社にしっかり頑張っていただくということであります。
 あともう一つは、1社に注文が100%依存している、8割依存しているというのはこれは大変リスクの高い状態ですから、それぞれの会社に今、OTEX(オーテックス)などいろいろな取組をしていますが、この販売先、取引先の分散化、多様化を図っていただく。
 それから、ただ何か「これをつくれ」、「はい、わかりました」というような形ではなくて、自分から提案をしていける、技術開発をして売り込みができる、場合によっては、自分自身で最終ユーザーを見つけていくことができるようなそういう取組をしていただく。いろんなことが新しい課題も見えてまいりました。そういったことは順次、大もとの好循環、2つのエンジンということとは別に、そのときそのときの手直しのようなことはやっていきたいと思います。
 あともう一つは、2期目になってからは、おかやま創生ということで人口問題もこれ本当に大事だなと。言われてみれば、育てるべき子どもがいないのであれば、教育の問題もむなしいことでありまして、それぞれの地域でちゃんと子どもを産み育てやすい環境をつくって、それぞれの地域を元気にしていく、これは本当に大事なことですのでしっかり取り組んでいきたいと思います。

記者)
 確認ですが、「基本方針」にもあるように、好循環の流れを持続させる、喫緊の課題は人口減少問題ということを挙げられているんですけど、好循環の流れとは産業と教育のことですか。

知事)
 産業、教育が全ての分野の好循環のもとだと思います。私は常々、それぞれの分野でも好循環というのはあると思っていますという話をしています。例えば、校内暴力の問題が随分鎮静化した結果、先生方はこれまでそっちの問題に随分時間をとられていたのが、普通の子どもたちに時間を割けるようになった、そうなると問題を起こす子どもの新たな発生が抑えられるようになる。そういったそれぞれのレベルで好循環というのはあり得ると考えます。

記者)
 2つ目は、議会の政務活動費をめぐって、報道がここのところなされていますが、政務活動費について改めて知事の見解をお伺いします。

知事)
 今回の場合、私が戸惑うのが、小田春人先生はルールにのっとって支出をされているわけであります。すべて書名に至るまで実績も公開をされている。それが今問題になっているわけであります。であるとするならば、ルールを逸脱していたら御本人の問題ですけれども、ルールを守った者が皆さん方から違和感を感じられるということは、ルールに何か問題があるのかなと思っております。ですから、そういったことも含めて議論をする必要があるのかもしれません。
 私自身、小田春人先生が大変立派な先生だということを存じ上げているだけに、ちょっと戸惑っております。

記者)
 3点目ですが、今日、ツキノワグマの狩猟が17年ぶりに解禁されると思うんですが、兵庫県では去年は先だって20年ぶりに解禁して、想定していたほどには捕獲できなかったということがあるわけですけれども、岡山県として狩猟解禁に踏み切った背景を改めて、併せて、その効果をどう見ておられるのかということを教えてください。

知事)
 ツキノワグマの問題は、鹿、イノシシの問題と1つ根本的に違うところがあります。鹿が出て、せっかく大事に育てたものを食べられたということはあっても、それで人が死ぬことはまず考えられない。ツキノワグマの場合、食害もあるんでしょうけれども、やはり人に危険が及ぶというところでございます。
 狩猟の解禁は17年ぶりに本県でも今日からということでありますけれども、これまでも、人家に近づいて、これは危険だと判断した場合には私もこれまでも何度も捕獲、殺処分を許可してきたところでありまして、まず県民の安全を守るというところは大原則としてございます。
 これまで解禁していなかった狩猟をなぜここの時点で解禁したのかというのは、ツキノワグマはまた別の悩ましいことがありまして、これは絶滅を危惧されている種だということで、今でも国レベルでは保護をしなければならない動物になっております。
 ですから、ある程度頭数があって初めて狩猟が可能になるわけでありまして、今回調査でスレッシュホールドを超えましたので、岡山県でも狩猟を解禁することになりました。
 ただ、我々としてどんどん減らしていくぞということではありません。この狩猟についても、3か月ではなくて、今日から1か月間ということでありますし、わな猟ではなく銃で撃つのみという対応をとっております。兵庫県とも鳥取県とも連絡、連携をとりながら進めていきたいと思っております。
 実際、兵庫県で4頭しか去年狩猟につながらなかったということもありますので、岡山県でもそんなにたくさん捕ることにならないかもしれないなと考えております。

記者)
 追加になるんですが、そういった中でも、やはり狩猟技術を継承というんでしょうか、今回はそういった部分も含めて、というところはあるんでしょうか。

知事)
 そうではないかと思います。わな猟ですとか、いろいろな手法がありますので、銃で撃つのはそのうちの一つということであります。
 とにかく、我々とすれば、人と関わりのないところで、山奥で、平和に種を存続させていただきたいと思うわけですけれども。

記者)
 国のほう、今、地方消費税の都道府県への配分について見直しが進んでいまして、今は消費額のほうが75%で人口割合17.5%ということでかなり違っているんですけども、消費額に応じる分を減らして人口に基づいて配る割合を高めるという案があります。それに対する知事の受けとめはいかがでしょうか。

知事)
 これはそれぞれの知事がいろいろな意見を表明されているところであります。ただ、評価軸、少なくとも2つあろうかと思います。本来どうあるべきか、それに照らして今回の提言はどうかという観点、それから自分たちの県にとってはそれが有利なのか不利なのかということであります。私はどちらかというとどうあるべきかということに重点を置いて判断することが多いわけでありますが、結局、最終消費地に税を分配するという考え方に異論を持っている知事は多分いないはずでありまして、ただ最終消費地と物が買われた場所がずれることがあります。岡山県はそうずれたりはしないわけですけれども、例えば埼玉ですとか奈良といった、すぐ横に、本当に電車で20分ぐらい行くと別の都道府県で物が買えるというような状況の場合、随分ずれがありますので、それは確かに問題だなということであります。それをどう埋めるかというときに、もう人口割りにすれば、それはそれでもっとわかりやすいじゃないかということは一つではあります。多少乱暴なところもございまして、一つの意見かなと。それがベストなのかというのは、是非また議論をしていただければと思っています。この税の問題、本来どうあるべきか、完璧な統計というのは世の中にないわけですから、どういうデータを使ってどういうことをするか、是非冷静に議論をしたいと思っています。

記者)
 財務省のほうでは、人口100%にするというような案も出ているようですが、いかがでしょうか。

知事)
 私自身、議論をするというのは、すごく大事だと思っています。岡山県はどちらにしてもそう大きな損得はないわけでありますけれども、そういう意味でも、岡山県は冷静に議論の推移を見守ることができる立場なんですが、是非皆さんが納得できるような形にしてもらいたいなと思っているところです。声が大きいからそっちが勝ったみたいなことではなく、きちんとした議論が必要だと思っています。

記者)
 政務活動費の件で確認です。知事のお考えとしては、小田春人先生の政務活動費の使い方が問題なのではなくて、むしろ今回のような使い方ができてしまうようなルールのほうに問題があるのではないかというようなお話でしょうか。

知事)
 ほぼそうなんですが、私自身、この政務活動費のことについては、これは議会のことですので、これは私があまり立ち入る問題だとはまず思っておりません。これが問題になっているとするならばという前提で先ほどお話をさせていただきました。御本人の問題なのかルールの問題なのかということで言えば、ルールを守ってされている以上、むしろルールの問題なのかなと。これが問題であるとするならばということです。

記者)
 予算編成方針について教えてください。産業振興や地方創生につながるテーマで、人材育成や若者の還流対策というところもポイントだったと思いますが、こちらに関してお考えをいただければと思います。

知事)
 これは本当に大事でありまして、今の子どもたち、生徒が未来の地域を支えている、社会の構成員になるわけですから、是非頑張ってもらいたい。とにかく赤ちゃんが生まれないということになると、存在しないわけですから、これは困る。あとしっかり育ってくれないとやっぱり困りますよね。安心して後を任せられない。あともう一つ、せっかく育っても別のところに大挙して行ってしまうようでは、やはり地域とすれば大変残念なことであります。だからと言って外に出さないというのは、我々の器が小さ過ぎる対応でありますけれども。でも子どもたちが本当に素晴らしいところで育った、みんなによくしてもらった、是非我々自身のふるさと、自分たちでよくしようというふうに多くの子どもたちが思ってもらえるとするならば、それは本当に素晴らしいことでありまして、是非、我々自身がここに生まれ育ってよかったなと思っているこの地域、次の世代の人たちも同じように思ってもらえるように、我々自身努力しないといけない。そのための施策であります。時々、「学力向上、それは結構です。ただ成績が上がると戻ってこないじゃないか」というふうに言われる方がいらっしゃるのも事実ですし、そういう過去のデータがあるのも事実です。でも、実際私、アメリカに行ってびっくりしたのは、結局どこに行こうがその人が住んでいるところが地元ですから、地元が嫌いな人ってどこに行っても活躍できないんですよ。地元愛があって、それで出るのもありですし、自分の住んでいるところ、自分が今属している社会、コミュニティーを大事にする気持ちというのは、どこに行っても大事なことなのかなと思っています。

記者)
 関連です。おかやま創生推進連携プロジェクトでは、全県的に人口減少であるとか、経済力の確保に取り組むということなんですが、やはり人口減少が著しい県北部、中山間地域、ここにどういった手だてを打つかということが大事だと思いますが、これについてはいかがでしょうか。

知事)
 おっしゃるとおりです。県南部、岡山市とか倉敷市は、人口減少問題ですとか、ないわけではなくて、実際あるんですけれども、そのことが今の皆さんの暮らし、10年後の皆さんの暮らしにそこまで悪影響を直接及ぼさないということなんですが、これが中山間地域、県北では、本当に身近な問題になってきます。ですから、ここは全県的に大事なんですが、特にそういった地域で効果が、成果が試されていると考えています。今、いろいろ結婚支援とかやっているわけですが、特に本当に切実に感じてらっしゃる地域で、いかにそういった結婚しやすい、子育てしやすい場所にちょっとずつでもできるかということは、私自身、気にかけていますし、それができたかどうかというところは問われるであろうと思っています。

記者)
 先ほどの政務活動費のところで、ルールのほうが問題なのかなというところで、もう少し具体的にはどの辺のルールが問題と捉えられていますか。

知事)
 資料について、今、書籍は問題ないということになっていますけれども、報道では、これはちょっと政治に直接関係しているというよりも一般教養に関係してるんじゃないとか、結局、そのジャンルだとか内容が問われている部分もあると認識しておりますが、ルールはそれについて言及していないわけですよね。ですので、もし、このジャンルはだめだろうとか、ジャンルはここに限定すべきであろうということであれば、ルールのほうをそういうふうにすべきでしょうし。
 ちょっと政務活動費から少し離れて一般論でお話をさせていただきますと、私自身、小学校、中学校で習ったことはすごく役に立っています。足し算、引き算なんてすごく役に立っているんですが、高校で習ったこと、大学、大学院で習ったことはなかなか直接役に立ちません。モホロビチッチ不連続面のことなんて、いつか使ってやろうと思ってるんですが、地殻とマントルの差だとか、そういうのは私の仕事ではほとんど関係ありませんが。スタンフォードの多分一番有名な卒業演説は、スティーブ・ジョブズの2005年の演説だと思いますけれども、その中で出てくる話、Connecting the Dotsという、点を結ぶという話なんですが、大学のときにたまたま字をきれいに書くという授業を受けたと。そのときは単にふらっと受けただけなんだけれども、それが今のMacのフォントの字体のきれいさにつながっているんだと。そのときにこれが将来役に立つなんて全然思ってなかったけれども、昔のコンピューターというのは、すべてが、IだろうがAだろうがEだろうが同じ幅で、カタカタカタカタカタと打ってたものが、今の我々の文体は、フォントによって幅が違うので、非常に自然にきれいに見える。我々はもうこれに慣れてますが、最初出たときは衝撃的でありました。
 自分自身が何の気なしに経験したことが今の仕事にものすごく役に立っていて、振り返ってみればわかるけれども、それを予測はできないんだと。だから、とにかくありとあらゆる経験をしろということを、スティーブ・ジョブズはスタンフォードの卒業生に語りかけたというわけでありますので、何かこれが役に立つからこれだけやれというのは、なかなか難しいのかなとも思いますが、ただこれは有権者の皆さん、納税者の皆さんが判断することですので、私はこれ以上は立ち入らないことにします。

記者)
 おかやま創生推進連携プロジェクトを進めていると思うんですが、市町村と連携して、手応えとしてどういうふうに感じてらっしゃるのかということをお伺いします。

知事)
 常に申し上げておりますが、日本国もそうですし、岡山県も直轄地というものを持っておりませんので、岡山県がよくなったというのは、27市町村、それぞれが以前と比べて元気になった、みんなが夢を持って頑張れるようになったということでありますので、市町村のそれぞれときちんと連携をしていくというのは、これはそもそも当たり前の話であります。これまで以上に頑張っていこう、そのテーマを絞ってやっていこうということで、今、私の認識では始まったばかりでありますので、是非成果を出していきたいと思っています。

記者)
 2点目は、大きな枠組みは昨年と同様だとは思うんですけれども、2期目に入って1年間やってみて、微調整したところとか、これからだと思うんですが、新たに考えている施策があればお聞かせください。

知事)
 私自身、今ある一定のスピードで動いているものは大きく変えちゃあいかんと思っております。基本的にぐうっと進めていくということでありますが、やはり1年、2年たちますといろいろな状況が少しずつ変わってまいります。それにはきちんと対応をしていかなければいけないと思っているところでありまして。例えば三菱自工さんの問題もありましたし、あとグローバル対応ということは、今回出てきたということであります。あと家庭学習、先ほど申し上げましたが、これもいろいろやって大丈夫かと思ったけれども成果につながっていないということですので、さらに深掘りしようと決意をしたわけであります。また、景気も引き続き好調なので、5年前は何とか職場をつくってほしい、それぞれの地域に仕事がないから子どもたちが戻ってこないんだというお話でありましたが、今仕事は十分あります、むしろ人が足りないと企業の皆様から言われているぐらいでありますので。ただ戻ってきたくなるようなことになってるのか、ちゃんとPRができているのかという、これも人材環流の問題、景気の状況によって、今必要とされる施策が少しずつ変わってきますので、そういった対応ですとか、A型事業所の問題がありましたが、障害者の皆さんの自立をどう援助していくのか、どういう枠組み、仕組みをつくって我々としてもサポートしていくのか、これをしっかり考えていかなければいけないと思っているところであります。
 あと、地域づくりのことに関しては、ワカモノ、ヨソモノによる活性化というのも随分成功例が出ておりますので。これは私自身、地域おこし協力隊の制度ができてから、岡山県は非常にサポートしてきたところですが、ほんの数名来てくれるだけで、本当にその人たちが盛り上げてくれる効果が随分あるなと思っています。いろんな形で盛り上げていきたいと思っています。

記者)
 映画のロケに特化した形でのPRですが、聖地巡礼を期待していらっしゃるのでしょうか。

知事)
 私とすれば、聖地巡礼を期待しています。聖地巡礼のまずネタをつくらなければいけないということで、今、ハレウッドということで、こんなに素晴らしい天気で、やっぱり嵐になってしまったりするともう撮影が随分遅れますので、晴れてるときに雨のシーンというのはやり方次第で撮れるけど、雨の日に晴れのシーンはほぼ無理ですから、今の技術では。ですから、非常に向いていますよと。アクセス的にも来やすいですし、その割にはちょっと行ったら田舎の風景も撮れますよということで、今大々的にPRをしています。実際実績も積み上がっているわけでありまして、この中での大ヒットする映画、その中のすごい象徴的なシーンというものが出てきますと、聖地巡礼というのも本当に我々自身、「おおっ」とわかるようなことになってくるのかなと思っています。それぞれの映画のファンにとって大事な場所をつくっていきたいと思っています。

記者)
 知事はまだ本編そのものはご覧になってないんですか。

知事)
 見ました。見た人は多分ほぼ全員泣いたと思います。

記者)
 胸はきゅんきゅんしたんですか。

知事)
 いやこれはすごいなと思う。

進行)
 それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
ありがとうございました。

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