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トップページ 知事記者会見 2017年10月25日知事記者会見

2017年10月25日知事記者会見

会見写真

県育成桃新品種の商標名の決定について

 おはようございます。
 私からは、まず3項目、お話をさせていただきます。
 まず、県育成桃新品種の商標名の決定についてでございます。
 県では、白くて甘い桃を6月から9月まで連続して市場へ提供できるよう、県育成品種による「岡山白桃」のシリーズ化を進めております。
 岡山白桃のブランド力を高めるため、昨年品種登録した新品種について、商標名を申請していたところ、このたび登録されましたので、発表させていただきます。
 8月下旬収穫の品種名「岡山PEH7号」ですが、「白皇(はくおう)」といたしました。
 食味が極めて優れ、「清水白桃」と並ぶ、今後の岡山の白桃のブランドを支える桃の王様を目指した名前としています。
 9月上旬収穫の品種名「岡山PEH8号」ですが、「白露(はくろ)」としました。
 収穫期が二十四節気の「白露」の時期に当たるとともに、甘く、みずみずしいことから名前としています。
 岡山の新たな白桃として、生産者はもとより取扱業者や消費者の方にも、親しみ、愛着を持ち、「岡山ブランド」として育てていただければと考えております。

民生委員制度創設100周年について

 次に、民生委員制度創設100周年についてでございます。
 民生委員制度は、1917年、本県においてその源となる「済世顧問制度」が創設され、今年で100周年という大きな節目を迎えます。
 当時の笠井信一知事が、社会不安が高まる中で、県民の生活実態を踏まえ、その安定を図るために大変な熱意と努力を傾けて創設されたものであります。
 県では、100周年を契機に、関係団体と連携しながら記念大会を開催いたします。
 これは、先人の偉業をたたえるとともに、次代を担う方々に、住民に寄り添った相談支援の理念を伝承するために開催するものであります。
 また、記念誌の作成や、市町村と一体となった広報活動の強化など、県民への一層の理解促進を図ってまいりたいと存じます。

岡山県スポーツ特別顕賞の贈呈について

 最後に、岡山県スポーツ特別顕彰の贈呈についてでございます。
 この度、県では、元プロ野球選手の星野仙一(ほしのせんいち)氏と平松政次(ひらまつまさじ)氏の野球殿堂入りを讃え、岡山県スポーツ特別顕賞を贈呈することといたしました。
 星野氏は、投手として、1974年、中日ドラゴンズのリーグ優勝に貢献。その後、3球団の監督として、4回のリーグ優勝。創設9年目の東北楽天ゴールデンイーグルスを初の日本一に導きました。
 平松氏は、岡山東商業高校のエースとして、岡山県勢初の選抜大会優勝に貢献。大洋ホエールズに入団後、1970年には沢村賞を受賞。「カミソリ・シュート」を武器に通算201勝を上げられました。
 日本の野球の発展への大きな貢献が認められ、両氏は今年1月に野球界最高の栄誉である野球殿堂入りが決定し、7月に表彰式が行われました。お二人に対し、心からお喜びを申し上げます。
 両氏の野球にかけるひたむきな姿勢やその御功績は、県民に夢や勇気、大きな感動を与えるものであり、顕彰することといたしました。
 両氏におかれましては、今後とも本県スポーツの振興はもとより、日本のプロ野球、さらには日本スポーツ界の発展に一層御尽力いただければと思います。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 新しい白桃ですが、2つとも食べられましたか。

知事)
 何度か、その節目節目で食べたのですが、これは自信を持ってお勧めできます。私もいろんな心配があるんですが、マーケティングをしてきた人間として、これまでの「岡山の白桃はきれいだし、おいしいよ」というものとレベルが違うと、やはりそれなりの名前にしなければいけない。とにかく名前さえよければいいというのは間違ってまして、我々はそもそも時期を延ばしたいわけですので、これまでの普通のやり方と違う、後にできるということで工夫をしてるわけですから、場合によっては、後にはできたけど、味は正直ぐっと落ちるよという場合には、ブランドでも、ファーストブランドをつけて、セカンドブランドで、わざとそこについてはちょっと期待を下げるとか、いろんな手法があるわけですけども、そうしないともともとのブランドを守ることができませんから。ただ、何回か節目節目で食べてみて、これは本当にそのまま引っ張ることができるということで、そういう一級の名前をつけさせていただきました。本当においしいですから。

記者)
 「白皇」と「白露」をすごい短い言葉で表現をしてください。

知事)
 違いは微妙なんですよ。一緒に食べると、両方おいしいねということなんですが、私自身は、白桃ですから、本当にぷるんとして甘い、そういう点で変わらないわけなんですが、「白皇」のほうがより甘くて、「白露」のほうがちょっとすっきりした、きりっとした味わいのような感じはしました。
 もう本当に微妙なんですよ。こっちを食べて、こっちを食べると、あ、ちょっと違うなというぐらいの、白ワインのそれぞれ素晴らしいワインの微妙な違いぐらいのことで、大きく言えば、本当にこの岡山の白桃だということで、自信を持って出せるおいしさです。

記者)
 もう一回、「白皇」と「白露」の特徴をカメラの方を向いてお願いします。

知事)
 両方おいしいんですけれども、「白皇」のほうがよりやわらかく甘い感じがしました。「白露」のほうがより、ちょっと果肉がしっかりして、すっきりした感じがしました。でも、どちらもすごくおいしいです。

記者)
 岡山と言えば、結構「清水白桃」がいろいろなおやつに使われていたりとか、メジャーになってますが、どんな感じで、例えば数値目標とか、規模感で育ってほしいな、というのはありますでしょうか。

知事)
 とにかく、我々が困っているのは、この桃に対する需要というのは結構あるんですよね。俗に桃のシーズンというときには、やはり桃を食べたいなといって。桃に関してはあまりにも贈答用として珍重されてきたということで、岡山のお中元のシーズンにびたっと合わせて皆さん作ってこられたということで、需要もそうだったんでしょうけど、供給がすとんと上がってどんと落ちる感じなんですよね。実際、これまでの「清水白桃」が大体7月下旬で、それを、その後は、「おかやま夢白桃」だとか「白麗」だとか、「清水白桃」よりも後ろのものを作ってきたつもりなんですが、それでも8月中旬にはこの最後の「白麗」が終わってしまうと。もう8月下旬からは出せるものがないということなもんですから、でも需要はあるんですよ、私も随分聞いてますけれども。そこに、この8月下旬の「白皇」、それから9月上旬の「白露」が出てくると、それはなかったところにあるわけですから、随分ありがたい。それも、需要に応じて作っていただきたいんですけれども、桃全般そうなんですが、今需要よりもたくさん作って余って困るというのはどのシーズンをとってもなかなかないものですから、我々とすれば、自信を持っていっぱい作っていただきたいということであります。

記者)
 先日衆院選がありました。結果として与党が大勝したということをどう受けとめられているかお伺いします。

知事)
 結果については、有権者の皆さんの選択ということですので、与党、自公政権の皆さんには、信任をされたわけですから、是非しっかりとした政権運営を担っていただきたい。
 やることはいっぱいあるんですよね。これまでも課題は大体もう抽出をされてきた。その課題、それからこの選挙を通じてもう一度得られた有権者の皆さん、国民の皆さんの期待、思いを酌み取って、しっかりいい仕事をしていただきたいということであります。
 あと、政権を担っていないにしても、それ以外の党の皆さんも、国民の皆さんの切実な声を背負って当選をされた方々ですので、是非総体としていい国会審議、政府の運営に関わっていただきたい。

記者)
 あと一点は、岡山県の話になるんですが、投票率がワーストだったと。これはどう受けとめられていますか。

知事)
 全国の投票率は悪いほうから戦後2番目だったということなんだそうですけども、岡山県は戦後最低を記録してしまったということ、これはもう率直に残念であります。いろんな意味で残念なんですが、本当に歴史的に見ると、ものすごい犠牲を払いながら、ある意味血を流しながら勝ち取ってきた人類の今時点での一番いい仕組み、普通選挙による民主主義を自分たちで崩してるような行為ですので、本当に大丈夫なのかという思いがありますし、あと、より現実的な話で言えば、有権者が全員投票をして、それによって選ばれた人がみんなのために政治をしていくということでも、理論的に完全にうまくいくかって、いろいろ問題があると言われてるのに、この半分の人が棄権をしている状態で、さあ本当にどれぐらいうまく回るのか。投票はしてないけど、意見は言うよとか、文句はあるよというのはどうなんだということで、全く不満がないという方が棄権されるのは、それは一つの行動かもしれませんけれども、思いがあるのに、ちょうどぴたっとくる人がいないからといって投票しないというのは、これは本当に残念なことだと思っています。是非次からは投票していただきたいと思います。
 雨、台風、いろいろありましたが、私一つうれしかったのは、私自身もそうだったんですけども、これはちょっと日曜日は投票できなくなるかもしれないということで、期日前投票行きました。随分並んで、駐車場で並び、その後並びと。でも、そこにいらっしゃった方は、非常に辛抱強く並ばれて、御自身の権利を行使、私はむしろ半分義務に近いと思ってますけれども、そういう国民としてのふさわしい行動をとられていたと、素晴らしいことだと思います。

記者)
 投票率に関しては、今後どうやって上げていこうというのはありますか。

知事)
 今のところ、この低い投票率でとてつもないことは起きていませんけれども、これは棄権をしても大丈夫だろう、そんなとんでもないことにはなってない、予想どおりだということを続けてると、オオカミ少年みたいな部分で、それが首長選挙なのか、国政選挙なのか、どこかで「えっ」みたいなことが必ず起きますし、小さな話で言えば、これまでもずっと起きてきたんだと思うんですが。是非そうなる前に、もっときちんと、特に若い人たちに伝えていかなければいけないな、この他国の事例だとか、歴史的にこんなことまであったんだよということもいいかもしれませんし。あと、いろいろな、ボランティア団体の皆さんが、選挙割りですとか、選挙に行くための何か手帳を作ろうとか、いろんな工夫をしてくださっています。本当に素晴らしい取組だと思っています。
 諸外国では、行かなかった人に罰金とか、行った人に御褒美みたいなことをもう制度に入れているところもあると聞いています。なかなか今の日本でそういう制度の導入は難しいとは思いますが、これまでのようにすっと投票率が落ちてくるのが、もう当たり前だからしょうがないということにはしちゃいけないと思っています。

記者)
 少し触れられた台風なんですけど、県北で被害が出ている状況で、さらには次の台風がまた近づいているような状況ですけれども、改めて県民に呼びかけがあればお願いします。

知事)
 今回の台風は、大変大型の台風で、伊勢湾台風にも匹敵するのではないかと言われて、我々も大変警戒をしていたわけでありますが、幸い、進路の問題等もありまして、岡山県で人的被害はなかったということについては安堵をしております。今、当日、翌日には入ってこなかったものも含めて、被害の状況が上がってきておりまして、住家被害が今のところ9棟ですとか、あと施設の、ビニールハウスですとかそういったものの被害が上がってきております。是非きちんと復旧をしなければいけないなということと、また新たな台風、これについても、我々きちんと備えていかなければいけないと考えています。
 特にこの災害に関して、県庁も市役所もできるだけ情報を集めてお伝えをする、そもそもこの堤防ですとか、あらかじめ備えていくための仕事をしているわけですが、最後、一人ひとりの命、安全は、まずその本人が命を守る行動をとっていただくというのが大変大事であります。きちんと情報をとって、早目早目の行動を心がけていただきたいと思っています。

記者)
 民生委員のことです。制度の今の現状・課題について、受け止めを教えてください。

知事)
 民生委員は岡山が発祥ということです。大変誇らしいわけであります。全て役所がしていくのではなくて、地域地域の顔役の方、もしくは非常に立派な方が、周りの人のことも気をつけて相談役になるということで、日本独自の大変素晴らしい制度であります。
 今問題になっていますのが、民生委員の皆さん、大抵大変評判のいい方ですので、いろんなほかの役も回ってきて、かなり負担がきつくなってるということをよくお伺いをいたします。
 また、当然ながら、その評判のいい人にはできるだけ長くやってほしいということで長くしていただくと、平均年齢が上がっていくわけでありますので、いかに平均年齢を高くなり過ぎないようにするかということも課題であります。
 あと、これはちょっといろいろ意見があるみたいですが、民生委員について、この定数を補充できていないところがあります。ただ、その充足率が、岡山県が所管してるのは岡山市と倉敷市を除いた部分なんですが、その岡山県が所管している部分の充足率は99.7%ですので、ほとんど充足できてると考えることは十分できると思うんですけれども、全て充足できているわけではないという見方もあろうかと思います。
 ここで二通りの考えがあって、やっぱり負担が重いんだ、期待もされてるし、負担も重いから、新たに「あなた評判がいいですから、民生委員なられませんか」といっても受けてもらえないことが多いんだと。なので、もう少し定数を増やして、一人ひとりの仕事を小さくしてあげないと受けてもらえないよねという考え方と、もうあとちょっとで埋まるんだから、一人ひとりの範囲をちょっとずつ広げようという考え方、これは地域によって違う御意見が上がってきます。そのどちらの考えをとるかはそれぞれだと思うんですが、是非そういう思いのある方に受けていただいて、地域の皆さんがこれまでどおり、何かあったら相談できる、安心して過ごせるように、この素晴らしい制度を維持していきたいなと考えています。

進行)
 それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
ありがとうございました。

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