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2017年4月28日知事記者会見

印刷ページ表示 ページ番号:0514190 2017年5月1日更新公聴広報課
会見写真

結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」の運用開始について

 おはようございます。
 私からは、2項目、お話をさせていただきます。
まず、結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」の運用開始についてであります。
 県は、少子化対策の一環として、このたび、結婚を希望する方を対象に、より多くの出会いの機会を提供するため、新たな結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」の運用を開始することといたしました。
 このシステムは、結婚を希望し、会員登録した独身の方々が、自分で会いたい相手を選んで申し込むと、おかやま出会い・結婚サポートセンターでお引き合わせをサポートするというシステムであります。
 登録や閲覧に際しては、安心してご利用いただけるよう、センターへ来所していただき、本人確認を行うこととし、会費につきましては、2年間で1万円をご負担いただくこととしております。
来月10日に登録のための来所予約をインターネットで開始し、17日からセンターにおいて、本登録を開始いたします。
 閲覧につきましては、一定数の登録がなされたのち、8月3日から開始することとしております。
 結婚を希望する多くの方にご登録いただき、希望をかなえていただきたいと考えております。

岡山後楽園 春季夜間特別開園「春の幻想庭園」の開催について

 次に、岡山後楽園 春季夜間特別開園「春の幻想庭園」の開催についてであります。
 岡山後楽園では、「おかやまハレいろキャンペーン」に合わせ、本日28日から5月7日まで、「春の幻想庭園」を開催いたします。また、岡山城では、連携して「春の烏城灯源郷(うじょうとうげんきょう)」が開催されます。
 今年は、再建50周年を迎えた岡山城天守閣前広場において、本日18時45分から、私も参加してオープニングセレモニーを行います。
 期間中は、プロジェクションマッピングや行燈(あんどん)照明などにより幻想的な世界を演出することとしています。
 また、「日本酒Bar」や「幻想和菓子カフェ」、ご当地グルメや特産品を集めた「旬彩(しゅんさい)市場」、雅で華やかな音楽演奏を鑑賞いただく「ムーンライトステージ」などのイベントを開催いたします。
 後楽園行き直行バスの運行も始まっており、是非とも、より多くの方々に岡山後楽園にお越しいただければと存じます。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 北朝鮮情勢について県としての警戒体制はどういうものかお伺いします。

知事)
 北朝鮮の一連の行事は、大事なものがとりあえず終わったということで認識はいたしておりますが、これまで、建国記念日ですとか、これまでの指導者の誕生日に合わせて、いろいろなミサイルの発射ですとか核実験をしてきたということだったわけであります。ただ、朝鮮戦争停戦以降、これが最大なのかわかりませんけれども、大変緊張関係にあるのは、これも事実であります。これはもう皆様方、御案内のとおり、空母カール・ビンソンが日本海に向けて近づいているわけでありますし、もう攻撃射程範囲に入ったという報告もありますし、原子力潜水艦も配備についているということであります。お互い、かなり緊張関係にあるわけであります。
 岡山県庁としても、引き続き県民の安全・安心のために、できる限りの体制をとっていくということでございます。この緊張状態が続いている限り、我々としてもきちんと対応していきたい。
 ただ、当然ながら、岡山県庁自身が防衛システムを持っているわけではございません。これは、自衛隊、米軍と協力して対応するわけでありますし、当然、外交は国の専管事項であります。我々は、きちんと情報を県民の皆さんにお伝えする。J-ALERTは、幸い自動的に直接県民の皆さんに伝わる仕組みですので、どこかで誰かがその機械の前に座ってなかったということで、多くの方に情報が行かなかったという心配は、そもそもシステム上はありませんが、とにかく、常にきちんと対応がとれてるか、最善を尽くしたいと思っております。
 また、随分県民の皆様からも問い合わせが来ております。これは国から出た指針、ミサイル発射情報など何かあった場合には、とにかく頑丈な建物、できれば地下に入る。地下室は、ある種のシェルターになりますので、直撃を受けない限り、かなり安全になりますし、屋外にいるときには、できるだけ身を伏せるとか、それぞれの方にできることを、きちんと理解しておいていただくということは大切だろうと思っております。

記者)
 長時間労働について、岡山県内労働者は全国と比べても年間100時間ぐらい多いということがあります。知事としてもそうですが、かつて経営者として経験もあるということで、ご所見をお伺いします。

知事)
 まず、岡山県、どうしてこんなに長いのかということでありますけれども。私自身も興味を持って、この一日二日、手元の情報で分析をしてみたわけでございます。
 一つの要因とすれば、産業別の労働時間、かなりばらつきはございます。例えばマスコミ関係、皆様、実感をされてるかもしれませんが長いほうの典型です。製造業とか建設業は長いほうのパターンでございます。例えば、全国平均でも2,000時間を超えているものもあれば、その逆で言えば、飲食サービス業、これは全国平均、岡山県の平均ともに1,400時間を下回っている、そんなに長く働かないタイプの産業。これはもう、いろいろでございます。
 全国的にも、この産業、この業界は大体どうしても長くなってしまう、今の状況だと長くなってしまうんだよねという産業の比率が高いと、加重平均をしたときの平均も当然上がるわけでありまして、岡山県はちょっとそういう傾向がございます。全国的に産業別に長い労働時間の産業が、岡山県での比重が高いということもございます。 ただ、実際横並びで、産業別で比較をしてみますと、岡山県の平均が短い場合もあれば長い場合もあるんですが、ざっと見ると、やはり長いほうが多い。だからこそ、加重平均をした結果、100時間超過しているわけであります。
 そもそも、この問題については、全国平均になったから、「ああ、よかった」ということではなくて、日本全体が過労死の問題ですとか、もしくは、そこまで極端でなくても、ちゃんと子育てと両立できることになってるんだろうかということが、今問題になってる。これはもう、人口減少問題と絡めて問題になってるわけでありますので、我々自身、しっかり対応していかなければいけないと思っております。
 全国平均と比べて、どうしなければいけないということではなくて、我々自身、望ましい働き方なのか、無理が生じていないかということを、きちんと考えなければいけない。もしくは、岡山県の出生率は、全国平均よりは、少しまだ高いわけですが、伸びがどうかとか、中四国では低いほうだよねという問題に関して、ここが一つの原因なのかなという、改善の気づきみたいなところもございます。
 これは全ての会社に絡むことですので、県がこうしたから、すぐどうこうということではありませんが、こういったことが統計的に抽出されたサンプルで、ほぼ事実ということが明らかでありますので、念頭に置いて、きちんと対応していきたいと考えております。そもそも、我々自身、新プランの指標にも、1人当たり年間総実労働時間というものは入れておりますので、それはもうそれで、きちんとやっていきたいと思っております。

記者)
 昨日、政府の地震調査委員会が、新しい全国地震動予測地図を公表して、岡山市では、プラス1%で42%ということです。従前から指摘されてることではありますけども、リスクが高まっていることについてのご所見をお願いします。

知事)
 私も報道で聞かせていただきまして、自分の住んでいる場所で具体的な数字が出てくる、調べていただきたいということと、その数字で、「ああ、この程度か」と安心するために使うのではなくて、本当に、この、自分の住んでるところは、たまたまそうかもしれないけれども、出張していく場所、働いてる場所、関係する場所というのが結構リスク高いんだな、日本中、もう全く安全な場所はないということを確認するための地図として使ってもらいたいという説明がありました。
 結局、この日本の構造からして、全く災害と無縁ということは、なかなか考えられないわけでありまして。岡山の場合、発見されている活断層はあまりありません。ゼロではありませんが。もしくは、人口集積地からそんなに近いとか、人口集積地の真下にあるということにはなっていないわけであります。
 ただ、このあたりから南は全部、干拓もしくは埋め立てでつくった土地であります。ですから、同じ地震波が来ても、揺れやすいという特性がありますので、我々自身も油断をせずに、きちんと防災対策をとっていかなければいけない。
 ハードのほうも当然ですけれども、岡山県民自身が、「まあ、いろいろ大変かもしれないけれども、岡山県は安心だから良かった」と思われてるケースが多いです。ただ、熊本にしても、安心だというところに地震が起きたわけでありますし、例えばあのマップで言えば、近県では、鳥取、島根は薄い色で、比較的リスクはないということですが、それでもその鳥取で、震度6弱かどうかは別として、つい先日も、あの地震は起きてるわけであります。ですから、我々自身、きちんとこのリスクに対して備えをしなければいけないと思っています。

記者)
 北朝鮮情勢について、我々も系列でかなりレベルを上げるように指示を受けました。それで、そのとき、25日を前に、岡山県庁さんに確認をしたんですけれども、具体的に県として、何か情報を共有するとか、そういうアクション、全くその確認もできなかったんです。そういうことがないので、我々も伝えられない、だから県民からの問い合わせもあるみたいなことになったと思うんですけれども。その辺り、いわゆる、さっき知事おっしゃいましたリスクヘッジという点で、ある程度、これだけその危機が高まってるといったときに、県独自で何かアクションを起こすということが必要だと思うんですけど、その辺りはいかがでしょうか。

知事)
 我々自身、庁内で危機管理監を中心に対応、確認をしているわけであります。我々自身、自分たちで実動部隊を持って、何か、PAC3を配備するとか、そういうことにはなっておりません。私としても、何が具体的な備えになっているのかというところは先ほど申し上げたとおりでありまして、外交は国のことですし、実際の防衛というものも、広く言えば国ですが、自衛隊、米軍ということであります。
 我々は、きちんと、いざというときの情報伝達がスムーズにいくように、機器の点検をしたりとか、担当者がきちんとそこにいるということを今やっているわけであります。
 何が必要かを考えて、また近隣の県がより役に立つ動きをしているのであれば、当然参考にしたいと思っています。

記者)
 香川県は担当者レベルでどういうときにどうやって情報を共有するかとか、県民にはどうやってPRするかみたいなことを、もう一回改めて全員で集まって、再度、その手順なり役割を確認するということをされたんでが、そういう発想についてはいかがでしょうか。

知事)
 我々も、皆さんにお見せするような形ではしていないかもしれませんが、担当者レベルでは当然やっております。自分たちでそれをしておくというのと、公開することによって県民の皆様に注意喚起をするという、そういう効果も考えなければいけないというのは、先ほどの質問を伺いながら、考えていたところではございます。

記者)
 今後、例えばどこかでそういうことをするみたいなことにはなりますか。

知事)
 再確認ということを皆さんに見ていただくことによって、それがニュースとして伝わって、「そうだよな。まだまだ、これは終わっていないんだよな」ということを皆さんにわかっていただくためには、そういった場を再度設ける、もしくは、毎日状況は変わってるわけですから、それについて、その場を設けるということは大事かなと思います。これは終わっていないわけですから。早速、危機管理監とも相談したいと思います。

記者)
 先月、県立博物館で備前刀の山鳥毛の特別展が始まりまして、近く新潟に売却されるということで、今回は最後のお披露目になると言われています。備前で生まれた国宝が、他県に移ることについて、どのようにお考えでしょうか。

知事)
 これまで所有者の方が寄託をしてくださっておりましたので、我々、岡山県民は間近で見ることができたわけでございます。所有者の方の御意向、もともと上杉謙信ゆかりの刀だということを伺っておりますけれども、その上杉謙信ゆかりの地の方々が熱望をされて、所有者の方と交渉されて、引き取られる。それについては、ちょっと遠くに行くのでさみしいなという思い、それから、個人所有のものなので、これはその方の思いが一番なのかなという思い。あと、これは多少理屈っぽい話ではありますけれども、備前刀は本当に岡山県民の誇りでございまして、名前で明らかなんですが、備前、主に長船地区でつくられた刀が、日本でも本当に素晴らしい刀だと評価されていることを是非、全国の皆さん、できれば世界の皆さんにもわかっていただくためには、全てここにあるよりは、しかも退蔵されずに大事にされるということは、1つ、普及のためにはいいのかなということも考えております。何とか大事にしていただきたいなと思っております。

記者)
 北朝鮮の関係です。なかなか、国際情勢が絡む問題なので、県民の方も受け止めが難しいかと思うんですが、県民の方には、どう意識を持って、この課題、テーマについて見ていってもらいたいとお考えでしょうか。

知事)
 この場合に注意しなければいけないと思いますが、私自身の認識で言えば、本当に朝鮮戦争停戦以降、私は最大の危機だと思っております。これまでもいろいろありました。挑発ですとか、偶発的な心配、あったわけですが、本当にもう北朝鮮、核開発をしたわけであります。ミサイル開発を、目の前で行っているわけであります。その開発が、ただ固定したところから、一番機動性のない形の燃料で行く初期の形から、機動性のある形の燃料に変わり、また移動するトラックから撃てるようになり、また潜水艦から撃てるようになり、捕捉が非常に難しくなり、また飛距離が伸びているわけであります。
 安保理決議に、もう何度も違反をし、これは世界史上でも大変珍しいと思いますが、先制攻撃も辞さないと、都市の名前、国の名前を挙げて、火の海にするみたいな表現を使っているわけであります。いろいろな紛争、戦争の始まり方ということについては、歴史に興味のある人はいろいろ勉強する、調べるわけでありますが、ここまで声高に挑発しているケースというのはあまりないわけでありますので、我々、この危険性を軽視すべきでは全くないと思っております。
 しかも、議会の承認どうのこうのということなく実行することができる人が、いろいろな決定権を持っているわけでありますので、我々とすれば、注意を怠らない、その覚悟、気持ちが大事だと思ってます。

記者)
 午後に、文化庁の日本遺産の第三弾として、岡山県では2例、発表されると思うんですが、それについての受けとめと、今後、観光客の誘致を含めて、県の施策にどうつなげていきたいかご所見をお願いします。

知事)
 まだ発表前だと伺っております。答えていいのかどうか。認定されるということになりそうなことについて、大変うれしく思っております。是非、岡山県のいいところ、知られていないものを含めて、いっぱいありますので、是非そういった努力を続けていきたいと思っております。
 解禁前ということですので、あえて少し似たような話でいきます。後楽園は今、例えばヨーロッパからのお客様が増えているわけでありますが、フランスからのお客様が随分伸びが高いんだと聞きます。どういうことで評価が上がったのかなと。御案内のとおり、ミシュラングリーンガイドで3つ星、そのために行く価値があるということだった。じゃあ、それまでは2つ星、立ち寄れるんだったらどうぞというところから、いろいろみんなが評価して、昇格したのかなというと、これまであまり、そもそも岡山まで足を延ばして評価しようということになってなかった。評価の対象になってなかったという、こういうもの、意外に多いんですよね。
 評価した結果、この程度というのではなくて、知らなかった、評価の何か範囲に含まれてなかったということも多い。いざ調べてみると、こんなすごいものがあったのかということが、我々からすると何てことだという話なんですが、それは世界の方々からすると、そうなっていたということですので。是非、自分たちにとって当たり前であっても、もしくはもう知られてるんじゃないかと思っていても、意外とそうでなかったりするので、きちんとこれからも、それぞれの地域の宝をアピールをしていきたいと思います。

記者)
 震災の避難の関係で、前の復興大臣が、東北でよかったというような趣旨の発言があって、その発言をめぐってもいろいろ先週からあって、また別の角度の発言もあるわけですが、岡山でももちろん自主避難されてこられている方もたくさんいらっしゃいますし、あの発言に関してはどういう所見をお持ちかお聞かせください。

知事)
 私もその一人でありますけれども、言葉で仕事をしている、言葉と行動ですが、人間は、本当に自分の発する言葉、特にこういう立場、影響力のある立場の人間は気をつけなければいけないな、そういう意図がなかったとしても、非常にいろんな立場の人を傷つけることがあります、注意して発言しなければいけないなと思っています。本当に、行ってみて初めてわかることも多々あります、自分が体験してみて、初めて感じることもあります。一人の人間が全てわかるということには、物理上難しいにしても、いろんな立場の方の気持ちがわかるように努めていかなければいけないと思っています。

記者)
 発言そのものに関する評価についてはいかがでしょうか。

知事)
 私自身その場にいたわけではなくて、あの発言のところしか聞いておりません。どういうプレゼンテーションの中で、どうだったのかということがわかりませんので、ちょっとコメントは差し控えたいと思っています。

記者)
 山鳥毛について、結果として、恐らくこれは県外に流出してしまうということについて、知事は今のお気持ちというか、お考えとしては、どう思われているのか、お伺いします。

知事)
 せっかく国宝がこれまであったわけでありまして。それが遠くに行くというのは、正直、さみしい気持ちでございます。ただ、これまで我々が所有していたわけではなくて、所有者の方のご厚意で、我々は展示をさせていただけていた、それ自体が非常にありがたいことだったわけであります。所有者の方が、そういうご決断をされるということに関しては、我々とすれば、自分のものではありませんので、そうなのかということでございます。
 とにかく、我々、備前刀の産地であるということは大変誇りでありまして、これからもこの備前刀、たくさんの方に見ていただきたい、知っていただきたいと思っています。ここに来れば、たくさん見れるというのも、それですし、いろんなところで大事にされるというのも、その一つかなと思っています。

記者)
 先日、児童虐待の死亡の関連で報告書が出されたんですが、あの中に、県に対する提言もいろいろあります。その中に、児童相談所の体制強化であるとか、そういった点もうたわれているんですが、そのあたりの受けとめ、今後の対応についてお伺いします。 

知事)
 実際、児童虐待、なかなか大変な状況でございます。先日、倉敷の相談所に視察に行ったばかりでありますが、なかなかたくさんのケースを抱えて、一筋縄でいかない大変な仕事をケースワーカーの皆さん、日々ご苦労されているなという印象を受けました。岡山の中央児童相談所でも、以前ですが、いろいろ状況を教えていただきました。
 これはそういうこともあって、県庁職員の数を厳しく制限している中で、児童相談所はケースワーカーを増やして、この数年間対応してきたわけでありますが、それでもなかなか、いろんな問題を抱えているご家庭、お子さんがあって、十分対応し切れていない。我々からすると、もっと里親の方に手を挙げてほしい、本当にまだまだやるべきことはたくさんあるなというのが、現場の方からのご意見でありましたし、私自身もいろいろお話をお伺いすると、そうだなと思います。
 特に、児童が死亡したような大きな事例については、このような検証を行っているわけでございます。起きたことについて時間を遡って、もう一度ということはできないわけでありますが、是非きちんと、これからの我々の仕事に、この検証結果を生かしていきたいと思っています。

記者)
 いくつも提言という形であったかと思うんですが、その中でも、ここは急いで取り組まなければいけないと感じたところがあればお聞かせください。

知事)
 結構な分量がありまして、私も見て、なかなか悩ましいことだと思っております。実際、提言を受けて、児童相談所、それから市町村等関係部署へ、まずその内容を周知するということ。あと、特に専門的な対応能力をもっと向上させなければいけないということが強いメッセージとしてあったと認識いたしております。それぞれ、ここをもうちょっとこうできていればということはあるわけですけれども、きちんと一つひとつ、今回の提言も含めて、見直していかなければいけないと思っています。

 それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

知事)
 どうもありがとうございました。

2012年の記者会見