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トップページ 知事記者会見 2016年5月19日知事記者会見

2016年5月19日知事記者会見

会見写真

「新晴れの国おかやま生き活きプラン(仮称)」の策定について

 私からは、2項目お話をさせていただきます。
 まず、「新晴れの国おかやま生き活きプランの策定」についてでございます。
 お手元の資料をご覧ください。
 「晴れの国おかやま生き活きプラン」が今年度、最終年度となることから、新たなプランを策定することといたします。
 まず、行動計画の期間につきましては、知事任期に合わせ、平成29年度から平成32年度までの4年間としております。
 また、現プランにつきましては、今年度、総仕上げの年を迎え、教育や産業分野をはじめ様々な分野でこれまで蒔いてきた種が芽を吹き始めております。
 この現れはじめた好循環の流れを一層加速させ、生き活き岡山の実現に向け、基本目標を始め現プランの性格と大枠は維持しつつ、内容の充実と強化を図りたいと考えております。
 本日をスタートとして、県民の皆様をはじめ、様々な分野の方々から御意見を伺い、来年3月の策定を目指してまいります。

三菱自動車工業(株)関連について

 私は先般、5月11日、軽自動車の生産、販売停止が関連中小企業に及ぼす影響を最小限にとどめるため、関係省庁を地元企業の皆様と訪問し、経営安定支援や雇用対策の拡充、生産再開に向けた手続の迅速化などについて提案し、地元の声をしっかりとお伝えしてまいりました。
 翌12日には三菱自動車工業と日産自動車の資本業務提携が発表されたところであり、新たな枠組みの構築により、地元関係者にとって明るい展望が見出せたのではないかと考えております。
 こうした状況も踏まえまして、私は明日20日に三菱自動車工業本社を訪問し、先行き不透明な中で、地元中小企業の方々が置かれている厳しい現状についてお伝えするとともに、本社において一刻も早く生産再開に向けた道筋を立てていただくよう直接要望してまいりたいと存じます。
 私からは以上でございます。

質疑応答

記者)
 新プランの関係なんですが、行動計画のところで「現プランの重点戦略を基本」ということは、つまり教育再生と産業振興、この2本柱は引き続き掲げていかれるということでよろしいんでしょうか。

知事)
 私自身、選挙のときに訴えたこの2つが、岡山県の将来を決めるという考えは今でも変わっておりません。県民の生活を守り、豊かにしていくためにも、ありとあらゆる分野がかかわっていくわけですけれど、それぞれの分野に好循環をもたらす一番の大もとというものは、所得のもとである仕事をつくるための産業の振興、それから人間の全ての基本である教育、未来を担う人材を育てる教育、この2つが全ての原動力だと信じている点は4年前と、もしくは就任してこの現プランをつくる過程と変わりませんので、この2本柱、あと地域の創造を加えた3本柱ということでありますが、これを基本的に変えないということを考えております。

記者)
 この指標についてはこれから議論をされると思うんですが、全国学力テストで10位以内という、あの指標に関しては現時点で知事、どのようにお考えでしょうか。

知事)
 指標の中にはもう既に達成したものもありますし、達成の目途が立っているものもあればなかなか厳しいもの、本当にちょっと大変なものもございます。10位以内というものにつきましては、もともとかなり厳しいなっていうことを思いながら、夢づくりプランが10位以内ということでありましたので、教育に力を入れると、県内各地でずっとしゃべっていた人間がいきなりこの目標を下げるというのはどうかと。教育県岡山ですから、中・長期で見れば10位というのはもともと高過ぎるわけではないということで10位という旗を堅持したわけでありまして、なかなかスピードという点では厳しい目標になっておりますけれども、私自身の今の考えではその旗をおろす、もしくは下げるということは考えておりません。

記者)
 昨日、三菱自動車の益子会長が東京で会見をされたと思うんですけど、その中で水島での生産の継続とか地元の部品メーカーの存続に向け最大限努力していきたいみたいという発言があったと思うんですけど、これについてはどのようにお考えになられてますか。

知事)
 大変ありがたい、力強い言葉を聞くことができたと喜んでおります。実は私、明日、三菱自工の本社を訪れて益子会長とお会いして、是非そういったお話をお伺いしたいと思っていたわけでありますけれども、その会長、社長が皆さん方の前でとにかくこの岡山県の、これは今止まっている軽自動車をつくっているのは水島の工場で、かつまた関連の工場はこの岡山県にほぼ集中しているわけですから、地元の雇用のことについては最大限の努力をするというふうにおっしゃっていただいたことは大変重いと思います。是非我々としても協力をして、この地元の皆さんが少しでも安心できるようにしていきたいと思っています。

記者)
 それに関連するとは思うんですけど、三菱自動車の関連中小企業ついて、知事としてはどういうふうに支援をしていきたいというふうにお考えになっていますか。

知事)
 これは本当にいろいろな形の支援があると思っております。そもそも、一番は生産の再開ということであります。そのために、私は先日、11日ですか、国交省に行ってできるだけ早い審査をお願いしたり、それまでの間は生産がとまってるわけでありまして、例えば三菱自工でいえば1,300人の皆さんが今、自宅待機ということになっています。5月中は8割の賃金が払われるということが発表をされましたけれども、減給になる。また、関連企業ではそれ以上の方が仕事がないんじゃないかと言われておりまして、そういった方にどういうふうにできるのかということ、これは厚労省関係ですし、我々も対応しなきゃいけない問題ですし、あとそれぞれの関連企業の資金繰りというのも大変心配になってまいります。融資のことにつきましては、これは我々、補正を待つことなく既存の仕組みを応用をしまして、4月26日に新しい緩和された形のこの制度を創設したところであります。
 とにかく、我々は一番大もとのところから始めて、するべきこと、できることを着々と進めていきたい。国でできることがあれば、当然それが一番ボリューム的にも強いですから国にしていただくんですけれども、よくあることなんですけれども、国の場合にはいろんなことで時間がかかります。それまでのものについて是非我々が、もしくは市町村と連携をして、地元の皆さんがちょっとでも安心できるように取り組んでいきたいと思っています。

記者)
 もう一回、委員会の中で岡山次世代自動車技術研究開発プロジェクトですとか、あと電気自動車普及促進事業っていうのがテーマとして上がってるんですけど、こういったことは三菱自動車の支援の一貫っていうふうに考えていいんでしょうか。

知事)
 これまでのより環境に優しい自動車をつくろうということで粛々と計画をしてきたものが、たまたまこのタイミングで発表をするということでございます。

記者)
 新生き活きプランのことですけど、指標とかまだわからないっていうことなんですけども、まず1つは新たに加えなければならない、例えばこの2年間で人口減少の話題がものすごい盛り上がっていってるなあと思うんですけど、どの辺を新たに盛り込みたいと思ってるのかという点を。

知事)
 では、1つずつ。
 今考えておりますのは、基本的な組み立てはこのままでいきたいと思っておりますけれども、新たに取り入れるものについては今、我々のほうでこれだっていうものを考えているということではありません。あえて申し上げますと、今、日本、国を挙げて人口減少問題に取り組むと、地方創生に取り組むということでありますので、我々もおかやま創生総合戦略を昨年10月に策定をいたしまして、この生き活きプランと一緒に頑張っているわけでありまして、その連携プロジェクトということも考えていきたいなと思っております。ただ、それが生き活きプラン自体にどういうふうに入り込んでいくのか、影響を与えていくのかというのはこれから議論をしていきたいと思います。あと、それ以外のことにつきましては、我々のほうが決め打ちをするというよりも、是非県民の皆様それぞれの分野、地域の皆様との対話を通じて考えていきたいと思っております。

記者)
 今のとこにちょっと関連してなんですけども、例えば県民から目標になり得るものを募る機会を設けたりはされるんですか。

知事)
 実際、私もこの指標の入れかえの作業を3年前にしまして、90あった指標のうち、たまたま数は90そのままになったんですけれども、増やしたり減したりして、最終的に45の指標が変更になりました。実際には私、できるだけ本当にこの指標であれば県民の皆さんの福祉水準が上がるとか幸せにつながる、喜んでいただける、安全度が高まるものにしようということで頑張ったんですけれども、なかなかいい統計がないとかいろんなことがあって、直感的にこれだっていうものと実際に使えるものというのは現実的には随分違うんだなあと思っております。ですから、いろいろインフォーマルな場でこれはどうだろうということは是非取り入れたいとは思うんですけれども、そういった公募でどんといただいて、すごくよさそうに見えるがいろんな実務的な事情でだめなんですということも多々あり得るので、ちょっと今の時点ではそのような形の公募、応募、募集は考えておりません。

記者)
 もともとの生き活き岡山ってついてるんですけれど、改めてこういうイメージの県をつくるためにこうしていきたいっていうことがあれば。

知事)
 私自身、何が人間幸せなのかというちょっと哲学的なところになるわけですけれども、例えばどうなんでしょう、戦後の本当に食料難、今から70年前が食糧デモだったそうでありますけれども、あの頃のもう食べるものがないというときと比べると今のほうが格段に幸せではありますが、ただ所得が上がっただけで皆さんが単純に幸せになれるというわけでもないというのは、10年前、20年前と比べると、よく言われることですが、ひどい状態と比べればいいんだけれども、その後は余り所得とかいろんなもの、一般的な豊かさの指標と本人、皆さんの幸せがなかなか連動しづらいということが言われます。私とすれば、よりよい未来のために前向きに努力ができるという、それは人の幸せとすごくリンクしてるのかなあと思っておりまして、もしくはみんなの周りの人のために頑張れる、お互い連帯できる、そういうものが何か幸せですてきな地域なんじゃないかなと思っております。この生き活きというのは、私がいろんな皆さんとお話をする中で、こうしたいよね、こうありたいよねっていういろんなイメージを一番よく表す言葉だと思って使わせていただくようになった言葉でありまして、是非みんなが元気な県にしたいと思っています。

記者)
 三菱自動車の件ですが、県は調査とか進められていって、倉敷と総社が事業所が多いということで具体的な支援策を打ち出されていると思うんですが、そういう市町村との連携、県との連携についてはどういうふうにお考えでしょうか。

知事)
 これは施策が重複してはいけないということもないわけですけれども、ただ連携しておいたほうが絶対にいいわけでありまして、岡山県が定期的に開催をしております連絡会議では倉敷市、総社市の方にも入っていただいておりますし、我々が得た情報についてはお伝えをさせていただいております。また、相談会などは一緒にさせていただくようにしておりまして、そんなことあってはいけないわけですけれども、関連企業の皆さんが県に相談に来られたときに、その会社の皆さんが総社から来られたときに、総社市の施策については一切知らないままお帰りになられるというのは、これは全く二度手間になりますので、そういったことはないように考えております。

記者)
 三菱関連なんですけど、先ほども質問にありましたが、昨日、益子会長が会見で継続の方針ということで最大限努力ということで、ありがたい、力強くということです。とはいえ、再開の目途ということに関してはいろんな手続があってかなり長期化で、もう見通しがつかないってこともあるかもしれないということに対する受けとめを改めてお願いします。

知事)
 いいニュースが昨日の報告がほぼ間違いなく最後の報告、一連のこの起きたことについての報告になりそうだと、これまでの報告はこれ全く不十分だということで国交省のほうから突き返されてきたわけですけれども、今回の報告についてはとりあえずこれで全容解明ができたと考えるというふうに国交省のほうから反応が返っているそうでありますので、それについては私も少し安堵しているところであります。おっしゃられるとおり、これからまだまだいろいろな手続がありますので、そこは本当に心配であります。
 あともう一つ、いいニュースは、三菱自工さんの中で社内調査委員会を立ち上げられています、第三者の調査委員会。これはかなり時間がかかる可能性があるわけでありますけれども、その原因究明、再発防止、会社の体質を変えるという作業はそんな急いでやるようなことじゃないと、これは本当に徹底的にやることである。水島製作所の生産再開は、問題が明らかになってクリアになったらできるだけ早く再開したいものだということで、それは別なんだということを示されましたので、私にとっては大変ありがたいことだと思っています。
 とにかく、国交省との問題、型式指定のことですとかをクリアして、できるだけ早く再開をしてもらいたいと思っていますし、それまでのつなぎの間、県としてもすべきこと、できることがいろいろあると思っています。

記者)
 先だって総社市の片岡市長も益子会長を訪問したときに、必要な1億円の寄附をお願いしてるんですけども、明日お会いになったときにそういった同様の要望をされるんでしょうか。

知事)
 私は地元の現状をお伝えするということと一刻も早い再開をお願いをするということと、三菱自工さんから教えていただけることがあれば地元を代表して教えていただくという、そういう趣旨で行かせていただきます。総社市さんはああいうお考えで動かれてるということでありますけれども、我々は我々の考えで動いておりますので、具体的なことについては、ふるさと納税を使った対応というのは、私ども自身は現時点では考えておりません。

記者)
 今の質問に関連しますが、地元の現状をお伝えするいう、主にはどんなところをお伝えするのでしょうか。

知事)
 明らかにいろいろなデータは三菱自工さんもお持ちだと思っています。これまでの体験で思うわけですけれども、今回もそうですけれども、現場に近い人ほどより実体験、生々しい現状を見聞きしているわけですので、数字で報告書で上がってきて、ああ、これは大変なことだなあと考えるのと、より現場に近い人がこんなことになってるんですよと、この一日一日が重いんですよと、それぞれの皆さんの人生がかかってるんですよ、次の世代の例えば大学に行くつもりで受験勉強を頑張ってた人が諦めたりといろんな例があります。今、事故対応に、問題対応に当たられているわけですから、三菱自工のトップの方がゆっくり地元を回って直接お話を聞く暇なんてもうそれ当然ないわけでありますので、できるだけ現場に近い声をお届けしたいと思っています。

記者)
 そのほかに特に届けたい声っていうのは、今おっしゃった生活が逼迫してるっていうとこなんですか。

知事)
 我々のほうで届けたい声は、私がウイングバレイの皆さんですとか倉敷の皆さん、先日お越しになられた皆さん、あと東京に省庁に提案に行くときにまた御一緒をしたときに、いろいろこんなことになってるよっていうお話も含めて、あと我々が会議をしています今やっているアンケートの内容はちょっと私には間に合いませんけれども、そういったことで印象的なお話についてはお伝えしたいと思っています。

記者)
 質問がこれまでとちょっと重複するかもしれないんですけども、間もなく不正発覚から1カ月ということで、今の現状をどう捉えていらっしゃるという点。

知事)
 以前もリコール隠しの問題がありました。リーマン・ショックもありました。いろいろな危機があったわけでありますけれども、工場の生産が全くとまってしまう、軽自動車に関してでありますけれども、それは今回が初めてですので、またある程度不安は薄らいだとはいえ、この不正発覚、生産停止から2週間か3週間ぐらいは本当にどうなるんだろうかと。生産再開できたとしても、例えば日産さんが一緒にできませんということで合弁を解消されてしまったら、生産していた軽自動車の4分3は日産販売系列で販売してたわけですから、生産再開を許されたとしても実際生産できるものは最大限4分の1になってしまいます。あと、ブランド価値は毀損していますので、これまでの三菱系列でこれまでどおりには売れないわけですから、もう本当にどうなるのかわからないというところ、本当に地獄をちょっと垣間見たみたいなことでありまして、こんな1カ月というのはこの50年なかったのではないかと思っています。本当に恐ろしい1カ月でありましたし、これからも、それが2週間後には再開ということが決まってないわけですから、引き続き緊張感を持って対応しなければいけないと思っています。

記者)
 東京都の舛添知事の政治資金の問題が報道されたりしてるんですけど、それに関しまして知事ご覧になってのお考えとか受けとめを教えてください。

知事)
 まずは、私をはじめ知事の活動に必要な資金というものは税金から出てるわけですので、納税者の皆様、有権者の皆様が納得していただける使い方をするというのは、大前提だと思います。ほかの知事のこともさることながら、自分自身が日々気をつけていかなければいけない、このように考えております。私自身、例えば公用車の使い方については正直、知事になってびっくりしたところがありまして、知事の仕事、皆様御案内のとおりいろんなイベントが毎日ぎっしり詰まっています。いろんなところに行って戻ってきてこっちに行ってあっちに行ってということもあるんですけれども、その中に一つ線が入ります。例えば、議員の先生の何かパーティー等、集会に行って激励をして、また次の公務に行くっていうときには、岡山県庁のルールでは私の後援会の車に乗りかえてその間、私は後援会の車で移動をして、また公用車に乗りかえて動くということで、ほとんど二度手間なんですけれども、そこまで厳しい管理をしてるのかということで感心をした次第でありまして、やはり李下に冠を正さずということなのかなあと思っております。

記者)
 舛添知事自体の先ほどの使い方については、知事の受けとめっていうか、どのようにご覧になって。

知事)
 少しびっくりしたこともございます。ただ、私、あらかじめ申し上げておきますと、私が駒場の学生であったときに当時の舛添助教授の授業をとった人間でありまして、本当にすごい優秀な人がフランスの研究から戻ってこられたと東大生の間でも評判になっていた方です。本当にあんな優秀な方はめったにいらっしゃらないと思っていますので、尊敬しておりますし、是非頑張っていただきたいと思っています。私はそういう点で客観的なコメントができる立場というよりは、少し、多分バイアスがかかって甘いかもしれません。

記者)
 先ほど県民とか都民の方に納得した使い方っていうのが一番大事だっていうふうにおっしゃったんですけど、行政のトップリーダーとしての説明責任っていうのは知事はどのようにお考えなのか、今回の問題について。

知事)
 やはり納得してもらえる説明が必要なんでしょうね、一般的に。いろいろ問題になってるうちの幾つかは国会議員でいらっしゃったときのことですので、また私は国会議員であったことがありませんので会計の仕方ですとかルール、詳しく存じ上げませんので、それについてなかなかコメントできるような立場ではありません。知事になってからのお金の使い方ですとかいろいろな振る舞い方については、都民の皆さんの御理解いただけるような行動を、使い方が必要であろうと、これはある意味当然であります。

記者)
 まず、三菱の関連なんですけれども、これまでに、もちろん融資の制度であるとか相談会であるとかっていうのを県としての取り組みはされてきたと思うんですけれども、まだいい話が少しずつ見える中でも先行きはまだ見えないところだと思うんですが、県としてこれからどういうことに取り組みたいっていうふうにお考えなんでしょうか。

知事)
 この問題について、県として主体的に取り組めることがこれまで余りなかったということもございます。そもそも、これはまず三菱自工さんと国交省さんの問題でありまして、我々としてもいろんな工場を抱えている直撃を受けた県として是非いろいろ教えていただきたい、我々ができること、すべきことを探っていきたいということでありますけれども、それで国交省、三菱自工さんに足しげく通ってどうなってるんですかどうなってるんですかというふうに聞くと、例えば、自分の子供が交通事故に遭って今、緊急手術をしてると。緊急手術をしてる最中に何度もお医者さん呼び出して、どういう手術になってるんですか、是非早く手術を終わらせてくださいというふうに言うと、かえって手術の邪魔になるということですので、我々とすれば事態の推移を見守りながら、とりあえず我々ができることをしてきたということであります。ようやく国交省への報告がこれまでの起きたことの報告として認められて前を向いていけるようになった、そういうタイミングで我々としても三菱自工さんとお会いさせていただき、これから是非本当にしなければいけないことがきっちり見えてくると思いますので、それについては我々しっかり取り組んでいきたいと考えております。

記者)
 今の具体的な部分なんですけれども、例えばこれまでされた調査であるとか、あるいは今こういう状況の中で必要だと思われてることというのはどういうことになるんでしょうか。

知事)
 まずは、それぞれの働いてる皆さん、所得が減ってるわけですよね。その問題、もしくは解雇される可能性がある。この解雇される可能性があるというのと解雇に至ったという時点で、当然ながら我々のすべきことが変わってきます。あとは、資金繰りの問題に直面するそれぞれの関連企業、1次、2次、3次ありますけれども、そういった皆さんも4月20日直後のときにはお伺いをしても、いや、これからどうなるかわからないんだと、全く見えない、三菱自工さんもわからないであろうと。この問題が例えば生産再開が2週間後にされるんだったら、もう待つしかないと、別に人を解雇する必要も全くないと。これが例えば1年に及ぶとなると、そのまま抱えてるというのはなかなか難しいであろうと。どれぐらい生産中止になっている期間が長いかによってすべき対応が違ってくるし、お願いする内容が違ってくると、これはある意味当然のことなんですけれども。ですから、我々としても何をするかということを決めるためにも、全部早くやればいいということではなくて、ある程度見通しが見えてからでなければできないということもありました。
 一つ見通しが見えてきた部分と、あと生産再開がいつ頃になるのかということについては、いまだ見えていない部分がございますので、我々とすれば両面作戦、比較的早く生産が再開された場合だとこういうことで進むなあ、あと心配なのは生産再開まで思ったより時間がかかる場合に我々はこういう準備もしておかなければいけないということも視野に入れて、両方の今、準備をしているところであります。

記者)
 今その中で何か具体的におっしゃっていただけるものってありますでしょうか。

知事)
 とにかく、我々自身が資金繰りの支援をさせていただくというのは既に発表をさせていただいたところでありますし、あと先日お願いをしたセーフティーネットの第2号の発動がなされたら、それに連動して我々も動く準備自体は現在もうしております。

記者)
 知事、来月想定された参議院選挙の関係で、中国5県では島根と鳥取が合区になってまして、全国知事会でもいわゆる都道府県代表のような形にすべきというような議論がされてますけれども、それについての知事のお考えっていうのはございますか。

知事)
 私、合区の当事者でないので余りこの問題について突き詰めて考えたわけではないんですが、本当に原則的な話として選挙について、やはり憲法で書いてある国民に正当に選ばれた代表を通じて行動をするという。では、正当に選ばれるというのがどういうことなのかということでいえば、やはりちょっと大げさになりますけれども、1789年のフランス革命以降、以前は王族に生まれた、貴族に生まれた、もしくはその後、資産を持ってる、ものすごい高額納税をしてる、いろいろな特権的な立場、もしくはすごく優秀だからということで政治に参加をしていた状態から、1人1票、それもアメリカ独立のときに全ての人間は生まれながらにして平等だと信じるといいながら黒人は1人1票が与えられていなかったけれども、その後、1人1票になっていったという、この1人1票の大原則というのは人類の歴史の中で非常に大きいものなのかなと思っております。それを踏まえた上で、我々どう考えるべきかということだろうと思います。

記者)
 ですから、法のもとの平等でいけば、要は一部、都市部にばかり議員が集中して地方の議員が少なくなると、合区もさらに拡大するんじゃないか、そのような懸念がありますけれども、それをそのような状況になったとしても、1票の格差是正といいますか法のもとの平等、こちらをやっぱり重視すべきという側の。

知事)
 これまでの人類の文明、文化の歴史を考えれば、1人1票を覆すような原則というのはちょっと今の私には思いつきません。むしろ、東京にいる人たちはなかなか不便な生活で御苦労をされてますので、私も何年か住みましたけれど。この前も東武線が脱線をして大混乱ですから、ちょっと東京はどう見ても人が集まり過ぎていますので、是非気候もいい晴れの国おかやまにもっともっと引っ越しをしていただく、もしくは本当に日本全国すてきな場所がいっぱいありますので、もう少しバランスのいい住み方をしていただいて、東京の皆さんもそれぞれの地域の皆さんももっとハッピーに過ごしていただきたいと。そういう形でそのバランスをもっと、バランスというのは住民と議員の比率のバランスをよくしていきたいなと、いければなと思っています。

記者)
 新生き活きプラン、行動計画の期間が知事任期の4年間っていうことなんですけども、これ当然、知事が引き続きやっていきたいという思いはやはりあるんですか。

知事)
 このプラン、私自身も夢づくりプランを引き継いで、そこを少し変える形で今の生き活きプランということになっております。皆さん方のほうがむしろお詳しいと思いますけれども、行政の中では継続性というものが大変重要でありまして、知事がかわったことでこれまで提供されていた福祉が半分以上変わってしまう、なくなってしまうなんてことは、これはあってはいけないことであります。実際のところ私自身、この生き活きプランということでやっておりますけれども、その中身、本当の骨格、具体的にやっていることはこれまでのプランとほぼ同一でありますので、時代の変化に合わせて県の最上位計画をブラッシュアップしていくいう作業は誰が知事になってもしなければいけないことであります。それを粛々と進めていくということになります。

記者)
 この三菱の関連にしましても長期化されることが予想されますが、知事が今後も本気になっていくのかどうかっていうのが注目されてるところだと思うんです。そのあたりは今現在はどのように。

知事)
 本当にこういう大事な、上向きの動きもいろいろ出てきている中で、本当に心配な大きな問題も出てきている。私、11月11日まで任期をいただいておりますので、本当に最後の1日まで一生懸命頑張っていきたいと思っています。

記者)
 その後というのはまだ。

知事)
 今の時点では。

それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

知事)
 
ありがとうございました。

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