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トップページ 知事記者会見 2016年3月18日知事記者会見

2016年3月18日知事記者会見

会見写真

今議会を終えて

 私からは2項目、お話をさせていただきます。
 まず、先程、閉会いたしました2月定例会についてでございます。今議会では、県政全般について、幅広いご質問やご意見をいただきました。特に、教職員の不祥事につきまして、多くの議員からご指摘をいただいたところであり、引き続き、教育県岡山の復活に向け、全力で取り組んでまいります。
 来年度は、晴れの国おかやま生き活きプランの総仕上げの年であり、県民生活の充実に向け、広がりつつある好循環の流れを加速させ、県民の皆様に「岡山は良くなってきた。元気になってきた」と実感していただけるよう、全力を尽くしてまいります。
 先般、国勢調査の速報値が公表され、人口減少問題への対応が待ったなしであることが改めて明らかとなったところであります。本県においても、第3子以降の保育料無償化を拡大するなど、おかやま創生の実現に向けた取組を着実に推進してまいります。
 また、来年度は、G7倉敷教育大臣会合や全国高等学校総合体育大会など、国内外から多くの方が本県を訪れる機会があります。この大きなチャンスを最大限活用して、岡山の魅力をしっかりと発信し、さらなる誘客や認知度向上につなげてまいります。今後とも、県政の基本目標である「生き活き岡山」の実現を目指し、県民の皆様とともに取り組んでまいりたいと存じます。

晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーンについて

 次に、晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン、DCについてであります。
 DC本番がいよいよ2週間後に迫ってまいりました。今月に入り、全国のJR主要駅に告知ポスターやガイドブックが並ぶとともに、各旅行会社による岡山行き商品もほぼ出そろったと聞いております。
 この機会を最大限に生かして、本県の溢れる魅力を全国に情報発信するほか、多くの観光客の皆様を温かいおもてなしでお迎えすることで、満足感を高め、リピーターとなっていただけるようしっかりと取り組んでまいりたいと存じます。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 先ほど2月定例会について述べられていらっしゃいましたけれども、この定例会は知事の1期目、最後の当初予算が審議され、生き活きプランの総仕上げを迎える前の定例会だったわけですが、主なテーマが教職員の不祥事というのが非常に注目されたと思うんですが、このあたりが質疑、議題の中心的なテーマになったことについて、どのようにお受けとめでしょうか。

知事)
 私は、岡山県の未来のためには教育の立て直しが一番大事だということを選挙中から掲げ、知事に当選してからは、とにかくそれに向かって邁進してきました。教育関係の皆様方の御協力をいただき、地域の皆様、親御さん、いろんな方に御協力いただいて教育環境をよくしていく、教育の実績を上げていく、子どもたちの未来を開いていくということで頑張ってきたにも関わらず、立て続けに教職員の不祥事が発覚し、その勢いに水を差しているということでありまして、大変残念であると同時に、私自身も教育県岡山の復活に先頭に立って関わっている者として、県民の皆さんに対して申し訳ない思いでございます。
 これをどうするのかということは、これから今日を含め、日々、一日一日しっかり仕事を全員で積み上げていって皆さんの信頼を取り戻す、結果を出していくということしかないわけでありまして、きちんとやるべきことをしていかなければいけないと考えています。


記者)
 関連なんですけども、教職員の不祥事の問題で、昨日、教育委員会の方で検討会のチームが発足しましたけれども、どのような取組を期待されていますか。

知事)
 私もまだきちんと議事録等を受け取っているわけではございませんで、報道ベースでどういうことが起きたかというのを知っているだけなんですけども、ただ、自分たちで考えて、これが効果的であろうということをやっているにも関わらず、次々と新たな不祥事が起きているということでありますので、是非、他県でどのような取組が功を奏したのか。それから、今回、お二人の先生にアドバイスをお願いすることになったわけでありますけれども、外部の専門家からアドバイスをいただくことで、これまで見えていなかった、できていなかったことについてもできるのではないか。当然、それで全て死角が埋まるかどうかは分かりませんけれども、そういった努力が功を奏すことを期待しております。

記者)
 関連で。昨日、検討会の取材させていただいたんですけれども、基本的に立ち上がったばかりで、スケジュール的なものはできていないというお話でした。早急に対応すると知事も述べられているので、スケジュール的なところで知事の思いを教えて欲しい。

知事)
 これについては、じっくり1年ぐらい計画を練ってくれと思っている県民は誰もいないと思います。ただ、ないものを何かあるようにみんなで集まって、「エイエイオー!」というのでは、効果があるとは思えないわけであります。どういう対策をとるべきなのか。今回は外部の専門家にアドバイスをいただくことになっていますので、自ずからそのスピードに限界があるわけです。できるだけ危機感を持って、早く進めていただきたいということであります。

記者)
 具体的な数字は、あえて置かなくてもいいということですか。

知事)
 私が詳しい事情を知らないのに。いついつまでにということを言ってかえって邪魔をしたくはありません。とにかく、教育委員会、教育庁のそれぞれの担当者、責任者もゆっくりしようなんてことは絶対考えていないと思います。是非、しっかりスピード感を持って取り組んでまいりたいと思います。

記者)
 議会質問の中に第3子の無償化の取組について取り上げられていました。この4月から市町村でやられるところと、少し遅れてやられるところと様々ありますけども、今後、どのように事業を進めていきたいとお考えでしょうか。

知事)
 今回の取組は、市町村の協力があって初めて進むものでありますので、できるだけ全ての市町村に御参加をいただきたいと思っています。そのために、追加の説明が必要であれば、できる限り丁寧に御説明をさせていただきたいと思っております。
 今回、私どもが工夫をしましたのは、これまで県の予算スケジュールに沿っていろいろ段取りを進めていく。当然、その開示のタイミングというのは、県議会のタイミングというのが大きな節目になるわけでありますけれども、これまでのスケジュールで計画をし開示をしていくと、今度はパートナーである市町村のほうの準備がなかなか間に合わないということがこれまで指摘されていました。私も知事になってから認識したところでありまして、今回、最大限、ここのところに工夫をしたわけであります。
 その効果もあって、当初予算で対応してくださる市町村がいくつか出てきたわけでありますが、それでも市町村からすれば、このスケジュールがタイトであるという御意見も依然として多くいただいているところでありまして、そのスケジュール、タイミングの問題をどのようにするのか。あと、市町村の個別の事情について、頑張っているところほど、今回の県の施策でうまくいかなくなるという指摘が、最初の私どもの案ではあったわけですけれども、それについて市町村と意見調整をする中で、そういうある意味矛盾のように見えることについては解消させていただくなど、これまでよりは質の高い調整ができたのではないかと我々自身は思っているわけであります。本当に関係者の多い調整でありますので、まだまだ改善の余地はあると考えております。
 最初の質問に戻りますが、是非、できるだけ早い段階で全ての市町村でこの施策が普及するように願っております。

記者)
 関連で、岡山市の補助率が3分の1になったことに対して、必ずしもよしとしていないというところがあるということなんですけれど、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

知事)
 それぞれの立場で、それぞれの思いがおありなんだと思います。これについては、法律で明確な規定がございませんので、若しくは政令市になるときの協議、協定書に明示をされてはいなかったということでありますので、これからもいろいろな話し合いを通じて、お互い納得できる線というものを少しずついろいろな事例で詰めていくことになろうかと思います。今回のこの決定について、岡山市のそれぞれの関係者の皆さん、ほかの市町村の関係者の皆様から、いろいろな方向の御意見をいただいているところでございます。

記者)
 県警本部の新庁舎の問題、今日、いよいよ予算を決められたということなんですけれど、もともと1億3千万円だったものが、現時点で2億1千万円まで膨れ上がるという状況になっていったんですが、これについて、改めてお考えを伺います。

知事)
 私自身、元々経営者であり、納税者としての立場でここに立っていると思っておりまして、限られた税金をいかに有効に使うかということについては、退任の日までこの思いが頭を離れることはないと思っています。
 今回のことについて、余分に8千万円が最大で必要になったということは、正直残念でありますけれども、前回も申し上げましたように、ビジネス・ジャッジメントということで、それぞれの段階で得られる情報を最大限有効活用して、そのときベストと思われる決断をするということに関しては、特に瑕疵があったと私自身は思っておりません。こういったことも教訓にして、それぞれの部局で後から振り返ってもったいなかったと思うようなことができる限りないように、その時点、その時点でいろいろな可能性を考えて施策を計画立案してほしいと思っています。

記者)
 残念だったということなんですけれども、結果としては仕方がないということなんでしょうか。

知事)
 現時点でタイムマシンがない以上、これは仕方がないと思っております。

記者)
 岡山県議会に限らないんですけれど、特に岡山議員会の場合、議案が否決されない、そのまま可決される、全ての議案がそのまま可決されるということが常態化しているというふうに受けとめているんですけれども、まず、そのことについてのお考えを伺います。

知事)
 常態化と言われますが、多分、横から見ていると常態化しているというふうに捉えられるのかもしれません。私は、そう言う点においては、全くそういう認識はございませんで、いろいろな場面での議論を通じて、今日も最終的に御承認いただいたときには大変安堵の気持ちがありましたし、少なくとも私を含めて執行部はそういうことは思っていないと思います。

記者)
 例えば、予算審議であっても委員会でかなりいろんな議論がされるというところもありますので、本会議のほうが形骸化というと言葉が正しくないのかもしれないんですけれど、本会議での詰めた議論、細かい議論というのが行われにくい環境にもあるのかなと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。

知事)
 そうですね。それぞれの場面でそれぞれの議論の仕方があろうかと思います。
 私自身は、民間人のときの感覚で言えば、議員同士の議論の場がどうしてないんだろうということは、今に至るまで思っております。つまり、知事を選ぶときには非常に大ざっぱな選び方をしますので、1人しか選べないわけですから。ところが、55人選ぶということになったら、地域性ですとか、年齢、性別、経歴、自分と考えが近いかどうかということで、より細かく皆さん希望を出して、民意になるだけ比例するような形で1人選ぶよりはよほど丁寧に選ぶことができて、その選ばれた55人の皆さんが議論をすることによってそれぞれ大事、全く質の違う、例えば、防災と福祉というのはそれぞれ大事であって両方お金がかかる、どちらの方に追加の予算を振り向けるべきなんだろうかとかということについては、議員同士の議論があれば、それは執行部としても非常に参考になる。私が個人で思っているところではございます。

記者)
 今の関連なんですけれども、議案がそのまま通ることがともすれば当たり前のようになっている状態の中で、議会と知事との緊張関係というのをどういうふうに考えていますでしょうか。

知事)
 私は、大変、緊張関係があると思っているところでございまして、マスコミの皆さんもそうですけれども、議会の皆さんに執行部の考え方、施策をできるだけ御理解いただけるように、これからも頑張っていかなければいけないと思っています。

記者)
 今日、本会議で地方議員年金の創設を国に求める意見書案が可決されたんですけれども、この制度に対して知事としてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。

知事)
 これは国に対してということですので、私自身に対して要望されたわけではないので。ただ、今日の討論の中でも、提案説明の中でも、それから高橋先生の討論の中でも、政治というのは定員よりも多い人が立候補して、その中から有権者が選ぶという作業を通じて民意を反映させると。極端な話、無投票になってしまうと民意を反映させる機会がないわけでありますので候補者を増やす努力が必要だと、民主主義をこれからも機能させるためには、そういった工夫が必要だということについては確かにそうだなということを思いました。そのやり方については、いろいろな考え方があろうかと思います。

司会)
 それでは、以上をもちまして知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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