解説!教員免許状
教員になるためには教員免許状が必要です。
教員免許状がなければ、日本の学校で教壇に立ち、授業を行うことはできません。
このページでは、教員免許状について解説します。
免許状の種類
普通免許状 | 教諭、養護教諭、栄養教諭の免許状です。 所要資格を得て必要な書類を添えて申請を行うことにより授与されます。 |
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特別免許状 | 教諭の免許状です。 社会的経験を有する者に、教育職員検定を経て授与されます。 |
臨時免許状 | 助教諭、養護助教諭の免許状です。 普通免許状を有する者を採用することができない場合に限り、教育職員検定を経て授与されます。 |
取得すると広がる選択肢!<普通免許状>
高校生の皆さんのうち、これから大学等に進学される方は、大学等で普通免許状の取得を目指すことができます。
いわゆる「教育学部」以外の学部でも、教員免許状を取得することができる大学等もあります(詳細は各大学等に確認してください。)。
教員免許状を取得することで、大学卒業時や社会人になってからも「教員という選択肢」を持つことができますので、ぜひ検討してみてください!
★教員免許状を取得可能な大学等(文部科学省のページにリンクします)
社会人経験を生かす!
大学等で教員免許状を取得していなければ、教員になる道が閉ざされる訳ではありません。
岡山県では、一定の社会人経験を持つ方を対象とした採用試験を実施しています。
これは、ある分野における専門的な知識・経験を教員として生かしていただくことを目的に実施しており、合格された方には教育職員検定を経て、特別免許状を授与することとなります。
つまり、一定の分野においては、大学等で普通免許状を取得していない場合でも、教員になる方法があるということになります。