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美作ぶどう部会は、7月14日、令和3年度と6年度に就農した2名を対象に、それぞれのほ場を関係機関とともに訪問する現地検討会を開催しました。
同部会は令和元年に設立後、翌年度から新規就農者の受入体制を整備し、5年度に初めて農業実務研修生を受け入れ、6年度に研修生が就農しました。新規就農者のほ場で栽培管理状況を確認するとともに、悩みや疑問に対して助言する場を設けようと昨年に引き続き2回目の現地検討会を企画しました。検討会では、3年度に新植し今年2回目の出荷を迎える新規就農者に対して「作業がかぶったら儲けさせてくれる品種を優先したほうがいい」と助言がありました。また、6年度に就農し、15年生の成園も管理する新規就農者は「昨年の助言を受け、今年は着果制限を意識した」と話し、新植した若木の管理について熱心に質問していました。
当日は地元ケーブルテレビの取材もあり、8月と12月に開催予定の「就農のための現地相談会」を含めた部会活動をPRしました。普及センターでは今後も新規就農者の確保と育成につながるよう支援していきます。
【栽培管理を現地ほ場で確認】 【若木の管理を部会、関係機関から助言】
【部会長の助言を聞く新規就農者】
【部会活動としての「就農のための現地相談会」チラシ】