6月1日に船穂町ぶどう部会、吉備路温室ぶどう部会の「マスカット・オブ・アレキサンドリア(以下、アレキ)」が初出荷を迎えました。
今回、出荷されたぶどうは、12月下旬からハウス内を加温して栽培された作型のもので、厳正な選果により等級分けされ、地元岡山市場をはじめ、東京、大阪へ向けて出荷が始まりました。
昨年の秋は高温、冬は低温と極端な気温変化があり、春先にも不安定な天候が続き、栽培管理に苦労する年となりました。普及指導センターはJAや全農と連携し、講習会や巡回をとおして、気象や生育状況に応じた管理を呼びかけ、農業者の適切な栽培管理により今年も香り、甘み共に優れた高品質なぶどうに仕上がっています。
倉敷市、総社市では、「シャインマスカット」の出荷も始まり、今後も地域内の各産地からさまざまな品種、作型を組み合わせ、9月頃まで長期間出荷が続きます。
出荷された「アレキ」
厳正な選果(出荷果実の糖度確認)