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平成20年度岡山県地域産業おこしキーパーソン育成プロジェクトの取組

印刷ページ表示 ページ番号:0071947 2010年8月18日更新産業振興課
イラストです。

平成20年度の取組

開催月日場所テーマ、講師内容

写真

1(開講式)5月20日(木曜日)岡山市(きらめきプラザ2階 ゆうあいセンター大会議室)

「今、なぜ地域産業おこしなのか」

講師:関満博先生(一橋大学大学院教授)

事業説明、自己紹介

4月に県内各地から申し込んだ18名が受講生(2期生)として初顔合わせです。

全国各地の先進的な“キーパーソン”活躍事例を学ぶとともに、地域産業おこしの重要性についてお話ししていただきました。  

講演の写真です。

6月27日(金曜日)

岡山市(ゆうあいセンター大会議室3)

「山田方谷に学ぶ」

講師:渡辺道夫さん(山田方谷に学ぶ会代表世話人)

「地域(産業)おこしの熱意」

講師:横石知二さん(株式会社いろどり代表取締役)

座談会

・午前は、地元岡山の幕末の政治家である山田方谷についてお話しいただき、現代の自治体等職員も手本にできる理財論や藩政改革について学びました。

午後は、徳島県上勝町の横石さんから、はっぱビジネスを成功させるまでをお話しいただきました。ないものねだりをせず、あるもので地域に魅力を作る大切さを学びました。

座談会の写真です。
7月25日(金)岡山市(ゆうあいセンター中会議室)

「地域産業おこしに目覚めてから」

講師:関幸子さん(秋葉原タウンマネジメント株式会社専務取締役)

グループワーク「地元のためにできること」

東京都三鷹市で、まちづくりの仕掛け人となって活躍された関幸子さんから、産業振興に目覚めてから、現在に至るまで手掛けた施策の数々についてお話していただきました。地域の問題を分析、把握し、課題を解決するためにたくさん施策を実行されており、その実行力に圧倒されました。

その後、3グループに分かれ、地元にとっての幸せとは何か話し合い、自分たちができることについてアイデアを出し合い発表しました。

講演の写真です。

8月21・22日(木・金曜日)

1泊2日

新庄村・真庭市

・21日

新庄村視察

新庄村長ごあいさつ、村おこしの取組紹介、もち加工場等施設見学、Iターン者の取組紹介

・22日

真庭市視察

銘建工業さん見学、バイオマスツアーの取組紹介、佐田建美さん見学

1日目は新庄村。初めに村長と村役場の方から村おこしにかける熱い思いをお聞かせいただきました。

その後、そうざい加工場、ひめのもち加工場、りんどう・さるなしの圃場、道の駅特産館の加工場など、たくさんの現場を見学しながら、役場の方から取組紹介していただきました。

また、Iターンで新庄村民になった方たちから、森林セラピーや木工細工の取組を紹介していただきました。

夜は山の駅あじわいの宿新庄で宿泊。村長をはじめ村の方たちや鳥取県日南町から視察に参加された方たちと一緒に交流会を開きました。

2日目は真庭市に移り、銘建工業の長田さんから、木質バイオマスの取組についてお話をいただき、工場を見せていただきました。

昼はお弁当を食べながら、真庭観光連盟の眞柴さんから、バイオマスツアーの取組紹介をしていただきました。

午後は、木製スーパーカーで有名な佐田建美さんで、工場見学の後、佐田社長から会社の様々な取組についてお話しいただきました。

 

見学の写真です。

研修の写真です。

工場見学の写真です。

9月24日(水曜日)岡山市(県庁西村ビル3階会議室)

SWOT分析研修

「どのように地域をおこすのか~経営分析に用いるSwot分析を利用して~」

講師:宮前善充さん(財団法人岡山経済研究所主任研究員)

自分の地域を、S(強み:strength)、W(弱み:weakness)、O(機会:opportunity)、T(脅威:threat)の4つ視点で項目を挙げ分析するSwot分析の方法を学びました。

現状分析という本来の目的の他にも、地域の人と一緒にシートを作る作業を通して、共通認識をもつツールとしても有効であることを学びました。

研修の写真です。

10月31日(金曜日)

岡山市(岡山大インキュベータ2階会議室)

「岩手県宮古市の産業振興の取り組みについて~ゼロからはじめた工業振興~」

講師:佐藤日出海さん(岩手県宮古市産業振興部産業支援センター所長) 

岩手県宮古市の「地域全体で技術力の向上」、「人材の確保と育成」、「企業間ネットワー クの形成」に重点をおいた産業支援センターの取り組みについてお話しいただきました。

産業振興の潤滑油となるべき自治体の役割や心得、企業訪問が基本であることを学びました。

講演の写真です。

11月20・21日(木・金曜日)

1泊2日

玉野市(玉野産業振興ビル等)

・20日

三井造船玉野事務所工場見学、玉野市の商工施策説明等

・21日

少人数グループによる企業訪問(3グループで2社ずつ)、報告会

1日目。

三井造船玉野事務所を見学させていただきました。工場の広さやエンジンの大きさに圧倒されました。そして、運良く進水式を見ることもできました。

その後、商工観光課から、職人塾や商店街空き店舗対策等、玉野市の商工観光施策を紹介していただき、夜は企業の方も交えて交流会を開催しました。

2日目午前は、3グループに分かれ、玉原企業団地の企業を2社ずつ訪問させていただきました。

午後からは、訪問した企業についてまとめ、グループ発表。

訪問してうまく話を引き出せるようになるには数をこなす必要がある等々、アドバイザーの長崎さんから助言をいただきました。

研修の写真です。

進水式の写真です。

研修の写真です。

12月12日(金曜日)笠岡市(子ども劇場笠岡センター)

「コミュニケーションセミナー」
講師:池間ひとみさん(faith 社内活性化プランナー)

「金田一耕助が愛した岡山」

講師:網本善光さん(NPO法人笠岡島づくり海社会員)

会場は子ども劇場笠岡センター。海の前の趣のある建物です。

初めに、NPO法人子ども劇場笠岡センター理事長の宇野さんから、センターについてご紹介いただきました。

コミュニケーションセミナーでは、池間さんから相手との信頼関係「ラポール」をつくる効果的なコミュニケーション方法について学びました。

その後、網本さんから、岡山県内各地が金田一シリーズの原作、ドラマ、映画の舞台となっていることや、魅力ある町の条件と町おこしの関係についてお話しいただいきました。笠岡の町に出てロケ地の紹介もしていただきました。

研修の写真です。

研修の写真です。

平成22年1月16日(金曜日)岡山市(ゆうあいセンター大会議室1)

「地域産業おこしの課題」

講師:福間敏さん(島根県商工労働部企業立地課参与)

島根県から福間さんにお越しいただき、島根県斐川町で企業誘致に携わり成功させた事例から、企業誘致に必要な資質や組織の体制などについてお話しいただきました。研修の写真です。
102月27日(金曜日)岡山市(ゆうあいセンター大会議室1)

「プレゼンテーションの極意」

原尚樹さん((株)電通関西支社クリエイティブディレクター)

原さんから、相手の心に響かせるプレゼンの手法を、企画内容、方法に分けて学びました。

その後、グループに別れ、実際に企画・発表を行いました。

研修の写真です。
11(修了式)3月23日(月曜日)岡山市(三光荘パブリゾン)

受講生による「私の考える地域産業おこし」をテーマとした発表、修了証授与

受講生のみなさんが、今後自分が地域でどんな取組をしていけるか考え、実践していきたいアイデアについて、一人ずつ、8分間の持ち時間でプレゼンしました。 

前回のプレゼン研修を活かし、各人さまざまな手法でプレゼンされていました。

研修は1年間で終わりましたが、地元での実践はこれからです!

活動報告お待ちしてます~

研修の写真です。

研修の写真です。

発表会の写真です。

発表会の写真です。

集合写真です。

御協力くださった方々

・新庄村役場さま
・姫のもち会さま
・新庄村森林セラピー協議会さま
・メルヘンプラザさま
・家具工房木工ペスさま

・真庭市バイオマス政策課さま
・銘建工業さま
・真庭観光連盟さま
・佐田建美さま

・玉野市商工観光課さま
・三井造船玉野事務所さま
・大熊製作所さま
・タマデン工業さま
・岡南プレス工業さま
・成栄工業さま
・合田機工さま
・林ケミックさま

 県内視察は、たくさんの方から御協力いただいて開催できました。
 お忙しいところ当事業に御協力くださりありがとうございました。

受講生からの感想を一部紹介します。

・人的ネットワークが広がったことが何より、このプロジェクトに参加した成果だと思います。
・強力なリーダーシップを持つ人材には限りがあり、今後はリーダーだけでなく「普通」の職員も一人ひとりが、自分の手法で地域の将来を考えて仕事をしていく時代である。「普通」の職員もキーパーソンにならねばならないこと、その気づきとチャンスを与える研修でした。
・熱意ある岡山県内の市町村、商工会等の方、全国で地域産業振興に様々な形で携わる方と非常によい人脈の形成ができました。市町村職員は外に出ることが少なく、いわば井の中の蛙のようなことになりがちです。これを打破し、気づき、考え、実行する。そのきっかけとして非常に有益な事業でした。