本文
りんどう
りんどう
りんどうは、リンドウ科の多年草で、6月下旬から11月にかけて開花します。
主流は青色ですが、ピンクや白、青と白の複色のものなど品種も増えてきており、仏花だけでなく、フラワーアレンジメントなどでも使われるようになってきています。
鏡野町奥津地域は、昭和46年から栽培が始まった歴史ある産地で、今では周辺の同町上斎原・富地区でも栽培され、津山地域を代表する花となっています。
りんどう栽培の概要
りんどうの出荷は品種を組み合わせることで、6月下旬から11月になります。
栽培の様子
1年目の栽培の様子
小さい苗を定植(5月下旬)
定植直後の苗
8月下旬には草丈が40cm程度に成長(1年目は株養成期間のため出荷はしない)
11月には地上部は枯れ、冬支度
2年目の栽培の様子
4月上旬に萌芽が始まる
6月中旬には草丈が1m近くになる
ハチによる被害防止のためネットで被う
収穫間近のりんどうの様子(2年目に初出荷を迎える)
栽培に向いている場所
- 夏期冷涼で風通しが良いほ場
- 夏場のかん水が十分にできるほ場
- 強風の当らないほ場
- りんどうを栽培したことのないほ場
- 前年まで水稲を作付けしていた水田