本文
検査課
☆ 試験・検査で県民のみなさまの健康に貢献 ☆
【管轄】
備前保健所検査課の管轄は岡山市及び倉敷市を除く県内5保健所のエリアをカバーしています。(緑色のエリア)
【管轄】
備前保健所検査課の管轄は岡山市及び倉敷市を除く県内5保健所のエリアをカバーしています。(緑色のエリア)
業務内容
保健所の行う行政検査(食品等の収去検査・感染症検査・浴場水の水質検査など)に対応しています。
食品等の収去検査
現代は、数え切れない種類の食品が、製造・加工・流通・販売されています。これら毎日口にする食品は、衛生的で安全でなければなりません。保健所では、食品衛生監視員が製造所や販売店等の監視を行う際、検査が必要と認めた食品を持ち帰り、検査課で調べます。これを収去検査と言い、検査結果に基づき製造所や、販売店等に対して指導や、規制を行います。
検査の目的 |
検査対象食品の例 |
主な検査項目の例 |
食品の成分規格 |
牛乳、乳製品 |
細菌数、大腸菌群、乳脂肪分 |
清涼飲料水 |
大腸菌群、ヒ素、鉛、スズ | |
即席めん類 |
酸価、過酸化物価 | |
魚肉練り製品 |
大腸菌群 | |
生食用かき |
細菌数、E.coli最確数、腸炎ビブリオ最確数 | |
生食用鮮魚介類 |
腸炎ビブリオ最確数 | |
衛生規範(指導基準) |
弁当、生洋菓子など |
細菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌 |
食品添加物の使用基準 |
食肉製品 |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) |
魚肉練り製品 |
ソルビン酸(保存料)、着色料 | |
たくあん漬け |
サッカリンナトリウム(甘味料) | |
生麺 |
プロピレングリコール(品質保持剤) |
食中毒検査
食品や飲料水を食べたり飲んだりすることで、体に入った微生物や、有害な物質が起こす下痢、腹痛、発熱等の健康被害を一般に「食中毒」と言います。
保健所では、医師などからの届出を受け、原因を特定するための調査が速やかに行われますが、その一環として、患者の便、吐物や食品の残り、水などを採取し、各種微生物や、有害な物質が含まれていないか、検査を行います。
保健所では、医師などからの届出を受け、原因を特定するための調査が速やかに行われますが、その一環として、患者の便、吐物や食品の残り、水などを採取し、各種微生物や、有害な物質が含まれていないか、検査を行います。
感染症検査
腸管出血性大腸菌(O-157等)、赤痢、チフス等感染性疾患の予防、防疫活動は健康危機対応の要です。保健所では、細菌性疾患について本人や、家族等の検便などの検査を行い、迅速な防疫に努めています。
生活衛生検査
・公衆浴場や、遊泳用プールの水質検査
・冷却塔(クーリングタワー)のレジオネラ汚染の検査
・冷却塔(クーリングタワー)のレジオネラ汚染の検査