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【公開!薬物乱用防止啓発アニメ】岡山県立高梁城南高等学校 漫画研究同好会が作りました!!
こちらの二次元コードを読み取ると、動画サイトを開くことができます。
【あらすじ】
中学3年生の鈴木くんが最近学校に来ていない。
同じクラスの田中くんは、ふとしたことから、鈴木くんとギクシャクするようになってしまったことを気にしていた。
そのころ鈴木くんは・・・
なぜこの活動をした?
近年、大麻を中心に、若い人たちの間で薬物乱用が増えています。
薬物乱用防止教育は、薬物に手を出す前から行うことが重要とされていることから、岡山県立高梁城南高等学校 漫画研究同好会の方々に、小中学生向けの啓発コンテンツ作成を依頼しました。
(覚醒剤等薬物乱用防止指導員 高梁地区協議会・新見地区協議会との協働事業として実施)
この活動に参加した生徒さんから
(感想)
- テレビの中の問題ぐらいにしか感じていなかったが、案外、身近な問題かもしれないと思った。
- 研修会で、薬物にもいろいろな種類があり、粉やカプセルだけではなく、ラムネみたいな形をしているものもあることを知った。お菓子だよと渡されたら怖いなと思った。
- 声優さんたちの仕事の難しさを実感した。
(ここを見てほしい!)
- 薬物は身近なところから、優しい人を装って近づいてくるかもしれないことを表現した。
- 中学生の男子が2人出てくるので、見分けがつくようにデザインすることを意識した。
- アフレコ時は4階の教室を使い、他の音が入らないようにすることが大変だった。
(伝えたいこと、自分たちができること)
- 今回のストーリーでは、田中くんが発した言葉によって鈴木くんが傷ついてしまった。自分はそんなつもりはないのに、相手を傷つけることもあるかもしれないから気を付けようと思った。
- 落ち込んでいる友達には、寄り添うような声掛けをしたいと思う。
- 危険だと気付くことができるように、警戒心を忘れないようにしたい。
- 薬物をすすめられても、きっぱりと断ることが大事。
青少年健全育成講師 長橋先生から
日本では、「ダメゼッタイ!」のキーワードで知られる覚醒剤へのイメージは若者にも定着しており、検挙者も一貫して減少傾向にあります。
しかし近年、違法薬物に化学構造を模した危険ドラッグや大麻使用の低年齢化が問題となっています。この背景には「合法で捕まらないって聞いた」とか「大麻は体に悪くない」などの誤情報がネット上に氾濫していることが一因として考えられます。
また、「自分には関係ない」と考えていても、長い人生には色々な事が起き、悩める日や、堪えられない苦しみの日々も訪れます。そんな時に違法薬物は、「爆発しそうな負の感情」を嗅ぎ付けて、優しい顔で「楽になれるよ」と近付いてきます。
未成年には禁止されているアルコールやタバコの使用は、判断力を鈍らせます。寂しさや苦しさから始まった薬物乱用は、徐々にエスカレートし、悪いことをしている気まずさもあって、相談すらもできなくなっていきます。孤立して、気付けば薬物なしでは生きられない人生になっていきます。
大切な人と自分を守るため、皆で考えていきましょう。