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〈草地管理の紹介〉飼料用トウモロコシの生育調査を行いました
- 当研究所の飼料畑で、主に乳牛用として栽培している飼料用トウモロコシの生育調査を8月21日に行いました。
- 今回の調査は、トウモロコシの生育状況と収穫時期を判断するために行いました。
- 生育状況は、稈長(地際から雄穂穂首までの長さ)がR5年の196cmから今年は266cmに伸びており、また1平方メートル当たりの収量もR5年の3,073gから今年は4,699gと大幅に増加しました。
- 今年生育が良かったのは、昨年は生育初期に多くの雨が降り、圃場の排水も悪く、湿害の影響を大きく受けましたが、今年は、生育期間中天候に恵まれたほか、サブソイラー(心土破砕機)を使って、しっかりと耕運して排水を改善したことが要因だと思われます。
- また、子実の登熟具合は、黄熟前期で、収穫適期の黄熟後期まで、あと少しという状況だったので、収穫を1週間後に開始することにしました。
生育調査 稈長の測定 ミルクライン(実の黄色と白色部分の境目のこと)