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果樹研究室

印刷ページ表示 ページ番号:0923035 2025年7月13日更新農業研究所

果樹研究室

 「くだもの王国おかやま」の基盤強化を図るとともに、「岡山ブランド」をさらに多彩で豊かに発展させるため、主要果樹のモモ、ブドウについて、消費者、実需者ニーズに対応した優良な新品種の育成や高品質化、高付加価値化のための新技術の開発に取り組んでいます。
 また、生産者の担い手確保や高齢化に対応し、モモとブドウの安定生産を技術的に支援するため、省力・低コスト化による生産性の向上技術や温暖化等の気象変動に対応できる技術開発に取り組んでいます。

1 特産果樹の育成と選定

  (1)果樹新品種の育成(モモ、ブドウ)

  (2)果樹導入品種の選定(モモ、ブドウ)

 モモの育種圃場 ブドウの育種圃 オーロラ ブラック 
        モモの育種圃場                ブドウの育種圃場    オーロラ ブラック      

 おかやま夢白桃 さきがけはくとう 晴香
      おかやま夢白桃    さきがけはくとう    晴香®【岡山PER1号】

 白皇  白露

   白皇®(岡山PEH7号)  白露®(岡山PEH8号)

 

 

2  主要果樹の生産振興

Y字形に仕立てたモモの樹の様子を撮影した写真です  加温栽培しているシャインマスカットを撮影した写真です

 モモのY字形による低樹高栽培      「シャインマスカット」の高品質生産技術

3  試験研究関連事業

  (1)特産作物の遺伝資源管理(ジーンバンク)事業
  (2)植物調節剤実証試験

4 ブドウ苗木の安定生産技術について

ブドウの苗木生産では、穂木や台木の休眠枝を接ぎ木して生産する「接ぎ挿し法」が慣行の方法ですが、接ぎ木部の癒合不良や発根不良を生じやすく、他の果樹苗木と比べて正苗率が低いことが課題となっています。
そこで、ブドウ苗木の安定生産のため、慣行の「接ぎ挿し法」の改善点をまとめたマニュアルと、新たな苗木育成方法である「緑枝接ぎ法」の技術マニュアルを作成しました。