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プラスチック被覆肥料の被膜殻の流出防止について

印刷ページ表示 ページ番号:0911061 2024年4月4日更新東備農業普及指導センター

 水田では、プラスチック被覆肥料(※)の肥料成分が溶出した後、被膜殻が水面に浮上し、水田から河川等に流出する可能性があります。

 プラスチック被覆肥料を使用している場合は、浅水代かきを行うほか、田植え前の強制落水は避けるなどの水管理を行うことにより、

被膜殻をほ場外に流出させないように注意しましょう。

 ※表面が、プラスチック等の被膜でコーディングされている肥料

 


対策ポイント

 ○畦畔管理(あぜが崩れていないかのかを確認)

​​  ・あぜ塗りの徹底やあぜシートを設置する。

  ・止水板はあぜより高くする。

 

 ○​代かき

  ・入水時までに田面の高低差をなくす。

​  ・代かきはできるだけ浅水で行う。

 

 ○​田植え

  ・田植え前の落水は行わず、自然落水で水位を調整する。

 

 ○​施肥

​  ・樹脂を使用していない肥料や、流し込み液肥の活用を検討する。

  ・堆肥や緑肥などの有機質肥料の導入を検討する。

  ・土壌診断やJAの栽培暦等により適正施肥に努める。

  ・施肥量の削減につながる側条施肥技術を導入を検討する。

 

 下記のチラシもご覧ください。

    R6年度被覆肥料の流出防止対策 [PDFファイル/1.33MB]