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植物防疫情報第10号(タマネギべと病)
3月 15 日の病害虫防除所の巡回調査によると、タマネギべと病の発生圃場率は 38.5%で、令和元年から5年間実施した巡回での平均値(37.4%)並であり、春先の強力な伝染源である全身感染株(図1)の発生が認められました。なお、3月 21 日発表の広島地方気象台の1か月予報によると、向こう1か月の気温は平年より高く、降水量は平年より多いとされており、発生を助長する条件であることから、発生の拡大が懸念されます。
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