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小さく生まれたお子さんによくある質問
ここでは、「晴れの国おかやま リトルベビーハンドブック」に掲載している内容に追加して、
小さく生まれたお子さんによくある質問を掲載します。
小さく生まれたお子さんによくある質問を掲載します。
✿ ミルクと食事
Q 母乳が思うように出ないのがつらいです。
A 母乳は、乳房から出した量だけ作られる仕組みになっています。
授乳間隔を空けて乳房に母乳が溜まっている状態にしていると、ちょうどいい量が作られなくなります。
1日7~8回程度のこまめな搾乳(授乳)をして、母乳の分泌を促しましょう。
片方の乳房だけから搾乳(授乳)をすると、もう一方の分泌が減ってしまうこともあるので、気をつけましょう。
なお、母乳が努力しても出ないのはママのせいではありませんし、授乳スタイルは、一つではありません。
母乳で育てるスタイルでも、育児用ミルクを使うスタイルでも、赤ちゃんは元気に育ち、愛情はしっかり伝わります。
産後のおっぱいトラブルなど、心配なことがあれば、医療機関の母乳外来や助産院の助産師などに相談してみましょう。
また、市町村が実施している産後ケア事業なども上手に利用しましょう。
(引用:厚生労働省 「産後2週間を過ぎたママのための授乳のギモン解消ガイド」)
授乳間隔を空けて乳房に母乳が溜まっている状態にしていると、ちょうどいい量が作られなくなります。
1日7~8回程度のこまめな搾乳(授乳)をして、母乳の分泌を促しましょう。
片方の乳房だけから搾乳(授乳)をすると、もう一方の分泌が減ってしまうこともあるので、気をつけましょう。
なお、母乳が努力しても出ないのはママのせいではありませんし、授乳スタイルは、一つではありません。
母乳で育てるスタイルでも、育児用ミルクを使うスタイルでも、赤ちゃんは元気に育ち、愛情はしっかり伝わります。
産後のおっぱいトラブルなど、心配なことがあれば、医療機関の母乳外来や助産院の助産師などに相談してみましょう。
また、市町村が実施している産後ケア事業なども上手に利用しましょう。
(引用:厚生労働省 「産後2週間を過ぎたママのための授乳のギモン解消ガイド」)
Q ミルクをあげてもむせたり嫌がったりしてしまい、うまく飲めません。
A 脱水症状になっておらず、体重が増えていれば大丈夫です。
半日おしっこが出ていなかったり、唇がかさかさだったりすると、脱水の可能性があるので受診が必要ですが、
そうでなければあまり神経質になる必要はありません。
ただ、飲むのに時間がかかる場合は、乳首の穴が小さすぎることがあり、
逆に飲んでいる最中にむせる場合は、穴が大きすぎる場合があります。
哺乳瓶のメーカーを変える、乳首を柔らかいものに変える、乳首の大きさを変える、ミルクの種類を変える、
回数をこまめに分けるなど工夫することで、飲むようになる場合もあるので、色々試してみましょう。
小さく生まれた赤ちゃんは哺乳機能が弱く、哺乳が不得意なことも多いです。
半日おしっこが出ていなかったり、唇がかさかさだったりすると、脱水の可能性があるので受診が必要ですが、
そうでなければあまり神経質になる必要はありません。
ただ、飲むのに時間がかかる場合は、乳首の穴が小さすぎることがあり、
逆に飲んでいる最中にむせる場合は、穴が大きすぎる場合があります。
哺乳瓶のメーカーを変える、乳首を柔らかいものに変える、乳首の大きさを変える、ミルクの種類を変える、
回数をこまめに分けるなど工夫することで、飲むようになる場合もあるので、色々試してみましょう。
小さく生まれた赤ちゃんは哺乳機能が弱く、哺乳が不得意なことも多いです。
Q 退院後、薬をうまく飲めるか心配です。
A シロップ剤は、軽く振ってから、指示された1回分を測り、スポイトやスプーン、哺乳瓶の乳首などお子さんにあった方法で飲ませしょう。
飲みにくい場合は、1回分を薄めたり、飲み終えたあとに口直しに白湯をあげてもよいです。
薬をミルクに混ぜて飲ませると、ミルクを飲み残してしまうことがあるので、避けましょう。
また、1歳未満の赤ちゃんに薬を飲ませるときは、はちみつには、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるので、混ぜないでください。
なお、薬の性質が栄養補助的なものであれば、多少、吐き戻しても心配はいりません。
飲みにくい場合は、1回分を薄めたり、飲み終えたあとに口直しに白湯をあげてもよいです。
薬をミルクに混ぜて飲ませると、ミルクを飲み残してしまうことがあるので、避けましょう。
また、1歳未満の赤ちゃんに薬を飲ませるときは、はちみつには、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるので、混ぜないでください。
なお、薬の性質が栄養補助的なものであれば、多少、吐き戻しても心配はいりません。
✿ 発達・発育
Q よりよい発達のためにおうちで何かできることはありますか。
A 赤ちゃんは、パパやママとのコミュニケーションを通じて、発達していきます。
泣いたらあやしてあげる、見つめたら見つめかえしてあげる、手を伸ばしてきたら握ってあげるなど、
赤ちゃんとのスキンシップを大切にしながら、良い関係を作りましょう。
とはいえ、ママやパパが無理して疲れてしまっては、お互いにとっても良いことではありません。
時には、おじいちゃんやおばあちゃん、保育士さんにお任せして息抜きすることも大切です。
多くの人とのふれ合いが発達を促すこともあります。いろいろな人の手を借りて、赤ちゃんにとって良い刺激となる
環境を作っていきましょう。
泣いたらあやしてあげる、見つめたら見つめかえしてあげる、手を伸ばしてきたら握ってあげるなど、
赤ちゃんとのスキンシップを大切にしながら、良い関係を作りましょう。
とはいえ、ママやパパが無理して疲れてしまっては、お互いにとっても良いことではありません。
時には、おじいちゃんやおばあちゃん、保育士さんにお任せして息抜きすることも大切です。
多くの人とのふれ合いが発達を促すこともあります。いろいろな人の手を借りて、赤ちゃんにとって良い刺激となる
環境を作っていきましょう。
Q 寝返りやお座りをなかなかしません。
A 小さく生まれた赤ちゃんは、どうしても発達がゆっくりになりがちです。
自然な発達をおおらかな気持ちで見守りつつ、いつもと違う向きで寝かせてみる、おもちゃで視線を誘導し色々な方向を向かせる、
手で足を触らせる、身体を支えながらお座りの姿勢を経験させてみるなどの働きかけを、
理学療法士と相談しながら行うのもよいでしょう。
自然な発達をおおらかな気持ちで見守りつつ、いつもと違う向きで寝かせてみる、おもちゃで視線を誘導し色々な方向を向かせる、
手で足を触らせる、身体を支えながらお座りの姿勢を経験させてみるなどの働きかけを、
理学療法士と相談しながら行うのもよいでしょう。
Q 反応に乏しく、模倣や指差しをしません。大丈夫でしょうか。
A 表情の多さや模倣・指さしを好むかどうかは、個性によるところも大きいので、それだけで心配する必要はありません。
愛情があるからこそ、できないことに目が行きがちですが、その子の好きな遊びや働きかけでたくさん接してあげましょう。
愛情があるからこそ、できないことに目が行きがちですが、その子の好きな遊びや働きかけでたくさん接してあげましょう。
Q 一人で立つこと、歩くことが出来ずに心配です。
A 目安としては、修正月齢1歳3か月~1歳半ごろまでに立っち・あんよができるようになることが多いようですが、
それぞれのペースがあります。
つかまり立ちが出来れば、壁づたいに歩く練習や、つかまっている物から物へ移動させることで、筋力を鍛えたり、
両手を繋いで歩く練習をして歩く楽しさを味わわせたりするのも効果的でしょう。主治医と相談しながら、その子のペースを見守りましょう。
それぞれのペースがあります。
つかまり立ちが出来れば、壁づたいに歩く練習や、つかまっている物から物へ移動させることで、筋力を鍛えたり、
両手を繋いで歩く練習をして歩く楽しさを味わわせたりするのも効果的でしょう。主治医と相談しながら、その子のペースを見守りましょう。
Q 意味のある言葉を話しません。
A 言葉の発達は、個性による差が非常に大きいですが、概ね3歳までにお話ができるようになることが多いようです。
「あ~」「う~」だけでなく「バ」「ブ」などの子音のある喃語を声に出したり、視線がよく合い、「ちょうだい」「おいで」などの言葉を
理解している様子であれば、少しずつ意味のある言葉を話すようになります。
ただし、言葉を理解していない、音に反応しない場合は、難聴でないかを主治医に診てもらいましょう。難聴の場合、早期の対応によって治療効果が高く出ることがあります。
「あ~」「う~」だけでなく「バ」「ブ」などの子音のある喃語を声に出したり、視線がよく合い、「ちょうだい」「おいで」などの言葉を
理解している様子であれば、少しずつ意味のある言葉を話すようになります。
ただし、言葉を理解していない、音に反応しない場合は、難聴でないかを主治医に診てもらいましょう。難聴の場合、早期の対応によって治療効果が高く出ることがあります。
Q 日ごろの歯の手入れはどのようにすればいいですか。
乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけを始めましょう。
初めのうちはガーゼや綿棒などで歯の表面や優しくぬぐってあげればいいでしょう。慣れてきたら乳児用の歯ブラシで、
1本ずつ優しくみがいてください。
初めのうちはガーゼや綿棒などで歯の表面や優しくぬぐってあげればいいでしょう。慣れてきたら乳児用の歯ブラシで、
1本ずつ優しくみがいてください。