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薮井佑介 SOUND SPACE 光
実施内容
1 概要
岡山市出身の若手音楽家である薮井佑介氏は、5次元キーボード(※1)やAR楽器(※2)など複数の最先端電子楽器を駆使し、壮大なオーケストラサウンドをひとりで奏でる演奏スタイルを持つ世界にも類がないアーティストです。
今回は、津山市にある鶴山を考える会が開催している「観月と邦楽の夕べ」と連携して実施しました。津山市は、宇田川榕菴など著名な蘭学者を輩出した地であり、江戸時代、日本ではじめて西洋音楽の研究がされていました。そうした歴史をモチーフにした創作曲や中秋の名月にふさわしい東西の名曲などを現代の最先端楽器による圧巻のパフォーマンスで披露しました。
コンサートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら無観客での開催となりましたが、津山市内の保育園・幼稚園園児が作った灯籠を客席に並べる演出を行い、その様子をダイジェスト版として編集し、後日、映像配信しました。
【動画配信】 薮井佑介 SOUND SPEACE 光 ダイジェスト版
(※1)5次元キーボード | シームレスの鍵盤をたたく、押す、滑らせる、揺らすなどの方法で、ピアノやバイオリン、サックス、琴、尺八などさまざまな楽器の音を表現できる最先端電子楽器 |
(※2)AR楽器 | 宙をたたいて音を奏でることができるなど拡張現実の技術を用いた楽器 |
2 場所
津山城 三の丸 つるまる広場(津山市)
3 日時
令和3年9月21日(火曜日) 18時30分 ~ 20時30分
4 料金
入場無料
5 主催
岡山県、鶴山を考える会、エレクトロニック・ミュージック・ラボ実行委員会
問合せ
エレクトロニック・ミュージック・ラボ実行委員会
E-mail:electronic.music.lab.2020@gmail.com
TEL:090-5267-0095
次世代おかやまアーティスト活動促進事業
岡山県では、県文化の底上げを図るため、本県ゆかりの若手芸術家を起用した企画展や舞台などを実施し、若手芸術家の活動の機会を創出するとともに、県民が文化に触れ、活動できる場を提供する「次世代おかやまアーティスト活動促進事業」を実施しています。