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IT機器展示(障害者ITサポートセンターおかやま)

印刷ページ表示 ページ番号:0813058 2024年4月17日更新福祉相談センター

展示・体験コーナーの説明

このコーナーでは、障害に対応したIT機器の展示・体験・相談を行っています。展示している機器は、視覚障害者対応パソコン・肢体不自由者対応パソコン・意思伝達装置の3つに分かれており、自分の障害に対応したIT機器を見ることができます。 また、展示している機器は見るだけではなく、実際に触れて、体験することも可能です。

 

展示状況の概要(令和6年4月現在)

意思伝達装置
 伝の心・視線入力装置・赤外線学習リモコン・各種スイッチ
 携帯用会話補助装置(トーキングエイドプラス)・各種スイッチ

視覚障害者対応
 読むん台
 DAISY図書再生・録音機
 点字プリンター
 パソコン本体とソフトウエア
 点字ディスプレイ

●上肢障害対応
 パソコン本体
 各種マウス、キーボード

●その他
 タブレット型端末iPad 役立つアプリ                          

展示している機器の詳細及びその他身体に障害のある方向けのIT機器に関するご相談は、このコーナーを運営している公益財団法人 岡山県身体障害者福祉連合会の「障害者ITサポートセンターおかやま」のスタッフまでお願いします。ぜひお気軽にお越しください。

障害者ITサポートセンターおかやまに関する情報

当センターは、パソコン等情報通信機器の利用方法について、電話、メールによる相談、支援機器提案や在宅就労等の様々な相談に応じ、障害者のIT機器利用の促進を図る、総合的なサービス拠点となることを目的としています。

   障害者ITサポートセンターおかやま(公益財団法人 岡山県身体障害者福祉連合会)ホームページ

展示・体験用具の一例(紹介する用具は不定期で変わります)

意思伝達装置

・重度障害者用意思伝達装置「伝の心」と視線入力装置

伝の心

 重度障害者(発声・発語及び身体の自由が著しく制限されている方)がパソコン操作をすることにより、自分以外の人に意思を伝えるための装置です。リモコン操作やメール、インターネット閲覧などもスイッチ一つで行うことができます。これに視線入力装置を組み合わせることにより、視線がマウス操作の代わりをし、パソコン操作がより早く楽に行えるようになります。

 キャリブレーションという簡単な準備を行った後は、画面のクリックしたい場所や書きたい文字のキーをただ見るだけで文字入力やゲームの操作ができますので、ぜひ体験してみてください。

 

・トーキングエイド+

トーキングエイド

 トーキングエイド+は市販のタブレットに専用ソフトを入れることで使用できる携帯型会話補助装置で、発声や筆談での会話が困難な方のためのコミュニケーションツールです。文字入力以外にもシンボルマークでの会話も可能で、シンボルは写真を撮って追加したり、順序を変えたり、音声を録音して登録したりと自由にカスタマイズできます。こちらは、標準でキーガードや携帯用カバー(ベルト付き)などがセットになっています。展示体験コーナーにでは、スイッチを接続して操作できるように設定してあるので、更に簡単な操作で使用できます。実際に触って体験してみてください。 

トーキングエイド+の使い⽅や機能について動画を作成しました。

トーキングエイド+について

 

肢体不自由者対応パソコン

肢体不自由者対応パソコン

 市販の一般的なマウス、キーボードが使えなくても、それぞれの障害に合わせて様々な機器でパソコンを使用することができます。

 らくらくマウス3ではレバーとボタンでマウスの役割を行います。上肢障害などで通常マウスでのダブルクリックやドラッグといった操作が苦手な方でも楽に使っていただけます。また、win10搭載のパソコンではスクリーンキーボード(画面にキーボードが表示される機能)が搭載されているので、難しいキーボード入力もこのらくらくマウス3でできます。

 

視覚障害者対応パソコン

視覚障害者対応パソコン 

 視覚障害者がパソコンを利用するためのソフトを導入したPCと周辺機器を設置しています。また六点点字の仕組みを詳しく解説したパネルを掲示し、実際に点字入力の体験や、音声ガイドが点字ディスプレイに表示されるものを指で触って点字読み取りの体験もできます。   

その他

・iPad

iPad

 10.2インチのタブレット端末です。障害者や高齢者を補助、支援する便利な機能やアプリが利用できます。たとえば、音声で画面を読み上げる機能、音声入力や手書き入力で会話をサポートするアプリ、拡大鏡の代わりになるアプリ、印刷物を読み上げたり、周囲の状況を説明するアプリなど、様々なものがあります。

 タブレット型端末では、随時、新しいアプリをダウンロードしていますので、それぞれの障害に合ったアプリを試すことができます。

パネルを使った説明の一例(説明内容は不定期で変わります)

  • 六点点字入力表
  • 役立つアプリ紹介やその使い方の配布用チラシ作成

その他の情報

1.お知らせ

 実際に展示コーナーへ来ることが難しい方のために、Youtubeに展示機器紹介動画をupしていますのでご覧ください。

展示機器紹介動画

2.来場者数(令和5年4月から令和6年3月まで)

(1)総数 720名

(2)団体 (1)のうち362名(14団体)

3.来場者アンケートから

・見えにくさ、聞こえにくさで困っている方は多いので、支援する多くのアプリが存在することを知って大変勉強になった。

・意思伝達装置「伝の心」の視線入力でパソコンを操作できるのがすごいと思った。

・小学校で点字について習ったが、パソコンで六点点字入力をしたのは今回が初めてだった。

4.来場者からの相談など

来場者の方からの相談の一部をご紹介します。

Q:手指麻痺などで一般的な光学式マウスが使いにくいので、何か代わりのものはないか。
A:固定したままボールを動かして操作できるトラックボールマウスはレンタル用の予備があるので、1カ月程度を目途にご自身のパソコンにつないで試すことができます。

Q:機器を購入したいが、オンラインではなく実物を見て買える場所はないか。
A:こちらで販売はしておらず、ものによっては製造元や取扱業者で実物を体験できる場合もあるので、そちらの連絡先を提供しています。

Q:高齢のため手の震えなどでスマホでの文字入力が難しくなってきた。何か方法はないか。
A:スマホやタブレットも外部機器(マウスやスイッチなど)を接続して使用でき、また音声入力で文字を入力する方法もあります。

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