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「県政への提言」に寄せられた御意見・御提言(平成27年5月分)

印刷ページ表示 ページ番号:0434204 2015年6月15日更新公聴広報課

御意見・御提言の件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

累計

24

12

 

主な御意見・御提言の内容(5月分)

お寄せいただいた御意見・御提言に県から回答したもののうち、主として県の施策や取り組みに関するもので、広く県民のみなさんに知っていただきたいものを掲載しています。
○ 後楽園界隈への食事店誘致について
○ 後楽園での蚊対策について
 ○ 子どもの貧困等について
○ 後楽園界隈への食事店誘致について
(問)
 美作の茶摘み祭りが後楽園で行われていたので訪れたが、帰りがけに観光客の方が商店街に出て食事をしたいと係の方に尋ねていた。その方が商店街で買物や満足な食事が出来たか心配になった。
 岡山市民であるが果たして観光客が満足するようなもの、祭りずしとか、岡山らしい和食の店でこぎれいな店がすぐに思いつかなかった。
 県としても地元との協力でぜひ後楽園界隈や園内におみやげや食事の店の誘致誘導の方策をお願いしたい。
 現在の後楽園は江戸時代そのままを見せてやっているという感じで、重要文化財であろうがもったいぶらず観光客にもすべて開放するぐらいの改革が必要だ。
(答)
 ご提言をいただきました飲食施設等の充実につきましては、入園者の利便性向上はもとより、後楽園のさらなる魅力向上にもつながることから、今後、園内の広場等の活用も含め検討してまいりたいと考えております。
 また、後楽園は、国の特別名勝にも指定された我が国を代表する文化財庭園でありますが、園内の建物などについても、保存に支障とならない範囲で広く利用していただいているところです。
(都市計画課、観光課)

○ 後楽園での蚊対策等について
(問)
 岡山の観光地のひとつとして後楽園が有名だが、夏は蚊が多い。観光に虫よけスプレーを持参する人は少ないので、入り口で無料の貸出を検討してほしい。
 昨年、東京では代々木公園で蚊を媒介としたテング熱への感染が発生している。その予防のためにも薬剤散布や虫よけ対策が必要と考える。
 また夏の暑い時期は、熱中症予防も必要である。観光に来た人たちに岡山の水道水の提供(無料の冷水器の設置)を検討してもらいたい。
(答)
 ご提案の後楽園での虫よけスプレーの貸し出しにつきましては、その成分等が体質に合わない方もいることから、誤使用を避けるため実施しておりませんが、入口付近など人が多い場所には、蚊取り線香を設置し、対策を行っているところです。
 デング熱への感染等の対策として、今年度、専門家の助言の下、園内の蚊の生息状況を調査し、現状をしっかり把握した上で、蚊が発生する根本原因の改善等、できるだけ薬剤に頼らない効果的な蚊の防除対策を検討し、実施することにしています。
 冷水器の設置につきましては、衛生上安全にご利用いただけるように風雨にさらされないような場所に設置する必要がありますが、後楽園は屋外庭園であり園内にはこうした場所がないことから、設置は困難と考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
(都市計画課、健康推進課)
 
○ 子どもの貧困等について
(問)
 子どもの貧困が社会問題になっており、自治体やNPO法人等で様々な取り組みを行っているが、現場の教員に貧困に対しての知識が得られていないとも聞く。
 小学校や中学校では、親が病気や仕事等の事情で学校の行事に参加できないこともあると考えられる。各家庭の経済的な事情にも配慮して、担任の先生に貧困家庭の子どもにイジメが発生しないような取り組みをお願いしたい。
 休み時間は担任の先生が教室に不在となる場合があるようだが、休み時間にはイジメが発生しやすいと聞くので、教室前の廊下に防犯カメラを設置すれば、イジメ防止に効果的ではないか。現在では防犯カメラの性能が向上し格安で購入できる。
 学校への不審者対策にも役立つため、プライバシーに配慮した上で各学校に防犯カメラの設置を検討してほしい。
 NHKが制作する学校向け放送教材を活用すれば、担任教師の負担軽減につながり効果的な授業が実現できるのではないか。
(答)
 子どもの貧困対策につきましては、様々な事情がある家庭の児童生徒に対して、十分な配慮を行うことが重要であると考えております。
 実際に各学校においても、教員が配慮しないといけないことの校内研修や学校行事の際に児童生徒への伝え方を工夫したりするなどの対応をしております。
 今後も子どもたちの学校生活に影響することがないよう、市町村教育委員会を通じて各学校に適切な対応をお願いしてまいります。
 また、ご提案のとおり、校内への防犯カメラの設置はいじめ抑止の一つの手立てだとも考えられます。しかし、それにより、いじめが潜在化したり、常に監視されていると感じる状態では、児童生徒の自立や健全な心の育成を妨げたりすることが懸念されます。
 こうしたことから、引き続き、教員が児童生徒とお互いの信頼関係を築くとともに、アンケートや個人面談の実施などを通じてきめ細やかな実態把握と対応の充実に努めてまいります。
 加えて、NHKの放送教材の活用につきましては、教科書とともにどのような教材を使用するかは、学校や担任教員の判断に任されているところであり、ご意見につきましては、今後の業務の参考とさせていただきます。
(教育委員会)