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自動車税種別割のグリーン化について
自動車税種別割のグリーン化とは、地球温暖化防止と大気汚染防止の観点から、環境に優しい自動車の開発・普及の促進を図るために導入された税制上の特例措置です。
排ガス性能及び燃費性能の優れた「環境負荷の小さい自動車」は、その性能に応じて税率を一定期間軽減(軽課)し、新車新規登録から一定の年数を経過した「環境負荷の大きい自動車」は税率を重く(重課)しています。
排ガス性能及び燃費性能の優れた「環境負荷の小さい自動車」は、その性能に応じて税率を一定期間軽減(軽課)し、新車新規登録から一定の年数を経過した「環境負荷の大きい自動車」は税率を重く(重課)しています。
自動車税種別割が軽減される自動車(軽課)
初回新規登録の翌年度の自動車税種別割のみが軽減されます。
例えば、令和3年度の初回新規登録で令和4年度に軽減対象となっていた自動車は、令和5年度から通常税率に戻ります。
軽課対象自動車
排ガス基準 | 燃費基準 | 軽減税率 |
---|---|---|
電気自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリット自動車 天然ガス自動車(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減又は平成30年排ガス規制適合) |
概ね75%低減 | |
営業用乗用車 ガソリン車・LPG車 平成17年排ガス規制75%低減 又は 平成30年排ガス規制50%低減 クリーンディーゼル車 平成30年排ガス規制適合 又は 平成21年排ガス規制適合 |
令和12年度燃費基準90%達成 (令和8年3月31日までに新規登録) |
|
令和12年度燃費基準70%達成 (令和7年3月31日までに新規登録) |
概ね50%低減 |
自動車税種別割が重くなる自動車(重課)
新車新規登録から一定年数を経過した次の自動車は、自動車税が重くなります。
重課対象自動車
車種 | 区分 | 経過年数 | 重課率 |
---|---|---|---|
乗用車・キャンピング車 | ガソリン車・LPG車 | 13年を超えるもの | 概ね15% |
ディーゼル車 | 11年を超えるもの | ||
バス・トラック・特種用途車(キャンピング車以外) |
ガソリン車・LPG車 | 13年を超えるもの | 概ね10% |
ディーゼル車 | 11年を超えるもの |
〇電気自動車、天然ガス自動車、ガソリンハイブリット自動車、メタノール自動車、一般乗合バス及び被けん引車を除きます。