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「県政への提言」に寄せられた御意見・御提言(平成26年2月分)

印刷ページ表示 ページ番号:0369425 2014年3月14日更新公聴広報課

御意見・御提言の件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

累計

32

40

32

19

29

22

38

26

18

 29

52

 

337

主な御意見・御提言の内容(2月分)

お寄せいただいた御意見・御提言に県から回答したもののうち、主として県の施策や取り組みに関するもので、広く県民のみなさんに知っていただきたいものを掲載しています。
○ 県外ドライバーへの観光PRについて
○ プレパンデミックワクチンの特定接種について
○ 教育施策について
○ 岡山県内の美術展について
○ 犬・猫の殺処分について
○ 大河ドラマトークショーについて
○ 県外ドライバーへの観光PRについて
(問)
 岡山県を東西に走る山陽道や国道2号は、兵庫・広島・山口の各県と比べて延長が短いこともあり、県外ドライバーには岡山県に対する印象が薄いようだ。
 山陽道のサービスエリアは、県内では吉備サービスエリア1ヵ所のみ。国道2号も道の駅は笠岡ベイファームが1ヵ所あるのみで、国道2号といってもメインから外れている笠岡バイパスにあるため、県外ドライバーには立ち寄りづらい。
 岡山県を売り込む場所が少なく、限られているという、こうした状況が、県外ドライバーの岡山県に対する印象を薄くしていると考えられるが、山陽道や国道2号での岡山県の観光PRを強化できないか。
 例えば、山陽道では岡山インター付近に「日本三名園の後楽園は岡山インター出口へ」という大型看板を設ける。また国道2号や、そこから観光地につなかる道路では、道路案内標識の名所案内「後楽園」を「日本三名園 後楽園」に、「渋川海岸」や「沙美海岸」を「日本の渚百選 渋川海岸」、「日本の渚百選 沙美海岸」に、「牛窓」を「日本のエーゲ海 牛窓」にといった感じにキャッチフレーズ付きの案内に変更するといったことをやってみてはどうか。

(答)
 県外ドライバーへの観光PRについて御提言をいただきましたが、確かに岡山県は交通の便が非常に良いため、残念ながら、御指摘のように通過されることが多いとの感覚があることは否定できません。
 岡山県内に設置している観光案内板ですが、現在、高速道路のSA・PA、後楽園など42カ所に県全体の情報を掲載した全県観光案内板を、岡山IC、和気IC出口には歓迎のための看板を設置しています。
 また、観光地につながる国道や県道等においては、観光客をスムーズに目的地へ誘導するため、年間の観光入込客数等の基準により、国・市町村と統一したデザインのもと、案内標識を設置しております。
 岡山インター付近に後楽園を案内する大型看板を設けては、という御提案もありましたが、現在、厳しい県財政のもと、案内看板は維持・補修に多額の経費がかかるため、新規設置には慎重にならざるを得ず、また、既存の観光案内板につきましても、情報更新は随時行っているものの、老朽化への対応も必要であるなど、看板自体のあり方について検討する必要があると考えています。
 今後、高速道路においては、観光案内板の集約を行っていくとともに、県内に限らず各SA・PAに設置されているデジタルサイネージの活用や、SA・PAでの観光PR活動、パンフレット設置の充実などにより、岡山県の良さを発信していきたいと考えておりますので、何卒御理解をいただきたいと存じます。
 御提言にありますキャッチフレーズ付きの看板につきましては、今後研究させていただきたいと思います。
 (観光課)


○ プレパンデミックワクチンの特定接種について
(問)
新型インフルエンザ等対策特別措置法に関するお願い
 プレパンデミックワクチンの特定接種対象者は都道府県知事に決定権がある。
 現在、指定地方公共機関の対象となり得る団体の例示には乳児院・児童福祉施設などの職員は挙げられていない。これら職員を公共的施設を管理する法人の枠内に加えて欲しい。ご存じのように児童福祉施設は70名前後の子供たちが集団生活を送っており、職員抜きでは子供たちの日常を支える事は出来ない。
 パンデミック2009では、ネグレクトやDVで施設に子供を預けている親はワクチンの優先接種、懸命に子供の世話をしている職員は対象外とされた。
 私が施設医をしている施設でも多くの職員が罹患し運営上支障を来したので、宜しくお願いする。

(答)
 プレパンデミックワクチンの特定接種対象者について御意見をいただきましたが、新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定により、公務員以外の特定接種の対象者については、厚生労働大臣が定め、厚生労働大臣の登録を受けることとされています。
 現在、厚生労働省は、児童福祉施設の職員が対象となるかどうかに関し、基準は示しているものの、児童福祉施設が分類されている国民生活・国民経済安定分野については、平成26年度以降に厚生労働大臣の登録が実施されると聞いており、その際に対象者のより詳細な考え方も示されると思われ、県としてもその動向を注視しているところです。
 現在示されている特定接種対象者に関する詳細は、次のホームページに掲載されている、厚生労働省告示のうち、「社会保険・社会福祉・介護事業」の箇所を御覧ください。
(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/jichitai20131210-03.pdf)
 なお、実際の特定接種の対象・接種総数・接種順位は、新型インフルエンザ等発生後に政府対策本部で判断し基本的対処方針によって決定されます。そのため、厚生労働大臣の登録を受けたからといって、必ずしも特定接種の実施対象となるわけではありません。
特定接種の対象については、その内容が明らかになり次第、国のホームページなどで情報提供されますが、御不明な点は、健康推進課感染症対策班(電話086-226-7331)までお問い合わせください。
 (健康推進課)


○ 教育施策について
(問)
 2月11日の山陽新聞「成果挙げた学校奨励 30小中に各100万円」の見出しを見て、驚き、非常に残念に思った。どの学校も、個々の子どもや子どもたち(学級集団や学年集団など)の実態を把握して「子どもたちの得意なことをより伸ばすには…苦手なことを改善・克服させるには…」など、広い意味での「学力」が必要であると認識し、教育実践している。
 しかし、県・県教委の「学力」は、学力テストにあまりにも比重がいきすぎている。学力テストを全否定するつもりはないが、特化しすぎだ。「生き活きプラン」に、全国学力テストや不登校の出現率などを指標に盛り込んだことが間違っている。
 それらを指標にしてしまったために、現在のような教育施策となっているのではないか。今回の「奨励金」によって、学校現場の士気が高まるとは思えない。
 「100万円というご褒美のために教育に携わっている」わけではないからだ。大切なこと、必要なことは、まず、県・県教委は、学力テスト(の結果)に特化した「学力」認識を改め、学校現場に「目の前の子ども(たち)によりそう時間や学習の質を高めるための教材研究(授業の準備)や、子ども(たち)の実態をもとにした校内研究の充実を図るための時間の保障」をすることだ。つまり、学校現場がより充実した教育実践がおこなえるよう、教育条件や教育環境を整えていただきたい。すべての子どもたちの豊かな学びを保障するために、教育条件・環境を整える教育施策をおこなう「教育県岡山」となることを希望し、期待している。
 今回の「奨励金」に関しては、撤回をするか、学校現場への人的配置等に充てていただきたい。

(答)
 頑張る学校応援事業では、多くの教育課題を抱えながらも、前向きに頑張り、学力の向上や問題行動等の解消に成果を上げた学校をしっかりと評価し、教職員の更なる意欲の向上を図るとともに、より教育効果の高い取組となるよう応援費を交付しようとするものです。
 また、そうした優れた取組を県下の学校等へ普及・拡大し、より充実した教育実践が行われ、教育課題の解決に繋げてもらいたいと考えております。
 (教育委員会)


○ 岡山県内の美術展について
(問)
 私は小さい折から絵が好きでいろいろな展覧会に出品してきたが、昨今の岡山県の美術展覧会のことについて少々不満に思う点があり、質問したい。

1 県展の出品料が一昨年値上げされた。3,000円から4,000円となったが私のように生活に余裕のない者にとっては1,000円でも大きい金額だ。特に年金生活をしている人達にとっては痛い出費ではないか。絵を展示するだけなら毎年の経費は変わらないのではないか。1,000円の値上げの意味を教えて欲しい。

2 県勤労者展は数年前に廃止になったが、裏話では無職の人が仕事を持っているかのように装って出品し問題化し、廃止になった旨を聞いている。しかし、裏を返せばそんなにまでして出品したい人がいるのになぜ安易に廃止の方向を取ったのか。将来的には県勤労者展の復活をお願いしたい。

3 他県からの公募について
 私は隣の兵庫県の展覧会によく出品する。芦屋市や三田市、姫路市、朝来市、加古川市といった市の展覧会だが、他府県からの公募形式を取り出品料も安価もしくは無料だ。  なぜ、岡山県は閉鎖的なのか。毎年、県展の公募を新聞でみていると、「目立った作品が少ない」とあるが当然そうなるだろう。県展はその名の通り県民で構成されるものなのかも知れないが、それとは別に他府県公募の展覧会の開催を希望する。

4 県展審査員の事前告知について
 県展の募集要項に審査員名が昔から載っているがこれは廃止すべきだ。理由は 審査員とその生徒の間で癒着が起こりやすいからだ。県展上位の審査を公平にする意味でも見直しをして欲しい。

 以上四点につき、誠意ある回答を求める。予算面での切り捨てばかりしていると本当に岡山の美術界は駄目になる。地味にコツコツしている人は大勢いるのだから、積極的な取組及び出品者が納得のいく環境作りに尽力して欲しい。

(答)
 県内における美術展について4点の御意見をいただきましたが、まず、岡山県美術展覧会の出品料については、御指摘のとおり、平成23年度より、3,000円から4,000円に改定しております。これは出品料を維持してきた20年余りの間に、応募者数や入場料収入が減少してきたためで、運営経費の節減に努めてきたところですが、やむを得ず改定したものです。
 次に、岡山県勤労者美術展については、勤労者が美術に対して積極的に創作意欲を発揮し、情操を高めて、豊かな人間形成を図ることを目的として昭和26年から開催してきましたが、平成20年に財政構造改革で事業を見直した結果、勤労者福祉事業として一定の成果が得られたことから、国民文化祭の応援事業として開催した平成22年度をもって、終了したものであり、御理解いただきますようお願い申し上げます。
 次に、岡山県美術展覧会への他県からの出品については、同展覧会は、本県の美術文化の向上と普及を目的としておりますので、本県在住の方を対象にした公募展として開催していますが、今後は、応募者数の増加につながるよう、応募資格について検討してまいります。
 次に、岡山県美術展覧会審査員の事前告知については、審査体制を公表しないことは、かえって信頼性や公平を欠くことにつながると考え、展覧会の質を確保するためにも審査員の情報は事前に公表しております。本展覧会では、個人的な縁故が審査に影響しないよう、幅広い分野の審査員で構成するとともに、審査の際は、作品の質のみをもって審査されるよう審査方法を工夫しているところです。
 (文化振興課、労働雇用政策課)


○ 犬・猫の殺処分について
(問)
 殺処分される犬や猫をゼロにするようにしてほしい。保健所等で殺処分される犬たちが少なくないとネットで見るし、里親募集の書き込みも良く見る。
 でも私の家でも高齢の両親をかかえていてこうした子たちが出るたびに全て引き取ることは不可能だ。
 こうした子を学校法人・福祉法人とかが引き取ってアニマルセラピーとして活用した場合餌代と医療費の経費計上を認めるとか考えてほしい。
 高齢者や場合によっては養護学校の生徒さん達の社会復帰に役立てるのに活用してほしい。
 本日も殺処分目前の犬の里親募集の書き込みを見ていてもたってもいられなくなって書いた。

(答)
 本県では、犬・猫の殺処分数削減のため、飼い始めたら責任を持って最期まで飼うよう終生飼養の徹底について啓発するとともに、引取り拒否要件の厳格な運用、飼い主への返還、新たな飼い主への譲渡等に努め、殺処分数をゼロに近づけることを目指して取り組んでいます。
 殺処分される犬や猫を学校法人や社会福祉法人が引き取ってアニマルセラピーに活用した場合、餌代と医療費の経費計上を認めるなど考えてほしいとの御意見もございましたが、このような法人でアニマルセラピーを事業として実施した場合の取り扱いについては、法律等で定められており、県独自に変更できないことを御理解ください。
 なお、県で引き取った犬・猫は、学校法人や社会福祉法人への譲渡も可能ですので、詳しくは動物愛護センターまでお問い合わせください。
 今回いただいた御意見の趣旨も踏まえて、殺処分数をゼロに近づけるため各種施策に取り組んでまいりますので、今後とも動物愛護行政への御理解、御協力をよろしくお願いいたします。
 (生活衛生課、総務学事課、長寿社会課)


○ 大河ドラマトークショーについて
(問)
 先日、福岡県豊前市で大河ドラマ「軍師官兵衛」スペシャルトークショーが俳優の陣内孝則氏(宇喜多直家役)と「軍師官兵衛」政策統括中村高史氏を迎えて行われた。
 「軍師官兵衛」前半のハイライト、高松城の水攻めを迎えるにあたり、岡山でもこのようなイベントを実施すると楽しいと思うが・・・。
 知事とのスペシャルトークショーも拝見したい。

(答)
 大河ドラマ「軍師官兵衛」放送に当たっては、本県のゆかりの地を中心として、多くの観光客の方に来ていただけるよう、様々な取組を行っております。
 県の関係では、特に県外からの誘客に重点を置いており、2月に、ゆかりの地や観光施設を巡るモデルルートを掲載したホームページ「黒田官兵衛ゆかりの地を訪ねて ~ひと足のばして岡山へ~」を公開した他、「中国大返し観光マップ」を作成いたしました。また、兵庫県、滋賀県と連携した観光情報の発信にも取り組んでおり、今後、九州方面との連携も模索してまいりたいと思います。
 今後、今回御紹介いただいたイベントを含めまして、本県への誘客につながる取組について、さらに研究してまいりたいと思いますが、引き続き、本県の観光振興について、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 (観光課)