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自転車の交通安全
「岡山県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(仮称)」の骨子案を作成しました。
岡山県では、自転車の安全で適正な利用の促進及び自転車損害賠償責任保険等の加入促進を内容とする「岡山県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(仮称)」の骨子案を作成しましたので、お知らせします。
「自転車安全利用五則」が改訂されました。
令和4年11月、国の中央交通安全対策会議交通対策本部において、「自転車安全利用五則」が改訂されました。
自転車は手軽で便利な乗り物ですが、ルールを守らなければ重大な事故につながります。「自転車安全利用五則」を守って、安全な通行を心がけましょう。
※ 岡山県自転車安全利用5則は廃止しました。
【自転車安全利用五則】
1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
自転車もヘルメットを!
自転車事故では、自転車利用者の多くが頭部を負傷しています。ヘルメット非着用時の致死率は、着用時と比べて約2.2倍も高くなっています。
また、令和4年4月27日に改正道路交通法が公布され、公布から1年以内に自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務になります。
自転車に乗るときにはヘルメットをかぶり、交通事故から身を守りましょう。
自転車も保険への加入をお忘れなく!
自転車に乗っているときに歩行者などに衝突すると、相手がケガをしたり、命を落とすこともあり、高額賠償もみられます。万が一の交通事故に備えて、自転車損害賠償責任保険(共済)に加入しましょう。
たとえば・・・
・自転車向けの保険
・会社等の団体保険
・自動車保険や傷害保険、火災保険に特約でついている保険
・クレジットカードの付帯保険 ・・・等
また、既に加入している保険が、自転車事故に対応しているかどうか契約内容を確認しておきましょう!
自転車の安全利用について 五則・ヘルメット チラシ [PDFファイル/387KB]
★自転車損害賠償責任保険等への加入状況確認フローはコチラ★
自転車損害賠償責任保険等への加入状況確認フロー
*自転車を利用されている皆様へ 保険フロー チラシ [PDFファイル/573KB]
○「TSマーク」の付帯保険
自転車安全整備店で点検・整備(有料)を受けた自転車に貼られる「TSマーク」に付帯されるもので、有効期限は1年間です。
自転車の利用状況・保険加入状況に関する調査結果
県民満足度調査にあわせ、今後の自転車の保険加入促進に向けた施策の基礎資料とすることを目的に、アンケート調査を行っています。
【調査の方法等】
(1)調査地域 岡山県内市町村
(2)調査対象者 岡山県内市町村在住の 18 歳以上の男女(令和4年4月1日現在)2,500 人
(3)調査方法 住民基本台帳から無作為抽出して調査票を郵送配布(郵送回収)
(4)回収結果 1,411 人(回答率 56.4%)
(5)調査期間 令和4年5月31日(火曜日)~6月15日(水曜日)
自転車運転者講習制度
信号無視や一時不停止等、特定の「危険行為」を、3年以内に2回以上繰り返すと、「自転車運転者講習」の受講が命じられます。
「自転車運転者講習」受講義務の対象となる危険行為15項目
- 信号無視
- 通行禁止道路(場所)の通行
- 歩行者用道路での歩行者妨害
- 歩道通行や車道の右側通行等
- 路側帯での歩行者の通行妨害
- 遮断踏切への立ち入り
- 左方車優先妨害・優先道路車妨害等
- 右折時、直進車や左折車への通行妨害
- 環状交差点安全進行義務違反等
- 一時不停止
- 歩道での歩行者妨害等
- 制動装置不備の自転車の運転
- 酒酔い運転
- 安全運転義務違反
- 妨害運転(いわゆる「あおり運転」、令和2年6月30日追加)
講習の内容
- 講習時間・・・3時間
- 講習手数料・・・6,000円
※命令を受けてから3ヶ月以内の指定された期間内に受講しないと、5万円以下の罰金