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音声読み上げ用 岡山県議会広報紙 おかやま県議会だより 第38号 (県議会を振り返る[2月・6月定例会])

印刷ページ表示 ページ番号:1045166 2026年7月15日更新議会事務局

​ 音声読み上げソフトに対応するため、氏名など、漢字を用いずにひらがなで記載している部分があります。
 「おかやま県議会だより」点字版を発行しています。ご希望の方は、県議会事務局政務調査室(電話086-226-7554)までご連絡ください。

2月定例会 県議会を振り返る

 2月定例会は、2月24日から会期24日間で開かれました。2月27日には、各会派を代表して3名の議員が県政の諸課題について代表質問を行ったほか、3月4日から11日までの計5日間にわたり、21名の議員が一般質問を行いました。今回の定例会では、知事提出議案112件、議会提出の発議案1件が可決・承認され、3月19日に閉会しました。

議決結果

  • 予算案・・・33件可決
  • 事件案件・・9件可決
  • 条例案・・・67件可決
  • 報告案件・・3件承認
  • 発議案・・・1件可決

代表質問から

今後の財政運営について <しんぽう けんいち議員(自由民主党)>

質問

 国が力強い経済成長の実現に向け、大胆な投資へかじを切る中、県としても財政の健全性を保ちつつ、重要分野には迷わず投資する「攻めの財政運営」が求められる。本県が持続的に発展し、将来世代に誇れる地域を築くためには、明確な戦略に基づく思い切った投資が不可欠だが、今後の財政運営にどう取り組むのか、所見を伺いたい。

知事答弁

 本県の数十年後の姿を展望し、第4次晴れの国おかやま生き活きプランに基づく施策を着実に取り組むことで、将来への投資をしっかりと進める必要があると考えている。一方で本県財政は、社会保障関係費の累増などに加え、国の税制の動向等による不透明感の高まりから、予断を許さない状況にある。
  こうした状況を踏まえ、引き続き、必要な財政措置を国に要望するとともに、不断の改革・改善に取り組み、限られた財源を有効活用することで、財政規律と投資のバランスの取れた持続可能な財政運営に努めてまいりたい。

男女格差の解消について <おおつか あい議員(民主・県民クラブ)>

質問

 令和6年度の国の調査では、若者が出身地を離れた理由について、進学や仕事の次に「地元を離れたかった」「親や周囲の干渉から逃れたかった」と答えた女性が特に多く、地域での暮らしやすさに男女差があると考えられる。女性や若者が暮らしやすい県となるため、ジェンダー・ギャップ指数を活用した現状の可視化など、あらゆる分野での男女格差の解消が進むよう積極的に取り組んでほしいが、所見を伺いたい。

知事答弁

 若者や女性の還流・定着が課題となる中、魅力ある地域の創出が求められており、男女がともに活躍できる男女共同参画社会の実現への取組が急務と考えている。
 このため、策定中の第6次おかやまウィズプランでは、ご指摘の指数の根拠も一部活用し、現状をグラフ等で見える化するなど課題を共有しつつ、同プランに掲げる目標達成を目指すこととしており、引き続き、様々な主体と連携・協働し、各種施策を計画的、総合的に推進してまいりたい。

被災後の暮らしについて <すみや しのぶ議員(公明党)>

質問

 南海トラフ巨大地震の新たな被害想定が示されたが、地震の被災直後から生き抜くための知識や情報が重要だ。防災ガイドブックについて、県は災害への備えに重点を置くが、「東京くらし防災」のように地震発生時の初期行動や、被災後の暮らしをより良くするための知識の普及が必要だ。今後、被災後の暮らしをイメージできる実践的なガイドブックを作成し、市町村と連携して、紙媒体の配布も含めた普及啓発に取り組むべきだが、所見を伺いたい。

知事答弁

 県防災ガイドブックには、平時の備えや、災害発生時にとるべき行動などを記載しているが、新たな被害想定を踏まえた改訂では、ご指摘の視点も含め、内容の充実を図る予定である。
 現在、ガイドブックは研修会等での活用や、各種媒体による紹介を通じて提供しているが、これに加え、各種団体のネットワークを生かした広報を強化し、より多くの県民 へ効果的に情報が届くよう努めてまいりたい。

定例会ポイント解説

第4次晴れの国おかやま生き活きプラン

 県政の最上位に位置付けられる総合的な計画。「生き活き岡山」の実現を基本目標とし、将来の長期構想と、その実現に向けた行動計画である4つの重点戦略や施策が盛り込まれている。

一般質問をおこなった議員

  • 3月4日(水曜日)
    • もとやま こうじ    (自民)
    • もりわき ひさき    (共産)
    • まさき みえ      (自民)
    • あらしま としなり   (公明)
  • 3月5日(木曜日)
    • おぐら ひろし     (自民)
    • さかもと りょうへい  (自民)
    • ふくだ つかさ     (自民)
    • おはら なおみ     (民県)
  • 3月6日(金曜日)
    • ふくしま きょうこ   (自民)
    • あまの ひでお     (自民)
    • うえだ かつよし    (自民)
    • わたなべ とものり   (自民)
  • 3月10日(火曜日)
    • たかはし とおる    (民県)
    • わたなべ  なおこ   (民県)
    • まつしま  こういち  (自民)
    • すずき かずふみ    (民県)
  • 3月11日(水曜日)
    • はちや ひろみ    (無所属)
    • こうの けいじ     (自民)
    • ささい しげとも    (公明)
    • きぐち きょうこ    (自民)
    • おぐら ひろゆき    (自民)

6月定例会 県議会を振り返る

 6月定例会は、6月9日から会期23日間で開かれました。6月12日には、各会派を代表して3名の議員が県政の諸課題について代表質問を行ったほか、6月17日から24日までの計5日間にわたり、21名の議員が一般質問を行いました。今回の定例会では、知事提出議案15件、議会提出の発議案5件が可決・同意され、7月1日に閉会しました。

議決結果

  • 予算案・・・2件可決
  • 事件案件・・1件可決
  • 条例案・・・7件可決
  • 人事案件・・5件同意
  • 発議案・・・5件可決

代表質問から

酪農振興について <こうの けいじ議員(自由民主党)>

質問

 資材高騰や経営者の高齢化等で酪農家は経営が厳しく、年々減少している。酪農経営を将来にわたり発展させるため、生産性向上や担い手確保等へ一層の支援が不可欠だが、どう取り組むのか。また、県産牛乳・乳製品の消費拡大や、観光と酪農振興が一体となったジャージー牛のブランド力強化にどう取り組むのか、併せて所見を伺いたい。

知事答弁

 スマート技術導入や自給飼料の生産基盤整備など、酪農の規模拡大や収益性向上をきめ細かく支援しており、今後、草地集約化のモデル事業も行う予定である。また、中国四国酪農大学校での人材育成や、経営継承の取組を強化し、本県酪農が将来にわたり発展できるよう努めてまいりたい。
 また、県産牛乳等を6月の牛乳月間の取組等により県内外へPRし、消費拡大に努めてまいりたい。特に、ジャージー牛の希少性を生かした販売戦略と蒜山地域の景観を生かした観光施策との相乗効果により、そのブランド価値も高めてまいりたい。

スーパーヨットについて <とりい りょうすけ議員(民主・県民クラブ)>

質問

 せとうちDMO等の誘致活動が実り、日本 初開催となったアジアパシフィックスーパーヨットサミットでは、瀬戸内海について議論され、香川県等がスーパーヨットの受け入れ環境整備と誘致活動へ動き出している。こうした活動や、せとうちDMOの動向をどう認識しているのか。ビジターバースの整備など高付加価値旅行者対策としての本県への誘致と併せて所見を伺いたい。

知事答弁

 瀬戸内海は、複数の寄港地を巡り地域の魅力を楽しむスーパーヨットの特性を生かせる有望なエリアの一つであると考えている。お話の活動や、せとうちDMOの取組は、瀬戸内海全体の認知度向上や市場形成につながるものと認識している。
 ビジターバースの整備は、現在、実現可能性に係る調査を行っている。また、せとうちDMOと連携を図りながら、本県へのスーパーヨット来訪者を含め、観光消費が期待できる高付加価値旅行者の誘客に取り組んでまいりたい。

中東情勢の影響に伴う生活者支援について <ますかわ えいいち議員(公明党)>

質問

 国は、7月から9月分の電気・ガス料金の直接支援を決定したが、県でも、地域の実情に応じた支援を加速すべきだ。物価高騰の影響を最も強く受ける子育て世帯や低所得者層に対する現金給付や、プレミアム付きキャッシュレス決済ポイント還元などの追加支援を検討してはどうか。また、LPガス利用世帯に対し、国の支援に呼応した負担軽減策を講じるべきだが、併せて所見を伺いたい。

知事答弁

 県では、子育て世帯等への支援として、第3子以降の保育料無償化や、ひとり親家庭への就学に必要な資金の貸付などに取り組んでいるところである。物価高騰は全ての国民に影響を及ぼすものであり、国において負担軽減を図る支援が行われることから、お話の追加支援については、今後の状況を注視してまいりたい。
 また、LPガス利用世帯等への支援については、今後、拡充される交付金を活用した補正予算を速やかに編成し、対応してまいりたい。

定例会ポイント解説

DMO(観光地域づくり法人)

 官民協働で観光地域を一体的にマネジメントする組織。「せとうちDMO」は、本県を含む瀬戸内沿岸7県と民間が協力し、戦略的なマーケティングに基づいた誘致活動などを展開し、魅力ある観光地域づくりを目指す。

一般質問をおこなった議員

  • 6月17日(水曜日)
    • おおはし かずあき  (自民)
    • すます のぶこ    (共産)
    • きゅうとく だいすけ (自民)
    • もとやま こうじ   (自民)
    • あまの ひでお    (自民)
  • 6月18日(木曜日)
    • あらしま としなり  (公明)
    • さかもと りょうへい (自民)
    • しみず かおる    (自民)
    • まさき みえ     (自民)
  • 6月19日(金曜日)
    • よしだ とおる    (公明)
    • あきやま まさひろ  (民県)
    • おとくら けんいち  (自民)
    • なかがわ まさこ   (民県)
  • 6月23日(火曜日)
    • やまもと まさひこ  (自民)
    • おおつか あい    (民県)
    • まつしま こういち  (自民)
    • ふくだ つかさ    (自民)
  • 6月24日(水曜日)
    • きぐち きょうこ   (自民)
    • こばやし よしあき  (自民)
    • すずき かずふみ   (民県)
    • わたなべ とものり  (自民)