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【試験紹介】令和7年10月20日 ナス新品種の栽培技術確立に向けた試験を実施中です
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施設ナス栽培の年間労働時間は本県の野菜の中で最も多く、このうちの1割以上をホルモン(着果促進)処理が占めているとされています。
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そこで、近年、開発されたホルモン処理をしなくても結実する単為結果性ナス品種の特性を把握して、栽培技術を確立するための試験を実施中です。
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6月から順次播種を行い、接ぎ木した苗を8月下旬に定植しました。新品種は、初期の生育を旺盛に維持することが多収穫のポイントであり、施肥と灌水が不足しないように注意して管理しています。
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9月下旬から収穫が始まっており(写真1)、10月中旬から畝上約1.3mの高さで主枝の摘心を実施中です(写真2)。

写真1 新品種の果実 写真2 10月中旬の圃場
(左 新品種、右 従来品種)
