JA岡山玉野花卉部会では、冬期温暖な気候を生かしてスイートピーを栽培しており、11月から4月まで大阪の市場に出荷しています。
スイートピーは、そのまま播くと翌春から咲き始めますが、水を吸わせた種子を一定期間冷蔵することで、年内から花を咲かせることができます。今年は7月18日と23日に種子の冷蔵処理を開始し、令和7年度の栽培がスタートしました。
近年は秋の高温の影響で生育が不安定となっているため、JA岡山玉野花卉部会では、今年度は、高温に強い系統の選抜や高温対策技術の実証などに取り組みます。
冷蔵した種子は9月上旬に播種される予定です。
【冷蔵中の乾燥防止のために種子を梱包処理する生産者】