JA岡山牛窓白菜・キャベツ部会とJA岡山牛窓夏野菜部会は、7月9日にJA岡山牛窓支所で、将来の牛窓露地野菜産地の在り方について座談会を開催しました。
この会は、備前広域農業普及指導センターが両部会に呼び掛け、JA岡山、瀬戸内市の協力の下で開催されたもので、部会役員や関係者17人が参加し、はくさい、キャベツ、とうがんなど県内有数の露地野菜産地である牛窓地域の農業経営に対する課題や不安要素をKj法により見える化しました。
参加者からは、高齢化、担い手不足、物価高騰、価格低迷、荒廃農地拡大、鳥獣被害、温暖化、ブランド力維持など多くの課題が出され、将来のあるべき姿として「信頼される正直な産地であるべき」、「魅力のある牛窓野菜にしていくべき」、「牛窓ブランドの維持と発信が必要」といった意見がまとまり、有意義な座談会となりました。
農業普及指導センターは、今後も座談会の開催を支援し、年度末には産地の方向性を取りまとめることにしています。
【検討会の様子】