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発電のしくみ <キッズコーナー>

印刷ページ表示 ページ番号:0566946 2019年9月24日更新企業局

発電(はつでん)のしくみ

 みんなのおうちで使(つか)っている電気(でんき)は発電所(はつでんしょ)でつくって、みんなのおうちに送(おく)っているんだ。
 発電所(はつでんしょ)にはどんな種類(しゅるい)があるか知(し)っているかな?
 ・水(みず)の力(ちから)で電気(でんき)を起(お)こす「水力発電所(すいりょくはつでんしょ)
 ・石油(せきゆ)や天然(てんねん)ガス、石炭(せきたん)などを燃(も)やして電気(でんき)を起(お)こす「火力発電所(かりょくはつでんしょ)
 ・ウランの核分裂(かくぶんれつ)エネルギーで電気(でんき)を起(お)こす「原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)
などが、よく知(し)られているよね。
 でも、最近(さいきん)では、二酸化炭素(にさんかたんそ)(CO2)による地球温暖化(ちきゅうおんだんか)などが大(おお)きな問題(もんだい)になっていて、地球(ちきゅう)にやさしいクリーンなエネルギーが、注目(ちゅうもく)されているんだ。
 そこで、岡山県企業局(おかやまけんきぎょうきょく)で取(と)り組(く)んでいる 水力発電(すいりょくはつでん)、太陽光発電(たいようこうはつでん)、風力発電(ふうりょくはつでん)のしくみを見(み)てみよう!

水力発電(すいりょくはつでん)

水力発電のしくみ

 水力発電(すいりょくはつでん)では、水(みず)が高(たか)いところから低(ひく)いところに流(なが)れ落(お)ちる力(ちから)を利用(りよう)して水車(すいしゃ)を回(まわ)し、水車(すいしゃ)につながった発電機(はつでんき)を回転(かいてん)させて電気(でんき)を起(お)こすんだよ。

 

水力発電のしくみ

水力発電(すいりょくはつでん)の特徴(とくちょう)

・水力発電(すいりょくはつでん)は、火力発電所(かりょくはつでんしょ)で燃料(ねんりょう)を燃(も)やしたときに出(で)る二酸化炭素(にさんかたんそ)(CO2)に代表(だいひょう)されるような大気汚染(たいきおせん)の原因(げんいん)となるものをほとんど発生(はっせい)させないクリーンなエネルギーなんだ。
・火力発電(かりょくはつでん)や原子力発電(げんしりょくはつでん)の燃料(ねんりょう)の、石油(せきゆ)、天然(てんねん)ガス、ウランは日本(にほん)にはあまりないから、ほとんど海外(かいがい)からの輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)っているんだ。でも、水力発電(すいりょくはつでん)は河川(かせん)の水(みず)を利用(りよう)する日本国内(にほんこくない)の資源(しげん)で得(え)られるエネルギーなんだ。
・石油(せきゆ)や石炭(せきたん)などの燃料(ねんりょう)は一度(いちど)使(つか)えばなくなってしまうけど、水(みず)は使(つか)った後(あと)、川(かわ)や海(うみ)へ流(なが)れ、やがて蒸発(じょうはつ)して雲(くも)になり、雨(あめ)として降(ふ)ってまた利用(りよう)できるんだ。
・水力発電(すいりょくはつでん)は、エネルギーの約(やく)8割(わり)を電気(でんき)にできる大変(たいへん)効率(こうりつ)のよい発電(はつでん)なんだ。それと、運転(うんてん)の開始(かいし)や停止(ていし)が簡単(かんたん)だから、昼間(ひるま)の電力(でんりょく)がたくさん必要(ひつよう)な時間(じかん)だけの運転(うんてん)なんてこともできるんだ。
・発電所(はつでんしょ)に適(てき)した場所(ばしょ)はほとんど開発(かいはつ)されているため、今後(こんご)は小規模(しょうきぼ)の発電所(はつでんしょ)の建設(けんせつ)が期待(きたい)されているんだ。
・でも、雨(あめ)や雪(ゆき)の量(りょう)が少(すく)ないと発電(はつでん)できないこともあるんだ。

水力発電所(すいりょくはつでんしょ)の種類(しゅるい)

~ダム式(しき)
 山間部(さんかんぶ)で川幅(はば)が狭(せま)く、両岸(りょうぎし)が切(き)り立(た)ったところにダムを造(つく)り、そこに水(みず)を貯(た)め、その水(みず)が落(お)ちる勢(いきお)いで水車(すいしゃ)を回(まわ)して発電(はつでん)するしくみなんだよ。
 【岡山県の発電所】
  ・旭川第一発電所 ・黒木えん提発電所 ・越畑発電所 ・久賀発電所
  ・津川発電所   ・千屋発電所    ・苫田発電所 ・三室発電所

ダム式

~水路式(すいろしき)
 川(かわ)の上流(じょうりゅう)に小(ちい)さな堰(せき)を造(つく)って、水(みず)を取(と)り入(い)れ(取水口(しゅすいこう))、長(なが)い水路(すいろ)を通(とお)った水(みず)が落(お)ちる勢(いきお)いで水車(すいしゃ)を回(まわ)し発電(はつでん)するしくみなんだよ。
 【岡山の発電所】
  ・倉見発電所 ・滝ノ谷発電所 ・梶並発電所  ・阿波発電所
  ・寄水発電所 ・大町発電所  ・真加子発電所

水路式

~ダム水路式(すいろしき)
 ダム式(しき)と水路式(すいろしき)を組(く)み合(あ)わせた発電(はつでん)のしくみなんだ。
 両方(りょうほう)の特徴(とくちょう)を兼(か)ね備(そな)えた場所(ばしょ)に適(てき)していて、それぞれ単独(たんどく)の方式(ほうしき)と比(くら)べると、より大(おお)きな水(みず)の力(ちから)を得られるんだよ。
 【岡山の発電所】
  ・旭川第二発電所 ・新見発電所 ・加茂発電所

ダム水路式

太陽光発電(たいようこうはつでん)

太陽光発電(たいようこうはつでん)のしくみ

 太陽光発電(たいようこうはつでん)は太陽(たいよう)からの光(ひかり)エネルギーを、直接(ちょくせつ)電気(でんき)エネルギーに換(か)えるシステムなんだ。
 電卓(でんたく)などにも使(つか)われているから見(み)てみよう。 

太陽光発電のしくみ

太陽光発電(たいようこうはつでん)の特徴(とくちょう)

・地球(ちきゅう)にやさしいクリーンエネルギーなんだ。
・エネルギー源(げん)は太陽(たいよう)の光(ひかり)だから、無限(むげん)でなくなる心配(しんぱい)がないんだ。
・運転(うんてん)や手入(てい)れが簡単(かんたん)なんだ。
・夜(よる)や天気(てんき)の悪(わる)いときは発電(はつでん)できないんだ。

岡山県企業局(おかやまけんきぎょうきょく)の太陽光発電(たいようこうはつでん)へのとりくみ

 企業局(きぎょうきょく)では「晴れの国岡山(はれのくにおかやま)」の地域(ちいき)の特性(とくせい)を活(い)かした太陽光発電(たいようこうはつでん)システムを岡山空港(おかやまくうこう)や工業用水道事務所(こうぎょうようすいどうじむしょ)などに設置(せっち)して、クリーンなエネルギーを積極的(せっきょくてき)に活用(かつよう)しているんだ。

●岡山空港太陽光発電所(おかやまくうこうたいようこうはつでんしょ)

岡山空港太陽光発電所

 

●西之浦浄水場(にしのうらじょうすいじょう)太陽光発電(たいようこうはつでん)システム

●西之浦浄水場太陽光発電システム

 

●西阿知浄水場(にしあちじょうすいじょう)太陽光発電(たいようこうはつでん)システム

●西阿知浄水場太陽光発電システム

風力発電(ふうりょくはつでん)

風力発電(ふうりょくはつでん)のしくみ

 風力発電(ふうりょくはつでん)は風(かぜ)が風車(ふうしゃ)を回(まわ)す力(ちから)で発電機(はつでんき)を回(まわ)して発電(はつでん)するんだ。

 

風力発電(ふうりょくはつでん)の特徴(とくちょう)

・地球(ちきゅう)にやさしいクリーンエネルギーなんだ。
・エネルギー源(げん)は風(かぜ)の力(ちから)だから、無限(むげん)でなくなる心配(しんぱい)がないんだ。
・一定方向(いっていほうこう)の強(つよ)い風(かぜ)が必要(ひつよう)なので、建設箇所(けんせつかしょ)が限定(げんてい)されるんだ。
・最近(さいきん)は、陸上(りくじょう)だけでなく、海上(かいじょう)への建設(けんせつ)も行(おこな)われているよ。