若者の薬物乱用が深刻な社会問題となっています。
薬物乱用防止には、薬物に手を出す前の働きかけが重要とされていることから、岡山県立高梁城南高等学校漫画研究同好会の皆さんに、小中学生向けの啓発アニメを制作していただきました!
生徒の皆さんの創意工夫と努力が詰まった作品をぜひご覧ください!!
(覚醒剤等薬物乱用防止指導員高梁地区協議会・新見地区協議会との協働事業として実施)
1 アニメのあらすじ
中学3年生の鈴木君が最近学校に来ていない。
同じクラスの田中くんは、ふとしたことから、鈴木君とギクシャクするようになってしまったことを気にしていた。
そのころ鈴木くんは・・・
2 取り組み内容
⑴アニメ制作のための取材
岡山県立図書館レファレンスサービスを活用し、保健所から中高生向け書籍を紹介しました。
また、高梁警察署生活安全刑事課刑事及び専門家(岡山県青少年健全育成講師 長橋こうすけ氏)を講師として研修会を開催し、生徒の皆さんに薬物乱用の恐ろしさについて学びを深めてもらいました。
⑵アニメ制作
生徒の皆さん自身が話し合いながら、脚本づくり、キャラクター設定、作画、音声録音等に取り組みました。
⑴で招いた専門家や高梁市教育委員会の意見を参考にしつつ、顧問の先生方のサポートを受けてアニメーションが完成しました。
⑶完成したアニメの特徴
中学生を主人公に据え、薬物乱用の危険性と身近な問題としての認識を深める内容となっています。リアルな人間関係の葛藤を通じて、薬物の誘惑やその影響をわかりやすく描写しました。
3 活用について
岡山県備北保健所ホームページ(https://www.pref.okayama.jp/page/993704.html)で公開するとともに、保健所が講師を務める薬物乱用防止教室などで活用するほか、地域の幅広い層への周知を積極的に図っていきます。
ホームページには、アニメ完成までの取り組みや、生徒の皆さんの感想なども掲載していますので是非ご覧ください。