2月28日に岡山県農林水産総合センターで、午前に「倉敷地域もも初心者合同研修会」、午後に「倉敷地域ぶどう初心者合同研修会」を開催しました。この研修会は、就農後5年以内の新規就農者と実務研修生を対象とし、ももの生産者17名、ぶどうの生産者5名が出席しました。
研修会では、事前に生産者が提出した質問に対し、資料を用いて回答と説明を行いました。
その後、農業研究所のほ場へ移動し、研究員から栽培管理方法や研究内容等の説明がありました。ももの研修会では、樹形を見ながらせん定や摘蕾の説明を受け、「なぜこの枝を切ったのか」、「今年の摘蕾はどの程度するのか」等多くの質問が飛び交いました。ぶどうの研修会では、生育中の若木と1月加温ハウスを視察し、若木の樹冠拡大のコツや基礎管理を学んだ他、加温ハウスで、今年の生育状況や温度管理の説明を受けました。
倉敷地域以外での研修会は今年度初めてとなり、参加者からは「研究所のほ場を見ながら、研究員の話を聞けたのは良い機会で新鮮だった」との声がありました。
普及指導センターは、来年度も新規就農者や実務研修生を対象とした合同研修会を開催する予定です。
【もも初心者合同研修会】
【研究所のももほ場での研修】