倉敷地方施設いちご研究会は、7月5日にお互いの育苗状況を確認するため、ほ場を巡回する現地研修会を行い、関係者を含めた研究会員23人が参加しました。どのほ場でも目立った病害虫の発生はなく、おおむね順調に生育していました。
普及指導センターは、梅雨時期や夏期高温下で優良苗を確保するため、特に立枯性病害を中心とした対策の徹底を呼びかけました。また、今年度実施する実証ほ、岡山ブランドいちごの推進や肥料及び燃油価格高騰に係る対策技術や事業についても情報提供しました。
巡回時には、新たに栽培を始めた会員に複数の会員が優しく丁寧に教えたり、同じ品種や栽培方法をしている会員同士がより親密に情報交換する姿が見られるなど久しぶりの相互交流が活発に行われ、研究会の盛り上がりを感じることができました。
普及指導センターは、今後も研修会や環境モニタリング等の各種実証ほ、積極的な情報発信等を通じて、いちごの生産振興を推進します。