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性器ヘルペスウイルス感染症

印刷ページ表示 ページ番号:0348028 2013年8月26日更新感染症情報センター

単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus:HSV,HSV1型又は2型)が感染し、性器又はその付近に発症したものを性器ヘルペスという。

 性器ヘルペスは、外部から入ったウイルスによる初感染の場合と、仙髄神経節に潜伏しているウイルスの再活性化による場合の2つがある。初感染では、感染後3~7日の潜伏期の後に外陰部に小水疱又は浅い潰瘍性病変が数個ないし集簇的に出現する。発熱などの全身症状を伴うことが多い。2~4週間で自然に治癒するが、治癒後も月経、性交その他の刺激が誘因となって、再発を繰り返す。発疹は外陰部のほか、臀部、大腿にも生じることがある。
 病変部位は男性では包皮、冠状溝、亀頭、女性では外陰部や子宮頚部である。口を介する性的接触によって口唇周囲にも感染する。HSV2型による場合は、より再発しやすい。

性器ヘルペスウイルス感染症とは(国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。