ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 環境文化部 > 感染症情報センター > 突発性発しん

本文

突発性発しん

印刷ページ表示 ページ番号:0350561 2013年9月13日更新感染症情報センター

乳幼児がヒトヘルペスウイルス6、7型の感染による突然の高熱と解熱前後の発疹を来す疾患である。

 乳幼児期、特に6~18か月の間に罹患することが多い。5歳以上はまれである。突然、高熱で発症、不機嫌で大泉門の膨隆をみることがある。咽頭部の発赤、特に口蓋垂の両側に強い斑状発赤を認めることがある。軟便若しくは下痢を伴うものが多く、発熱は3~4日持続した後に解熱する。解熱に前後して小さな紅斑や紅色丘疹が出現し、散在性、時に斑状融合性に分布する。発疹は体幹から始まり上肢、頚部の順に広がるが、顔面、下肢には少ない。発疹は1~2日で消失する。脳炎を合併することがある。

突発性発疹とは (国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。