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伝染性紅斑(リンゴ病)

印刷ページ表示 ページ番号:0350560 2013年9月13日更新感染症情報センター

B19ウイルスの感染による紅斑を主症状とする発疹性疾患である。

 幼少児(2~12歳)に多いが、乳児、成人が罹患することもある。潜伏期は4~15日。顔面、特に頬部に境界明瞭な平手で頬を打ったような紅斑が突然出現する。つづいて四肢に対側性にレース様の紅斑が出現する。消退後さらに日光照射、外傷などによって再度出現することがある。発疹の他に発熱、関節痛、咽頭痛、鼻症状、胃腸症状、粘膜疹、リンパ節腫脹、関節炎を合併することがある。予後は通常、良好である。但し、溶血性貧血の患者では、汎血球減少を起こすことがある。妊婦の場合には、胎児水腫又は流産を起こすことがある。

伝染性紅斑とは (国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。