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ブルセラ症

本症はウシ、ブタ、ヤギ、イヌ及びヒツジの感染症である。

 原因菌(Brucella abortus、B.suis、B.melitensis、及びB.canis)がヒトに感染して発症する。波状熱、マルタ熱、地中海熱などの名前でも呼ばれる。感染源は感染動物の組織、乳汁、血液、尿、胎盤、膣排泄物、流産胎児などである。B.canisに感染したイヌの尿も感染源になるとされる。潜伏期間は1~18週、通常2~8週との報告がある。臨床所見として比較的共通のものは脾腫、リンパ節(特に頚部、鼠径部リンパ節)の腫脹、関節の腫脹と痛みがあり、その他に20~50%の患者に、進行の時期によって泌尿器生殖器症状があらわれる。
 B.melitensisの感染では、約70%の患者に肝腫大が認められる。本感染による致死率は一般的には低いが、心内膜炎を併発している場合には致死率は上昇し、ヒトのブルセラ症による死亡の多くはこれが原因である。ヒトブルセラ症の3~5%に神経症状や精神神経的な症状が出現するとされる。

・ ブルセラ症とは(国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。