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道路橋梁の長寿命化
概要
岡山県が管理する道路橋梁は、橋長15m以上が1,021橋、橋長15m未満が2,020橋の計3,041橋(令和6年3月時点)あります。これらの橋梁は、高度経済成長期に建設されたものが多く、50年経過橋梁数は、現在の1,538橋(51%)から20年後には2,646橋(88%)となり、急速に高齢化が進行する見込みです。

今後、限られた予算や人員の中、従来の事後保全型の維持管理を行った場合、補修・更新費用が増大し、適切な維持管理を続けることが困難になる恐れがあります。
そのため、道路ネットワークの安全性・信頼性を確保するとともに、維持管理及び更新費用の縮減と平準化を図るため、岡山県道路橋梁長寿命化計画に基づき、長寿命化対策を推進しています。
そのため、道路ネットワークの安全性・信頼性を確保するとともに、維持管理及び更新費用の縮減と平準化を図るため、岡山県道路橋梁長寿命化計画に基づき、長寿命化対策を推進しています。

岡山県道路橋梁長寿命化計画について
平成26年度から平成30年度までに近接目視を基本とした点検を実施したことを踏まえ、岡山県道路橋梁維持管理計画(令和2年3月)を改定しました。
その後、令和元年度から令和5年度まで2巡目の点検を実施したことを踏まえた改定を行い、名称を岡山県道路橋梁長寿命化計画(令和7年3月)に変更しました。
その後、令和元年度から令和5年度まで2巡目の点検を実施したことを踏まえた改定を行い、名称を岡山県道路橋梁長寿命化計画(令和7年3月)に変更しました。
岡山県道路橋梁長寿命化計画(令和7年3月)※旧岡山県道路橋梁維持管理計画
・計画の基本方針
方針1 損傷が深刻化・顕在化してはじめて大規模な補修や架け替えを行う従来の「事後保全型の維持管理」から、定期的に点検を実施し軽微な損傷の段階で計画的な補修を行う「予防保全型の維持管理」へ転換します。
方針2 予防保全型の維持管理へ転換することにより、橋梁の長寿命化(100年以上)を目指すとともに、ライフサイクルコストの縮減と補修・更新費用の平準化を図ります。
方針3 定期点検を確実に実施し、その結果を基礎データとして、今後必要となる定期点検、補修、更新の時期を定め、計画的に実施します。
方針4 施設利用者等の意見を踏まえ、橋梁の集約化・撤去により、点検・補修・更新の費用縮減を図ります。
方針5 今後の定期点検や補修の実施状況、補修技術の進展、財政事情や社会情勢の変化等を反映し、適宜計画を見直すこととします。
方針6 予防保全型の維持管理を推進するための人材育成に努めます。
方針7 定期点検や補修の実施に当たっては、新技術情報提供システム(Netis)や点検支援技術性能カタログ(案)などを参考に、新技術等の活用を検討し、事業の効率化やコスト縮減を図ります。
・対象橋梁
15m以上の橋梁1,020橋 15m未満の橋梁2,021橋
・点検手法
5年に1回の頻度で近接目視点検を実施
方針1 損傷が深刻化・顕在化してはじめて大規模な補修や架け替えを行う従来の「事後保全型の維持管理」から、定期的に点検を実施し軽微な損傷の段階で計画的な補修を行う「予防保全型の維持管理」へ転換します。
方針2 予防保全型の維持管理へ転換することにより、橋梁の長寿命化(100年以上)を目指すとともに、ライフサイクルコストの縮減と補修・更新費用の平準化を図ります。
方針3 定期点検を確実に実施し、その結果を基礎データとして、今後必要となる定期点検、補修、更新の時期を定め、計画的に実施します。
方針4 施設利用者等の意見を踏まえ、橋梁の集約化・撤去により、点検・補修・更新の費用縮減を図ります。
方針5 今後の定期点検や補修の実施状況、補修技術の進展、財政事情や社会情勢の変化等を反映し、適宜計画を見直すこととします。
方針6 予防保全型の維持管理を推進するための人材育成に努めます。
方針7 定期点検や補修の実施に当たっては、新技術情報提供システム(Netis)や点検支援技術性能カタログ(案)などを参考に、新技術等の活用を検討し、事業の効率化やコスト縮減を図ります。
・対象橋梁
15m以上の橋梁1,020橋 15m未満の橋梁2,021橋
・点検手法
5年に1回の頻度で近接目視点検を実施
岡山県道路橋梁長寿命化計画(橋梁個別工程表)(令和7年1月)※旧岡山県道路橋梁維持管理計画(個別工程表)
・記載項目
橋梁名、路線名、所在地、橋種、架設年度、最新点検年次、対応区分、点検時期
なお、橋梁個別工程表は、定期点検結果などから定期的に更新することとしています。
橋梁名、路線名、所在地、橋種、架設年度、最新点検年次、対応区分、点検時期
なお、橋梁個別工程表は、定期点検結果などから定期的に更新することとしています。
関連リンク
橋梁点検
・橋梁点検は5年に1回、近接目視により実施しています。
・新技術を活用した点検を実施しています。
・新技術を活用した点検を実施しています。

橋梁点検研修
県職員が点検を実施することから、職員の橋梁点検に関するスキルアップが必要です。そのため、毎年県職員や市町村職員を対象とした研修を実施し、人材育成に努めています。
座学により県の長寿命化対策や点検マニュアルの説明を行い、その後、現地で実際に打音点検などを実施して、点検手法を学びます。
座学により県の長寿命化対策や点検マニュアルの説明を行い、その後、現地で実際に打音点検などを実施して、点検手法を学びます。
