教育ニュース　平成２２年４月

　３月２５日、県庁教育委員室で、平成２１年度岡山県学校文化関係表彰式が行われました。これは県内の中学校、高等学校並びに特別支援学校の中等部及び高等部に在籍する生徒で、文化活動に係る全国大会等において優秀な成績を収めた個人又は団体を表彰するものです。
　今回は個人の部で明誠学院高等学校書道部の小野澄怜さん、県立岡山朝日高等学校囲碁将棋部の茅原有希さん、県立岡山操山高等学校文學部の稲葉愛美さん、団体の部で明誠学院高等学校吹奏楽部、県立岡山朝日高等学校囲碁将棋部、おかやま山陽高等学校吹奏楽部、県立倉敷鷲羽高等学校演劇部が表彰されました。

　４月８日、県内初の中等教育学校となる県立岡山大安寺中等教育学校で、第１回入学式が行われました。
　県立岡山大安寺中等教育学校は、中学校から高等学校に相当する６年間を１つの学校として一体的な教育を行い、教育の一層の多様化や生徒・保護者の学校選択幅の拡大とともに、生徒一人一人の個性や才能の伸長を図ることをねらいとしています。式では、大塚雅嗣校長から１期生の自覚と誇りを胸に、大安寺に新たな歴史を刻んでもらいたいと式辞が述べられました。

　４月９日、県立高等学校再編整備に伴う、新しい県立津山工業高等学校の入学式並びに開設記念式が、同校で行われました。
　新しい県立津山工業高等学校は、県立弓削高等学校と県立津山工業高等学校の再編整備により開設されたもので、１学年７学級（今年度から新設されたデザイン科を加えた、７つの専門科）からなります。式では、宮田克己校長から新入生に対し、足下を見据え、目標をもって新たな生活を始めてもらいたいと式辞が述べられました。

　県教育委員会では、学校・家庭・地域の教育力を結集し、子どもたちの豊かな心や社会性をはぐくむとともに、社会全体で子どもを見守り育てていく機運を高めるために、毎月１０日を「岡山県下一斉あいさつ運動の日」としています。４月１２日には門野県教育長が倉敷市立茶屋町小学校を訪問し、あいさつ運動を行いました。