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吉備高原都市~未来を見つめたコミュニティ-ゾーン~(整備方針)
吉備高原都市の今後の整備方針について(平成14年3月)
吉備高原都市については、平成9年11月に策定された行財政改革大綱により、後期計画B、Eゾーンの事業着手(用地取得も含む)が凍結されており、凍結期間の終了する平成12年度から、その取り扱い等、今後の整備のあり方について、有識者から意見を聴取しながら検討を進めてきたところであるが、昨年12月14日に、有識者の方々による検討会から、これまでの検討結果を取りまとめた報告書「吉備高原都市の今後の整備のあり方」をいただいた。
そして、その報告書を広く県民の皆様に公開し、御意見をいただいたところである。
このたび、これらを踏まえて、最終的に検討した結果、吉備高原都市の今後の整備方針を次のとおり決定した。今後は、住民の方々、立地施設、地元町等と連携を図りながら、この整備方針に基づき、吉備高原都市の活性化に努めてまいりたい。
そして、その報告書を広く県民の皆様に公開し、御意見をいただいたところである。
このたび、これらを踏まえて、最終的に検討した結果、吉備高原都市の今後の整備方針を次のとおり決定した。今後は、住民の方々、立地施設、地元町等と連携を図りながら、この整備方針に基づき、吉備高原都市の活性化に努めてまいりたい。
I 基本的な方向
吉備高原都市の今後の整備については、現下の厳しい社会経済情勢を踏まえて、次のように
進めていくものとする。
【第1段階】
これまでに蓄積された優れた資源を最大限に活用しながら、整備済区域の活性化、高付加価値化を図り、新しい時代にふさわしい都市としての魅力を高める。
【第2段階】
第1段階により、後期計画Bゾーン以降の開発ポテンシャルを上昇させ、可能な限り早期に民間を中心とした投資を誘引する。
進めていくものとする。
【第1段階】
これまでに蓄積された優れた資源を最大限に活用しながら、整備済区域の活性化、高付加価値化を図り、新しい時代にふさわしい都市としての魅力を高める。
【第2段階】
第1段階により、後期計画Bゾーン以降の開発ポテンシャルを上昇させ、可能な限り早期に民間を中心とした投資を誘引する。
II 今後の都市整備の進め方
○第1段階:新たなイメージによる都市の創造 -「近未来体験都市」-
吉備高原都市の理念を堅持しながら、今までに蓄積された優れた資源を活かして、整備済区域を「近未来体験都市」として、まちづくりを進める。
このため、「晴れの国おかやま」発の先進的なモデル事業「サンシャインシティプロジェクト推進事業」に取り組む。
□近未来体験都市のイメージ
常に新しい時代を先取りし、様々なライフステージにおいて、質の高い生活を実感できるライフスタイルを提案し、近未来を体験できる都市
(1) 緑の中の快適空間都市
ひと、企業、商業・サービス施設が集まり、豊かな自然の中で快適な都市生活を過ごせる都市
(2) 生きがいの都市
地域交流や多世代交流を育みながら、健康で生きがいと誇りを感じ、いくつになっても自らの生活をクリエイトできる都市
(3) 環境に優しい都市
クリーンエネルギーの活用、ゴミの減量化、リサイクル等、環境にやさしいライフスタイルを実現できる都市
(4) 人に優しい都市
こどもからお年寄りまで、また、障害者も健常者も、互いに支え合い、安心して暮らせる都市
(5) パートナーシップによる都市づくり
住民、企業、ボランティア、NPO、行政など、それぞれが協働してまちづくりを進める都市
【具体的なイメージ】
・ 豊かで美しい緑とゆとりある居住空間、美しい町並み
・ 高速なIT環境
・ 医療・福祉・健康産業等の集積及び職住の近接
・ 生涯学習、ボランティア活動の展開
・ クリーンエネルギーの活用、循環型の都市システム
・ 障害者や高齢者を含むあらゆる世代の共生
・ 安全、安心を確保する都市システムの確立
・ 住民等の参加、参画、まちづくり事業組織の形成
○ 第2段階:後期計画Bゾーン以降の整備
後期計画Bゾーン以降については、今後、整備済区域や社会経済情勢の変化を踏まえながら、現在、分譲中の住宅地、産業施設用地の分譲が概ね完了し、整備済区域の熟度が高まった時点で、改めて整備内容の検討を行う。
その際には、地元町との役割分担やPFI等の民間活力導入の可能性も含めて、事業主体や整備手法を新たな角度から見直しを行う。
なお、それまでの間に、この区域内において、民間等からの開発が見込まれる場合は、都市整備の理念との整合を図りながら、弾力的に対応する。
また、県土地開発公社が先行取得している後期計画区域内の土地(約70ha)については、再取得に向け検討を行う。
吉備高原都市の理念を堅持しながら、今までに蓄積された優れた資源を活かして、整備済区域を「近未来体験都市」として、まちづくりを進める。
このため、「晴れの国おかやま」発の先進的なモデル事業「サンシャインシティプロジェクト推進事業」に取り組む。
□近未来体験都市のイメージ
常に新しい時代を先取りし、様々なライフステージにおいて、質の高い生活を実感できるライフスタイルを提案し、近未来を体験できる都市
(1) 緑の中の快適空間都市
ひと、企業、商業・サービス施設が集まり、豊かな自然の中で快適な都市生活を過ごせる都市
(2) 生きがいの都市
地域交流や多世代交流を育みながら、健康で生きがいと誇りを感じ、いくつになっても自らの生活をクリエイトできる都市
(3) 環境に優しい都市
クリーンエネルギーの活用、ゴミの減量化、リサイクル等、環境にやさしいライフスタイルを実現できる都市
(4) 人に優しい都市
こどもからお年寄りまで、また、障害者も健常者も、互いに支え合い、安心して暮らせる都市
(5) パートナーシップによる都市づくり
住民、企業、ボランティア、NPO、行政など、それぞれが協働してまちづくりを進める都市
【具体的なイメージ】
・ 豊かで美しい緑とゆとりある居住空間、美しい町並み
・ 高速なIT環境
・ 医療・福祉・健康産業等の集積及び職住の近接
・ 生涯学習、ボランティア活動の展開
・ クリーンエネルギーの活用、循環型の都市システム
・ 障害者や高齢者を含むあらゆる世代の共生
・ 安全、安心を確保する都市システムの確立
・ 住民等の参加、参画、まちづくり事業組織の形成
○ 第2段階:後期計画Bゾーン以降の整備
後期計画Bゾーン以降については、今後、整備済区域や社会経済情勢の変化を踏まえながら、現在、分譲中の住宅地、産業施設用地の分譲が概ね完了し、整備済区域の熟度が高まった時点で、改めて整備内容の検討を行う。
その際には、地元町との役割分担やPFI等の民間活力導入の可能性も含めて、事業主体や整備手法を新たな角度から見直しを行う。
なお、それまでの間に、この区域内において、民間等からの開発が見込まれる場合は、都市整備の理念との整合を図りながら、弾力的に対応する。
また、県土地開発公社が先行取得している後期計画区域内の土地(約70ha)については、再取得に向け検討を行う。