ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 農林水産部 > 耕地課 > 水田の整備

本文

水田の整備

印刷ページ表示 ページ番号:0005104 2023年7月12日更新耕地課

農地の集団化と経営体の育成を図るため、ほ場を大きく整形し、用水路、排水路、道路を計画的に配置します。

 需要に応じた米の計画的生産及び水田の有効活用による麦・大豆等の本格的な生産の推進に資するため、地域の実情を考慮しながら、地元農家のニーズに合わせたほ場の整備を行い、農業生産の低コスト化、耕地の汎用化を図り、高生産性農業の実現と、それを担う経営体の育成を推進しています。

地域特性に応じたほ場の整備を推進します。

1.ほ場整備の実施を契機として、認定農業者や一定要件を満たした個別農家・生産組織・農業生産法人・特定農業団体等の担い手を育成し、農用地の利用集積を促進することにより、効率的かつ安定的な経営体が農業生産の大宗を担う農業構造の実現を図ります。
2.地形的に恵まれない中山間地域の水田が持つ、豊かな自然環境の保持、水田による洪水調整機能や水源かん養による県土環境保全など、多面的な機能が十分発揮できるよう、その地域の実情にあった整備を進めます。
3.ほ場整備は、生産性の向上だけでなく、換地により道路、河川等の公共用地や宅地等の転用予定地を計画的に配置するなど、秩序ある土地利用を誘導することができます。
実施前
矢印
実施後

県内のほ場整備率

 本県の水田整備率は、令和元年度末で約65%となっており、現在、県南部の平坦地など高生産性農業地域において整備を進めています。
県内ほ場整備率

事業内容

●農業競争力強化農地整備事業

担い手への農地集積や、農業の高付加価値化等の課題に応じた農地の整備を実施し、豊かで競争力のある農業の実現を目指します。

事業主体  県
採択要件  20ha以上
     (中山間地域は10ha以上)
補助率   国50-55%・県27.5%



●農地耕作条件改善事業

農地中間管理機構を活用した農地集積・集約化や、高収益作物への転換等を推進するため、耕作条件の改善を実施します。

事業主体  市町村、土地改良区等
採択要件  事業費200万円以上
      受益者数2者以上
補助率   国50-55%・県1-20%