岡山県教育史（昭和５１年から平成７年）

　戦後の「児童生徒の急増急減期」の教育史が平成１８年２月に完成する。５カ年計画の所産である。岡山県教育委員会が企画・編集する岡山県の教育史は昭和１１（１９３６）年から２０年を単位に書き継がれてきた。従って今回の出版は昭和５１（１９７６）年から平成７（１９９５）年までの２０年間の記述である。
　世に「歴史に学ぶ」と言う言葉があるが、現代の人々は歴史に学ぶ態度に乏しいように思える。それは、あまりにも目まぐるしく進展する科学技術についていくのが精一杯の社会状況にもあろう。教員養成学部の教育課程でも「教育史」の比重は低い。岡山県で教職を身につけるための基本的参考書である。言葉をかえて言えば、岡山県教職員の必読書の一冊である。この書が読書会のテキストにでも選ばれれば望外の光栄である。
　なお、執筆者は幼・小・中・高・大等の教員、またはその経験者である。

（岡山県教育史編集委員会委員長　 友野　澄雄）

名称

編集

　岡山県教育委員会

体裁

　Ａ５判　８７３ページ　布表紙　背金文字　箱入り　

内容

　昭和５１年から平成７年までの岡山県の教育施策の変遷について掲載
　　第１章　概観
　　第２章　幼児教育・義務教育の発展
　　第３章　高等学校教育の発展
　　第４章　特殊教育の発展
　　第５章　私学教育の発展と充実
　　第６章　高等教育の拡充と改革
　　第７章　学校教育
　　第８章　教職員・現職教育
　　第９章　生涯学習・社会教育
　　第１０章　体育・保健・給食
　　第１１章　文化・芸術
　　第１２章　教育行財政
　　岡山県教育史略年表

発行年月

　平成１８年２月

価格

　５，０００円（送料込み）

申込方法

　「住所・氏名・電話番号・冊数」を記入の上、はがき又はＦａｘでお申し込みください。

申込先