シックハウス症候群を防ぐための自己点検チェックリスト(2)

□ 天井､内壁､床の下地材(ボード等)はホルムアルデヒドの少ないものを選定しましたか。
□ 天井､内壁､床の仕上げ材(合板等)はホルムアルデヒドの少ないものを選定しましたか。
□ 壁材に使用されるクロスに含まれる可塑剤の種類を検討しましたか。
□ 壁紙の糊はホルムアルデヒドなどの防腐剤が入っていないものを選定しましたか。
□ 畳は防ダニ加工されていないものを選定しましたか。
□ 木材保存処理に使用する薬剤の種類を検討しましたか。
□ 防蟻処理(白蟻駆除)に使用する薬剤の種類を検討しましたか。
□ 断熱材に含まれる化学物質に使用する薬剤の種類を検討しましたか。
□ 施工中は､できるだけ化学物質を含まない接着剤を使用しましたか。
□ 化学物質対策について、設計者､施工者等から説明を受けましたか。
＊近年は、ホルムアルデヒドなどの化学物質の発生量の少ない建材も多く市場に流通しています。新築・改築時にこれらを使用することにより、室内空気汚染を防ぐことができます。

□ 換気方法について､自然換気又は機械換気のどちらにするか検討しましたか。
□ 部屋ごとの換気経路を考えた間取りや窓の位置を検討しましたか。
□ 気密性、断熱性を考慮して換気計画を検討しましたか。
□ 家族の健康状況（アレルギーなど）を考慮して換気計画を検討しましたか。
□ 家屋周辺で化学物質に汚染される要因について検討しましたか。
（自動車の排ガス、工場の排ガス、農地の農薬の散布状況等）
□ 冷暖房時の換気方法について検討しましたか。
□ 加湿又は除湿対策について検討しましたか。
□ 燃焼器具（ガスコンロ、ガス給湯器等）の排ガス対策について検討しましたか。
＊新築・改築時には、無理のない効率的な換気ができるように、換気計画について十分検討しておきましょう。また、周辺の状況についても検討しておきましょう。

□ 工事中は､設計どおりに施工されているか確認しましたか。
□ 工事完了後､ホルムアルデヒド等の化学物質の濃度測定をしましたか。
□ 業者から換気方法などの住まい方について説明を受けましたか。
□ 入居までの期間、換気を十分に行いましたか。
□ 新しい家具を搬入後､換気を十分に行いましたか。
＊入居してすぐは、室内の化学物質の濃度は高くなりやすくなります。このため、入居後数ヶ月は十分な換気が必要となります。また、化学物質の濃度測定を行っておくことにより、室内空気汚染があった場合、その発生源を見つけやすくなります。