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岡山県における室内空気汚染の実態

印刷ページ表示 ページ番号:0004213 2007年5月15日更新生活衛生課

室内空気汚染による健康障害と汚染の実態

 岡山県が実施した県民2,000人を対象としたアンケート調査によると、住まいが原因で健康を害したことのある人は約10%とかなり高い割合でした。
 健康を害したことのある人の中には、ダニ、カビによるアレルギーやその他の原因による場合も含まれていますので一概には言えませんが、この調査結果から、多くの住まいで化学物質が発生し、室内空気が汚染されたことによって健康障害が起こっていると予想されます。
 岡山県の室内空気汚染物質の実態調査では、VOC(揮発性有機化合物)について、国の定めた指針値を超えていた住宅はありませんでしたが、ホルムアルデヒドでは、指針値を超えていた住宅が数軒見られています。
 また、ホルムアルデヒドの屋内と屋外での濃度と比較すると、明らかに屋内の濃度の方が高い値を示しています。

岡山県における揮発性有機化合物(VOC)の測定結果(単位μg/立方メートル)
区     分物質名トルエンキシレンパラジクロロ
ベンゼン
エチルベンゼンスチレン
岡山県の測定結果
(平成12年度)
  (n=37戸)
平均値29.117.214.97.42.7
最大値139.087.9158.750.275.7
最小値3.31.60.00.90.0
全国の調査結果
(平成10年度)
(n=205戸)
平均値21.26.54.94.90.2
最大値444.792.8129.390.16.7
最小値0.20.10.00.10.0
国が示した指針値260.0870.0240.03800.0220.0

岡山県におけるホルムアルデヒドの測定結果(μg/立方メートル)
平成11年度(n=42)平成12年度(n=37)
平均値32( 5)33( 5)
最大値109(17)87(55)
最小値9( 0)1( 0)
*( )内の数字は、屋外での測定結果
*測定は簡易測定法(水サンプラー法)により実施
*国が示した指針値:100μg/立方メートル