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おかやまの米

印刷ページ表示 ページ番号:0731235 2024年7月12日更新農産課

晴れの国から岡山米   おいしさへのこだわり

・岡山県は、温暖な気候条件、晴れの国といわれるほど豊かな日照量、三大河川の豊かな水に恵まれたお米の産地です。

・県北部、中部、南部それぞれの気候や風土に適した品種選定、栽培により、家庭用はもちろん外食産業用、加工食品用、飼料用などの多彩なニーズに応える米づくりが行われています。

・本物の味にこだわり、伝統的な品種も大切にしながら、新しい技術も取り入れた特色ある米づくりに取り組んでいます。

「きぬむすめ」について

 「きぬむすめ」は、良食味品種である「キヌヒカリ」と「愛知92号(祭り晴)」の交配により、平成17年に九州沖縄農業研究センター(福岡県筑後市)で育成されました。外観品質に優れ、多収で、倒伏に強いため栽培しやすく、ご飯の炊きあがりが美しく、甘み・粘りがある極良食味品種です。
 本県では県中部、北部での栽培に適する中生品種(10月上旬頃収穫)として平成26年度に奨励品種に選定しました。県内産地では、施肥や土づくりなど栽培技術の向上により食味向上に取り組んでいます。

きぬむすめ栽培のすすめ [PDFファイル]

8年連続!岡山県「きぬむすめ」食味ランキング特A取得 [PDFファイル/138KB] [PDFファイル/62KB]

収穫期のきぬむすめ

収穫期の「きぬむすめ」

 

高温から水稲を守りましょう!

  出穂後の高温で、米の品質が低下する高温障害への対策を徹底しましょう。

 

高温対策チラシ [PDFファイル/718KB]

 

 

水稲作付面積・収穫量・産出額 

 

種類

平成29年

平成30年

令和元年

令和2年 令和3年 令和4年 令和5年

作付面積

(ha)

合計

30,100

30,200

30,100

29,800 28,800 28,100 27,800

うるち米

(酒米を除く)

28,005

28,230

28,140

28,070 27,050 27,390 27,080

酒米

1,175

1,160

1,180

990 1,000 1,110 1,440

もち米

920

810

780

740 750 710 720

収穫量(t)

163,700

156,100

155,600

150,500 150,900 147,200 142,900

産出額(億円)

370

320

324

284 228 266

農林水産省作物統計、農産課調べ

 

 

主食用米

1 栽培されている主な品種

食味ランキングで特Aを取得した「きぬむすめ」や良食味米のルーツである「朝日」のほかにもおいしいお米がたくさん。

品種

来歴

栽培地域

特長

あきたこまち

コシヒカリ/奥羽292号

北部

コシヒカリを母にもつ、食味・光沢ともに優れた全国ブランドのお米です。岡山県は西日本有数の産地です。

コシヒカリ

農林22号/農林1号

北部~中部

全国で最もたくさん作られている極良食味品種。お米の粒がきれいで光沢があり、柔らかさと強い粘りがあります。

きぬむすめ

キヌヒカリ/愛知92号(祭り晴)

北部~中部

炊き上がりが白くてつやがある美しいお米で、粘りが強く、甘みや粘りがあり、そのおいしさはコシヒカリにも遜色ありません。栽培しやすく外観品質も優れています。

平成28年産から6年連続で食味ランキング特A評価を取得しています

ヒノヒカリ

愛知40号(黄金晴)/コシヒカリ

中部~南部

西日本で栽培が多く、コシヒカリ譲りの、食味、ツヤともに優れた全国ブランドのお米。

朝日

京都旭の純系淘汰

南部

古い品種(昭和6年育成)で「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」などおいしいお米のルーツです。

粘りが強すぎず上品でさわやかな甘味と旨味が特長で、すし飯として人気です。

アケボノ

農林12号/朝日

南部

多収と良食味を兼ね備え、業務用米や酒造用米など幅広い用途に使われています。

粒が大きく、粘りが強すぎず、適度な硬さがあり、どんぶりやチャーハンにおすすめです。

 

2 品種別栽培面積                    

 (単位:ha)

品種

平成29年

平成30年

令和元年

令和2年 令和3年 令和4年 令和5年

アケボノ

5,200

5,460

5,400

5,400 5,100 4,700 4,790

コシヒカリ

4,700

4,700

4,800

4,700 4,600 4,650 4,580

きぬむすめ

2,900

3,400

3,860

4,400 4,500 4,650 4,700

あきたこまち

4,700 4,700 4,600 4,500 4,250 4,200 4,050

ヒノヒカリ

4,900

4,650

4,400

4,000 3,850 3,600 3,180

朝日

2,700

2,650

2,600

2,500 2,450 2,300 2,230

農産課調べ

酒米

1 雄町について

  4大酒米の一つ「雄町」は、備前国 上道郡 雄町村(現岡山市中区雄町)の篤農家 岸本甚造(きしもと じんぞう)翁が、1859年(安政6年)頃に伯耆大山(鳥取県)へ参拝した帰りに見つけた2本の穂を持ち帰り、1866年(慶応2年)に雄町の元となる原種を選抜したと言われています。
  当時は「二本草」と名付けられていましたが、その後、酒米としての評判が高まり、その土地の名をとって「雄町」と呼ばれるようになったと言われています。
 「雄町」は、「山田錦」や「五百万石」などの優良な酒米の先祖であり、多くの酒米が「雄町」の系統を引き継いでいます。収穫期の雄町

雄町のいわれ [PDFファイル/952KB]

雄町の生産状況 [PDFファイル/202KB]

雄町の特長 [PDFファイル/161KB]

◆主な産地(令和5年産)

  岡山市 405ha、赤磐市 183ha

2 酒米の栽培面積

岡山県内の雄町、山田錦の栽培面積(単位:ha)

品種

平成29年

平成30年

令和元年

令和2年 令和3年 令和4年 令和5年

雄町

545

580

600

470 500 580 680

山田錦

630

580

580

520 500 530 730

合計

1,175

1,160

1,180

990 1,000 1,110 1,410

農産課調べ

 

関連リンク

 

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