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インターネットで販売されている医薬品成分を含有した植物末及び植物種子について

印刷ページ表示 ページ番号:0014860 2007年10月12日更新医薬安全課
 千葉県健康福祉部薬務課から、インターネットで販売されている医薬品成分の含有が疑われる製品の買上げ検査を行ったところ、岡山県内の販売業者が販売している植物末及び植物種子から医薬品成分であるブフォテニン又はハルミン並びにハルマリンが検出された旨、本県に通報がありました。
 この成分を摂取することにより健康被害が発生する恐れがあり、県としては製品名を公表するとともに県民に対して注意を促すこととしましたので、お知らせします。

1 製品名

(1)チャクラパンガ(医薬品成分:ブフォテニン)
(2)シリアン・ルー(医薬品成分:ハルミン、ハルマリン)

2 販売業者

夢中企画(前川浩一:岡山県笠岡市)

3 販売業者の違反内容

無承認無許可医薬品の販売(薬事法第55条第2項)

4 本県の対応

平成19年10月9日、販売業者に対し、次の事項を指示しました。

(1)当該製品の販売実績の調査及び報告
(2)当該製品の販売停止及び自主回収
(3)ホームページの当該製品の販売に係る部分の削除

5 県民への注意事項

 現時点では、この製品による健康被害は報告されていませんが、この製品を購入した方は直ちに使用を中止し、身体に異常のある場合には、医療機関を受診してください。

(参考)

検出された成分の概要

(1)ブフォテニン(ブホテニン)
 ヒキガエルの皮膚分泌腺やある種のキノコに含まれる成分で、構造は生理活性アミンであるセロトニンに類似している。幻覚作用、交感神経興奮作用をもつ。類似化合物としてマジックマッシュルームに含まれる麻薬成分のサイロシン、サイロシビンがある。
 
(2)ハルミン、ハルマリン
 モノアミン酸化酵素阻害作用および催幻覚作用をもっている。ヒトではハルミンは多幸感と幻聴を、ハルマリンは知覚異常、めまい、悪心、幻覚をきたす。